自分で釣ってきたタコはめちゃくちゃ美味しい。
タコは色々な料理ができるし、魚が苦手な人でもタコは食べられるという人は多いでしょう。
だからご近所配りでも大喜びされる食材ですよね。
そんなタコですが、いざ調理をしようとすると、この問題にぶち当たる人が結構多いんです。
それは…。
タコを茹でたら皮がボロボロになっちゃうという問題。
これは見た目の問題なんだけど、ちょっとだけ、気持ち的な美味しさが少し下がっちゃいますよね。
なので、こうならないように上手に仕上げたい。
そんな悩みを持つ方に、今回はタコが綺麗に仕上がる茹で方、そして最適な茹で時間をご紹介していきたいと思います。
是非、参考にしてみてください。
釣ってきた生タコを美味しく食べよう!
釣ってきた生タコはもちろん食べますよね。
いや、釣れたからには是非とも食べて欲しいです。
スーパーの海外産とは全然違う風味・味わいがあって、とっても美味しいですからね。
魚と違って処理が簡単なのも良い。
そして、何より長期冷凍保存が効くところも最高ですよね!
そんなタコを楽しみに調理してみたら、なんか見た目がヤバイことになってしまったことがありませんか?
そう。
こんな感じで、、、。
悲惨!タコの茹で方を失敗すると皮がボロボロに剥ける!?
タコが釣れたので持ち帰って、下処理をして茹でたら、なんだか皮がボロボロに…。
せっかくの貴重なタコが、こんな悲惨な姿になってしまった経験はないでしょうか?
僕は何度もあります。
これが何回やってもうまくいかなくて、、、。
もちろん食べる分には別に問題はなくて、調理してしまうとほとんどわからないんですけど、ただ見た目ですよね。
美しくないし、見た目は美味しそうじゃなくなってしまいます。
▶タコの皮がボロボロになってしまう原因
5年前ぐらいだったと思いますが、当時本当にこれで悩んでました。
調べてもわかんなくて、なんでこんなに皮がボロボロになっちゃうんだろうって。
でも、それから年数や数を重ねて試していって、この皮がボロボロになる原因がわかってきました。
その原因と思われるのは主に3つ。
タコの皮がボロボロになったと思われる原因
- タコを強火で茹で過ぎたため
- 塩もみし過ぎたため
- 水が少な過ぎたため
まず、僕の場合のタコの皮がボロボロになる原因は“強火で茹で過ぎ”にありました。
お湯を沸騰させてタコを投入して、その後再沸騰してもそのままグツグツと茹でたまま。
大体3分~5分ぐらいは茹でていました。
それから当時、ヌメリ取りの工程は塩もみ派だったんですが、揉むというよりゴシゴシしまくっていたのも、皮を痛めるひとつの要因だったような気がします。
また、水が少なくてタコの体半分が水面に出ていたのも、良くなかったのかもしれません。
何回かひっくり返して全体を茹でることは意識していたものの、半分高温サウナ状態になっているところを何度も触ってひっくり返す作業はダメだったのかも。
その他にも、締めていないタコだったり、1日以上放置してしまったような新鮮じゃないタコの場合も皮が剥がれやすいと言います。
こういった点を改善していって、今では綺麗な茹でタコが仕上がるようになりました。
なので今回はその経験を踏まえて、同じような悩みを抱えている皆さんを、解決に導けたらいいなと思います。
タコの下処理ヌメリ取り
釣ってきたタコは、まずは下処理が必要です。
内臓を取ってから、汚れ取りとヌメリ取りをしなくてはいけません。
ヌメリ取りは塩もみをする方法もありますが、結構面倒な作業になることと、失敗例のようにゴシゴシし過ぎると皮が傷んでしまう可能性があります。
なので、冷凍してから解凍する方法がおすすめです。
これについては別途解説してあるので、分からない方は先に参照してください。
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タコの茹で方と最適な茹で時間
タコの下処理ができたらいよいよ茹でていきましょう。
まずは手順の確認です。
タコの茹で方手順
- 深さのある鍋を用意する
- お茶の葉を入れる
- お湯を沸騰させてタコを入れる
- 再沸騰し始めたらすぐに火を止める
- タコを冷水で締める
- 水分を拭き取って完成!
手順がわかったら早速取り掛かりましょう。
写真付きで細かく説明していくので良く見ていってください。
①深さのある鍋を用意する
タコを茹でるのに用意したいのは、タコが全身浸かれるような深さの鍋。
浅い鍋だとお湯から頭を出してしまい、均等に熱を入れにくいので、深い鍋がおすすめです。
そこにたっぷりの水を入れていきます。
②お茶の葉を入れる
水の中にお茶の葉を入れてから沸騰させていきます。
お茶の中にはタンニンという成分が含まれていて、タコの鮮やかな色を引き出して色留めをしてくれるそうなんです。
見た目を向上させるものなので、別になければないで問題ありません。
お茶の種類は特に何でもいいそうなので、僕はいただきものの高級茶を使っています(笑)。
③お湯を沸騰させてタコを入れる
タコの全身が浸かるぐらいたっぷりいれた水を沸騰させ、そこに下処理を済ませたタコを入れていきます。
タコの頭を持って、足先を入れたり出したりしながら徐々に入れていくと、足がクルクル丸まってきます。
足元まで全て丸まったら頭も入れます。
頭が膨れて中に空気が入るので、軽く傾けるようにして空気を抜きましょう。
④再沸騰し始めたらすぐに火を止める
タコを入れてしばらくすると再びお湯が沸騰し始めます。
そうしたらすぐに火を止めます。
ここからは火を止めた状態で熱を入れていきますが、タコのサイズ別に時間を変えていきます。
タコの熱入れ時間目安 | |
~300g | 1分 |
300g~600g | 2~3分 |
600g~1kg | 3~5分 |
この位を目安してやっていくと、ほど良く半生のような茹でタコが出来上がると思います。
④タコを冷水で締める
時間がきたらタコを上げて冷水で冷やしていきます。
まずは流水をかけて、普通に触れるようになったかなという頃合いを見て、氷水にドボンします。
この粗熱の取り方には自然乾燥が良いという方がいます。
しかし実際に何度かやってみたのですが、自然乾燥だとベタつきが強く出てしまうんですよね。
そのべたつきで結局皮が剥がれてしまうので、最終的に僕は冷水で締めることにたどり着きました。
もしかしたらべたついたまま、さらに放置すれば密着するのかもしれないので、機会があったらまた今度検証してみたいと思います。
⑤水分を拭き取って完成!
しっかり冷えたなというところで冷水から上げます。
ペーパーで優しく水分を取ってあげれば、キレイな茹でタコの完成です。
※触り過ぎると色落ちしちゃいますよ
美味しいタコ料理を味わおう!
茹でダコが出来上がったら後は料理を味わいましょう。
自分が釣ってきたタコは、スーパーで買ってきたタコとは違って、美味しいですよ!
タコのおすすめ料理
タコのおすすめ料理をご紹介しています。
よろしければご参考にしてみてください。
タコのお刺身 ※記事作成中
タコのお寿司 ※記事作成中
タコのしゃぶしゃぶ ※記事作成中
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まとめ
ということで今回は、タコの皮が剥けないでキレイに仕上げる方法として、茹で方と最適な茹で時間をご紹介させていただきました。
本当に最初は皮がボロボロになりまくって悩んでいたのですが、今はキレイにできたもんですよ。
ポイントは「茹で過ぎない」「触り過ぎない」ことかな。
悩まれている方、この辺を意識しながらやってみてください。
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