近年の神奈川県の“釣り場減少問題”は深刻さを増しています。
全体的に釣り場が減るということは、同時に、数少ない陸っぱりマダコ釣りポイントが減ってしまったことも意味しています。
そんな中、見出したのが、兼ねてから挑戦したかった東京湾横浜マダコ船。
噂には聞いていた「腕利きマダコ大好き船長」のいる黒川本家さんに乗船してきました。
陸っぱりタコ釣りポイント減少
自称“タコ釣り師”。
なんてカッコつけた言い方ですが、タコ釣りが大好きな私、TAK。
今までずっと陸っぱりでタコ釣りをしてきましたが、今年は最悪なことにメインのタコ釣りポイントが2箇所もなくなってしまい、心の底からショックを受けています。
②福浦岸壁…台風被害で立入禁止(防潮堤工事中)
どちらも良く釣れる「合法タコ釣りポイント」でしたが、まさかこんな事態になるとは思ってもいませんでした。。。
合法で陸っぱりタコ釣りが楽しめるポイントは三崎港や福浦岸壁だけに限りませんが、さすがにメインポイントが2箇所もなくなれば、残る限られたポイントを取り合う形になり、混雑場を避けたい自分としては意欲もダダ下がり。。。
マダコ船デビューは黒川本家
そんな時に目を向けたのはマダコ船。
前々から気にはなっていたのですが、例年、陸っぱりで十分過ぎる釣果が出ていたため、わざわざ船に乗る必要性がなかったのです。
でも、このような状況下、『乗るなら今でしょ!」ということで横浜新山下から出船の黒川本家にて乗船予約しました。
▶タコエギ専門船
横浜のマダコ船を出船している船宿はいくつかありますが、黒川本家は基本的にはタコエギ専門船になります。

竿釣りになるので軽量テンヤはOKとのことですが、トラブル防止のため、詳しくは事前にお問い合わせください。
オモリは30号メインに~50号まで、根掛かり対策で多めに準備しましょう。
▶女性にも人気
今やマダコ船は夏の風物詩。
手軽な上にとっても簡単に、美味しい高級マダコが釣れるということで、女性にも人気です。
当日も何名か若い女性の方が乗船されており、バンバン釣り上げていました。
▶優しくユニークな釣らせるタコ大好き船長
なぜ黒川本家なのかと言うと、黒川本家にはタコ大好き船長で有名な大堀船長がいて、タコを釣らせる腕前も相当なものという評判があったからです。
ちなみに少し前のライトアジ船で乗船した時に色々アドバイスいただいたのも大堀船長です。
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これまで東京湾横浜ライトアジ船と言ったら山下町の有名船宿『渡辺釣船店』の利用がほとんどでしたが、前回イマイチな釣果だったため、以前見つけていた乗船料金がメチャ安くて気になっていた、お隣の『黒川本家』を利用してみることにしました。 激[…]
タコ船の出船前には初心者向けの“タコ釣りレクチャータイム”があります。

『根掛かりし難い仕掛けの作り方』『根掛かりし難い誘い方』そして『釣れる誘い方』を丁寧に教えてくれますので、素直に説明どおり実践してくれれば、ほぼ確実に釣れてしまうでしょう。
マダコ船釣行における必需品
準備をしながら隣の人に挨拶していた時、ふと見るとお隣さんがバケツに何やら入れていました。
「コレ便利ですか?」と聞いたら「ないとヤバイですよ」「割高だけど宿で売ってるかも」と言うことで、焦って買いに行くと売り切れ…。
仕方ない、今回はナシで。。。と思っていたら、お隣のお兄さん、船長に聞いてくれて、なんと操縦室にあった“それ”を売ってくれました。
船マダコ釣りの必需品とは…。

洗濯ネット(大)です。
タコが釣れたら入れておくネットですね。
釣具店に置いてあるタコ用ネットではなくて、100均で売ってる“洗濯ネット”ってところがミソですよね。
お隣のお兄さんのおかげで無事買えて良かったです。
▶忘れ物
そしてもう一つの大切な必需品。
なんとライフジャケットを忘れてしまいました。
いつも船に乗る時は自動膨張式のライフジャケットを持って行くのですが、ついつい忘れてしまったので、ちょっと恥ずかしいけど、船長に伝えて“ザ・救命胴衣”をお借りしました(笑)。