青物を狙う時、ロッドはショアジギングロッドを使いますよね。
でも、ショアジギングロッドだとちょっと固すぎるとか、ヘビーすぎるとか、もうちょっとライトなやつが良いんだよなーとか…。
というか、もしかしたらシーバスロッドでもイケるんじゃない？
いや、折れちゃうかな？
なんて考えたことはありませんか？
実際、シーバスロッドってどこまでイケるのか？
シーバスを狙っていて間違って青物が掛かってしまうこともあるでしょうし、そんな時、ロッドは耐えられるのか？
ワラササイズが掛かったら、ちゃんと獲れるのか？
今回は僕が実際に釣り上げた釣果をもとに、シーバスロッドだと、どこまで使えるのか確認していきたいと思います。
シーバスロッドで青物は釣れるのか？
シーバスロッドで青物は釣れるのか？
最初に答えを言ってしまうと、その答えは『YES』です。
シーバスロッドだからと言って、シーバスしか狙えないということではありません。
ただ、一言でシーバスロッドと言っても、そのロッドパワーはL（ライト）からMH（ミディアムヘビー）ぐらいまであります。
どのタイプを使うかによって対象魚も幅広く変わっていき、“青物を釣る”となると『MHミディアムヘビー』ぐらいが良いでしょう。
シーバスロッドのミディアムヘビータイプとなると、大体がランカーシーバスからライトなショアジギングまでいけるよ的なパワーのロッドになっています。
なので、ガチンコ青物専用ロッドまではいらなくて、シーバスもいい感じに釣りやすく、且つ青物が掛かっても獲れる的なロッドが欲しい、という人には、シーバスロッドのミディアムヘビータイプが良いのではないでしょうか。
ただし、メーカーによって、また機種によってその調子は変わります。
実際に触ってみて、それぞれ感触を比べてみるのが良いと思います。
ちなみに…。
ほとんどのルアーロッドには、ブランクスにロッドの長さ・パワー・ルアーウェイトも表記されていますので、ロッド選びの参考にしましょう。
“シーバスロッド”で青物を釣った実績
それでは実際に僕がシーバスロッドで釣った大物たちを見ていきましょう。
シーバスロッドですが、ランカーと呼ばれる80cm以上のシーバスを始め、60cmを超えたワラサ、さらには80cmを超える90cmの大型青物ブリまでも…！
全て“シーバスロッド”で釣りました。
ブリですよ！？
ブリもシーバスロッドで上がるんです！
▶磯から青物ワラサを“シーバスロッド”で釣った実績
2021年夏。
三浦半島の磯でショアジギングをしていて釣り上げたワラサ。
ゴンゴンッ！と強烈な引きでしたが、根に巻かれないようゴリ巻きで寄せて、ランディングの時は磯上までズリ上げました。
良型の62cmありましたが、シーバスロッドでぶち抜きました。
そう。
ブチ抜けるパワーさえありました。
▶サーフから青物ブリを“シーバスロッド”で釣った実績
2020年秋。
三浦半島のサーフでの『ブリ』事件。
人生初のブリがまさかのサーフから上がった。
パンパンに腫れ膨らんだゴン太まん丸ボディーが、強烈に脳裏に焼き付いている。
もう一生釣れることはないであろう、あのサーフブリも、シーバスロッドで釣り上げました。
シーバスロッドで…。
▶サーフでのランカーシーバスは何度もキャッチした実績
2019年、2020年秋。
三浦半島のサーフでランカーシーバス連打！
2019年はまだ当時ブログを解説していなかったので、2020年の魚ですが…。
当時のブログでお伝えしていますが、釣れればほぼ70cmオーバーで、怒涛の連チャンでした。
DUELのモンスターショットがいい活躍をしてくれました！
全てシーバスロッドです。
あ、シーバスロッドだからシーバスが釣れて当たり前か（笑）。
MHだとパワーがあるので、全く慌てることなく、イイ感じに寄せてこれましたよ！
ワラサ！ブリ！ランカーも釣ったシーバスロッドはコレ！
そんなこんな良型の魚を連れてきてくれたシーバスロッド。
実は上級機種のロッドでもなく、高いロッドでもありません。
実はまさかのエントリーモデルのシーバスロッド…。
ダイワの『シーバスハンターX』です。
僕が持っているのは初期モデルですが、今は2021年モデルが発売されていますね。
初期モデル同様に『MHミディアムヘビー』タイプがあります。
これが本当に大活躍してくれてるんですよ（笑）。
元々はサブロッドだったシーバスロッド
僕みたいな庶民はあまり上級機種のロッドは持っていないのですが、「シーバスハンターX」を購入するよりも前に、すでにミドルクラスのシーバスロッドも青物専用ショアジギングロッドも持っていました。
なのになんでまた「シーバスハンターX」を購入したのかと言うと、メインの機種が壊れてしまった時に一時的に使用するサブロッド的な存在が欲しかったため。
また、道具の使い方が結構雑なほうの人間で、、、。
磯で使うとすぐに傷だらけにしてしまうので、壊れてもいいや的にガンガン使える用のロッドみたいな、そういった位置付けのロッドが欲しかったんです。
そのロッドがまさかこんなに大活躍してくれるとは…。
そして、本来の専用ロッドよりも実績を残しているという事実、、、。
正直、これでいいのか、、、（笑）？
“シーバスロッド”の汎用性
「シーバスロッド」はシーバスぐらいまでしか狙えないわけではありません。
ヒラメやマゴチといったフラットフィッシュなんかも割と得意分野で、タチウオのワインド釣りなんかもOK。
エサ釣りのちょい投げやぶっ込みなんかにも使えますよね。
そういった汎用性については、それぞれロッドに記載されているルアーウェイトを気にしておけば大丈夫。
その重さのものは同じように投げれます。
覚えておくのはコレ！
「1号=3.75ｇ」
| 号数 | グラム |
| 1号 | 3.75ｇ |
| 2号 | 7.5ｇ |
| 3号 | 11.25ｇ |
| 4号 | 15ｇ |
| 5号 | 18.75ｇ |
| 6号 | 22.5ｇ |
| 7号 | 26.25ｇ |
上記の表を参考にして、サビキ釣りやちょい投げを楽しんでみてはいかがでしょう？
まとめ
シーバスロッドで青物は釣れる。
シーバスも青物も1本で…とお考えの方は、是非参考にしていただければと思います。
また、少し似たような話ですが、実はメバリングロッドで磯のランカーシーバスも釣れます（笑）。
こちらも記事がありますので、もし良ければご覧になってみてください。
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