近年の神奈川県の“釣り場減少問題”は深刻さを増しています。
全体的に釣り場が減るということは、同時に、数少ない陸っぱりマダコ釣りポイントが減ってしまったことも意味していますよね。
そんな中、見出したのが、兼ねてから挑戦したかった東京湾横浜マダコ船。
噂には聞いていた「腕利きマダコ大好き船長」のいる黒川本家さんに乗船してきました。
陸っぱりタコ釣りポイント減少問題
自称“タコ釣り師”。
なんてカッコつけた言い方ですが、タコ釣りが大好きな私、TAK。
今までずっと陸っぱりでタコ釣りをしてきましたが、今年は最悪なことにメインのタコ釣りポイントが少なくなってしまい、心の底からショックを受けています。
※2020年7月現在
②福浦岸壁周辺…台風被害で立入禁止(防潮堤工事中)
どちらも良く釣れる「合法タコ釣りポイント」でしたが、まさかこんな事態になるとは思ってもいませんでした。。。
神奈川県内で合法で陸っぱりタコ釣りが楽しめるポイントは三崎港や福浦岸壁だけに限りませんが、さすがにメインポイントが2箇所もなくなれば、残る限られたポイントを取り合う形になり、混雑場を避けたい自分としては意欲もダダ下がり。。。
マダコ船デビューは黒川本家
そんな時に目を向けたのはマダコ船。
前々から気にはなっていたのですが、例年、陸っぱりで十分過ぎる釣果が出ていたため、わざわざ船に乗る必要性がなかったんですけど、、、。
でも、このような状況下、『乗るなら今でしょ!」ということで横浜新山下から出船の黒川本家にて乗船予約しました。
横浜のマダコ船を出船している船宿はいくつかありますが、黒川本家のタコ釣りは基本的に「タコエギ」専門船になります。
昔ながらの手釣りのテンヤはダメってことです。

竿釣りによる軽量テンヤはOKとのことですが、一応トラブル防止のため、事前にお問い合わせください。
オモリは30号メインに~50号まで、根掛かり対策で多めに準備しましょう。
マダコ釣りは女性にも人気
今やマダコ船は夏の風物詩。
手軽な上に、とっても簡単に美味しい高級マダコが釣れるということで、女性にもかなり人気が高まっています。
タコ船の出船前には“タコ釣りレクチャータイム”があるので初心者の女性でも安心です。

※2022年現在、名物船長は黒川本家には在職されていません
初めての方はここでしっかりコツを聞いておくと良いでしょう。
誰に聞くより、船長の言うことを聞くのが一番です。
マダコ船釣行における必需品
そろそろ出船。
ということで、釣り座で準備をしながら隣の人に挨拶していた時、ふと見るとお隣さんがバケツに何やら入れていました。
「コレ便利ですか?」と聞いたら、「ないとヤバイですよ!」「割高だけど宿で売ってるかも」と言うことで…。
焦って買いに行ったらなんと売り切れ…。
仕方ない、今回はナシで。。。と思っていたら、お隣のお兄さんが船長に聞いてくれて、なんと操縦室にあった“それ”を売ってくれました。
船マダコ釣りの必需品とは…。

それは、洗濯ネット(大)です。
タコが釣れたら入れておくネットですね。
釣具店に置いてあるタコ用ネットではなくて、100均で売ってる“洗濯ネット”ってところがミソで、目が粗めのタイプが酸素が行き渡るのようなのでオススメ!
お隣のお兄さんのおかげで無事買えて良かったです。
そしてもう一つの大切な必需品。
なんとライフジャケットを忘れてしまいました(笑)。
いつも船に乗る時は自動膨張式のライフジャケットを持って行くのですが、ついつい忘れてしまったので、ちょっと恥ずかしいけど、船長に伝えて“ザ・救命胴衣”をお借りしました(笑)。