釣りを始める方に知って欲しい『釣りのルールとマナー』7カ条

コロナ禍における緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出自粛を求められる地域もあると思いますので、くれぐれも各自考慮の上、感染対策をして行動しましょう。

昨今、コロナ禍の影響もあってアウトドアブームが到来しています。

釣り業界においても、新たに釣りを始める初心者の方が増えており、週末の計画を立てている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、釣りをする上での基本的な『釣りのルールとマナー』を、TAKが厳選して7つにまとめましたので、入門者の方は是非ご確認していただき、楽しい釣りにお出掛けいただければと思います。

釣りを始める方に知って欲しい『釣りのルールとマナー』7カ条

釣りのルールとマナー
TAK厳選「釣りのルールとマナー」7カ条
  • ゴミは必ず持ち帰るべし
  • 駐車場所を守るべし
  • 漁港は漁業関係者の仕事場と知るべし
  • 立入禁止区域には入るべからず
  • ライフジャケットを着用すべし
  • 騒音や夜釣りのライトに注意すべし
  • 釣り場をキレイにして帰るべし

1.ゴミは必ず家に持ち帰るべし

釣りのルールとマナー
一部の釣り人によるゴミ放置の実態

近年、釣り場で一番問題になっていることが“ゴミ問題”です。
こんなゴミが捨てられている釣り場の光景を、始めて釣りに来た子供が見たらどう思うでしょうか…。

『ごみはゴミ箱へ』

誰もが子供の頃に覚えた言葉ですが、悲しいことに、こんな当たり前のことが守れない現実が釣り場にはあります。
いや、釣り場だけでなく、海水浴場やキャンプ場といった、アウトドア全般の問題と言えるでしょう。

「みんなが捨てているから」といった誘惑に騙されず、自分で出したゴミは絶対に自分で持ち帰りましょう。

2.駐車場所を守るべし

釣りのルールとマナー
走行に支障がある一部の釣り人による路上駐車

「駐車禁止」や「車両侵入禁止」等の看板が設置されている場所への、侵入および駐車は絶対にやめましょう。

「駐車禁止」の標識がない場所での路上駐車も、他の車両の交通の妨げになるような場合や、近隣住民の迷惑になるような場合には、警察が出動して切符を切られたり、当て逃げがあったり、嫌がらせが起きたりすることもあります。

そんなことになれば、有料パーキングの料金より高くつく可能性も高いでしょう。
釣りをしに来て嫌な思いをするぐらいなら、最初から有料パーキングに停めたほうが良いですね。

3.漁港は漁業関係者の仕事場と知るべし

釣り場として紹介されることの多い「漁港」。
しかし、漁港はそもそも漁師さんなど漁業関係者の仕事場です。

そこで釣りをする場合には、「仕事場にお邪魔させていただいている」「場所をお借りして釣りをさせてもらっている」といった感謝の気持ちを忘れてはいけません。

当然、関係者優先の場所なので、釣りをするにあたって何か言われたら、それに従わなければいけません。
船が近づいてきたら移動する、近くで作業をし始めたら移動するのがマナーです。
当然、ゴミの放置はご法度です。

4.立入禁止区域には入るべからず

釣りのルールとマナー
絶対に入ってはいけない立入禁止区域

釣り場を探していたり、釣り場周辺に「立入禁止」を意味する看板や柵等が設置されていた場合、絶対に立ち入らないようにしましょう。

そこは私有地だったり、陥没しやすかったり、落石がある場所だったりと、色々な理由があったりします。
テトラポッドも危険な場所のひとつです。

釣りのルールとマナー
侵入者がいて釣り人の通報により警察官到着

入ってしまえば不法侵入罪で逮捕されてしまうことも、意外と現実的にあることなので、絶対にやめましょう。

こういった場所へ侵入している者がいた場合、事故が起きる前に警察へ通報すれば当人を助けることにもなるし、それが周知すれば、侵入者が減り、釣り場が守られることに繋がるかもしれませんね。

5.ライフジャケットを着用すべし

釣り場周辺を駆け回ったりする子供は特に要注意です。
親が釣りに集中してしまった隙に落水事故にあってしまうかもしれません。

衣類を身にまとったままでの落水は、思っている以上に非常に危険で、海面から50cmの堤防でも這い上がることができないこともあるんです。

▶関連記事:「横浜沖堤防落水事故」から“命”を学ぼう。

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堤防落水事故

それでも自分は大丈夫、誰かが助けてくれると思ってませんか?
初めて会った赤の他人に命を預けられますか?

自分の命、家族の命は自分たちで守りましょう。
ライフジャケットの着用で助かる確率は確実に上がります。

6.騒音や夜釣りのライトに注意すべし

釣りをする時に仲間同士でワイワイやるのはとても楽しいんですが、時と場合によっては注意が必要です。
あまりに度が過ぎると、周囲の方からすれば“うるさい”と思われてしまうし、それによって”魚が逃げてしまう”と思う人もいるでしょう。

また、夜釣りをしていてライトを海に照射する行為も同様で、魚が逃げてしまいますので、周囲の方とのトラブルにならないためにも絶対にやめましょう。

やはり、釣り場はみんなで楽しむ場所ですから、釣り座を決めたらまずは周囲の方に挨拶から初めて、自分たちだけでなく、周りへの配慮をしながら楽しみましょう。

7.釣り場をキレイにして帰るべし

釣りのルールとマナー
撒きエサ・コマセ餌は洗い流さないと異臭がヤバイ

釣りが終わったら、しっかり片付けをして帰りましょう。

「開けたら閉める」「出したら仕舞う」
これも小さい頃から聞きなれている言葉ですよね。

付けエサや撒きエサが散らかっている場合は、必ず水汲みバケツで洗い流し、キレイにしてから帰りましょう。
そのまま放置すると強い異臭となり、次に来る方や周囲の方にとても迷惑が掛かります。
サビキ釣りをする方にとって、ロープ付きの水汲みバケツが必須アイテムなのはそういうことです。

最後のお片付けとゴミを持って家に帰るまでが釣りです。

『釣りのルールとマナー』を守らないとヤバイ!

これらのルールとマナーを守らないとどうなってしまうのか?
それは最悪「釣り禁止」「立入禁止」という事態が待ち受けています。

すでにここ数年、全国各地で「釣り禁止」の場所が急増しており、釣り人だけでなく、釣り業界全体の悩みの種となっていますが、ほとんどの原因は釣りをする”自分たち”なんです。

“自分たちの首を自分たちで絞めてしまっている”という恥ずかしくて情けない、最低最悪の状況。
こんなつまらないことで、友達・家族・恋人と、みんなが楽しめる場所がなくなっていくなんて、本当に悲しいですよね。

今後こういった事態が起こらないよう、これから釣りを始める方は絶対に「ルールとマナー」を守って釣りを楽しみましょう。
※その他、一般常識的に守って欲しいマナーも色々ありますが、そこは割愛します

まとめ

今回はTAK厳選で『釣りのルールとマナー7カ条』をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

どれも簡単で当たり前のことですよね。

これから釣りを始める方、また釣りをしたことがあるけど、あまりマナーを守ってなかったという方も、今一度見直しましょう。

今後自分たちだけでなく、子供たち世代、その先の未来まで、楽しい釣り場を残して行くために、「ルールとマナー」を守って釣りを楽しみましょうね!

※サムネイル画像にもあった7カ条の画像はジョークな表現も入ってますのでご理解ください(笑)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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