皆さんがいつも利用しているネットショップ。
その中でも多くの方が利用しているであろうAmazonと楽天。
大手ネットショップだけに安心してお買い物が楽しめるはずですが、、、。
そこには意外な盲点がありました。
ネットは“リアル店舗より安い”というのはもう時代遅れです。
そんな『思い込み』が被害者を続出させているかもしれません、、、。
今回は、ネットで商品を買う方、ご家族、高齢者にネットショッピングを利用している方がいるという方は、ちょっと注意したほうが良いというお話です。
Amazonや楽天の販売価格がプレミア価格表示に?
ネットショップ大手のAmazonと楽天。
今や誰もが知る、BIG通販サイトです。
通販で商品を購入するために、皆さんも一度は利用したことがあるのではないでしょうか?
そんなAmazonと楽天ですが、実は商品の中に、定価を超えた金額、つまりプレミア価格で販売している商品があるのをご存知でしょうか?
パッと見た目はわかりません。
例えば、定価1,000円のものが1,500円とかで、普通に販売されていることがあるんです。
この場合、残念ながら「定価がいくらだけど当店はいくら」といった表示はありません。
全部ではないかもしれませんが、両方を表示して販売しているショップは少ないのではないでしょうか?
これは気をつけないと、、、。
プレミア価格表示のせいで“被害者”が続出中!?
どういう商品がこういったことになっているのかと言うと、、、。
所謂、人気商品や入手困難品などです。
こういった希少価値がある商品は、Amazonや楽天でも、定価よりも高いプレミア価格で販売されていることがあり、しかもあたかも“通常”価格のように、自然と販売されているのです。
これがどういう事態を引き起こすかというと…。
その値段が“通常金額”だと思って購入してしまうことがあると言うことです。
実店舗もしくは別のネットショップでは、定価で販売していたり、もっと安い価格で販売しているのに、一般的な価格より高い金額で買ってしまう可能性があるのです。
あなたの側にも、そういったことを知らずに、高額な商品を購入してしまった方はいませんか…?
高齢者がAmazonと楽天を利用してたら注意せよ!
この問題で特に注意したいのは高齢者です。
なぜなら…
『“ネット”で買うと安い』
という概念が刷り込まれているからです。
定価より高い金額になっているにもかかわらず、高齢者はただただ“ネットは安い”と思っているので、通常より高いプレミア価格だったとしても、気付かずに普通に購入してしまう恐れがあるんです。
これは危ないですよ!
一度、ご両親とかに確認しておいたほうが良いかもしれません。
ポチる前に一旦定価を確認してからにしろよと、、、。
釣りブーム到来!釣具がプレミア化する時代
人気商品、入手困難品、プレミア商品と言えば、昨今、釣具業界にもそういった商品が目立ってきています。
ルアーで言えば、例えばメガバスの『カゲロウ124F』、ブルーブルーの『ブローウィン140S』などが、ここ2~3年ほどで急に入手困難になり、プレミア付きの商品となっています。
例えばコチラ⇩⇩⇩
人気のメガバスの「カゲロウ124F」ですが、この商品のメーカー希望小売価格は税込2,530円です。
それがAmazonの場合、約4,000円~6,000円というプレミア価格で販売されているのです!!!
※2021年11月21日現在
どうしてプレミア価格になってしまったのかと言うと…。
大きな要因は、新型コロナウイルスの影響です。
コロナの影響が後押しする形でアウトドアブームが訪れ、「釣りを始めたい」という初心者層が一気に爆増し、釣具の需要が急激に高まりました。
これに加えて、生産国における新型コロナウイルスによる問題が重なったことで、需要と供給のバランスが崩れていき、竿やリール、ルアーや仕掛類も含めて、全体的に品不足の事態に陥っているのです。
こうして、人気メーカーの商品はそれまでよりさらに入手が難しくなってしまったのです。
やっと入荷して陳列されたと思ったら即完売することも珍しくなく、あるメーカーのロッドは1〜2年待ちになっている商品もあります。
こういった商品にはプレミアが付くため、所謂、転売ヤーがたくさん購入して、オークションやフリマサイトで転売されるという事態が横行してしまっているほどです。
そして問題は、転売ヤーではなくても、こういった商品がAmazonや楽天のショップで普通にプレミア価格で販売されてしまっている現実です。
これでは、釣具に詳しくない方や釣りを始めたばかりの初心者などは、間違って高い金額で買ってしまうことにもなりかねないのです。
被害防止!かんたんに定価を知る方法!
こういった被害者が世間にはたくさんいるのではないでしょうか?
購入側からすれば、定価も添えて表示してくれれば有難いのですが、おそらくそういった義務はないのでしょう。
なので、対策としては、間違って高すぎるプレミア価格で購入してしまわないよう、購入者自らが定価を調べていかないといけないのです。
それでは、商品の定価を調べたい時、どうやって調べますか?
これを防止するにはどうしたら良いのでしょうか?
メーカーのホームページに行って商品まで辿り着けば記載されていますが、記載されていない商品も多数あります。
しかも結構面倒くさいです。
定価がわかる便利なサイトがあったらいいな…と思ったのですが、それっぽいサイトで実際にやってみても本当の定価が出てくる商品と出ない商品がありました。
これではダメです。
ではどうすれば…?
というのは、やっぱりネット検索の基本中の基本。
普通にキーワード検索で調べるのが一番早そうです(笑)。
定価を知れれば良いので、ネット検索で『商品名 定価』と、間にスペースを入れて検索しましょう。
これでうまく出てこない場合は『商品名 希望小売価格(メーカー希望小売価格)』と入力しましょう。
これで、定価もしくはメーカー希望小売価格が出てくると思います。
これがわかれば、ネットショップの販売価格が普通より安いのか、もしくは高くなってしまっているのかがわかるでしょう。
通常より高い金額で間違って買わないための解決策は、購入する前に自分で調べるということです。
調べ方はキーワード検索。
とても簡単なことなので、ポチる前に一旦調べましょう。
定価と希望小売価格の違いとは?
ちなみに「定価」と「希望小売価格」って意味が違うのは知ってました?
恥ずかしながら、僕は同じようなものだと思ってましたが、、、。
定価は、あらかじめ決められた販売価格のことで、原則として値上げや値下げは認められていません。
対して、希望小売価格(メーカー希望小売価格)は、商品のメーカーなどが小売業者に対し、「この値段で販売して欲しい」という希望で付けられた価格。
定価のような拘束力はなく、実際の販売価格は小売業者の裁量で決められる。
定価は、あらかじめ決められた販売価格のことで、原則として値上げや値下げは認められていない。 希望小売価格(メーカー希望小売価格)は、商品のメーカーなどが小売業者に対し、「この値段で販売して欲しい」という希望で付けられた価格。 定価のような拘束力はなく、実際の販売価格は小売業者の裁量で決められる。
オールガイドより引用
つまり、メーカーのホームページ等で「定価〇〇〇〇円」と記載があるものは、原則としてネットショップでもそれ以上の金額はついていないはずです。
「メーカー希望小売価格〇〇〇〇円」となっていた場合は、ネットショップで自由に高くしたり安くしたりできてしまうというわけですね。
まとめ
Amazonや楽天という大手サイトの場合、安心感で即購入してしまう人は多いと思います。
しかし、実際は通常価格より高く販売している商品も存在しているので、他のショップと金額比較するとともに、定価を調べて、本当にお買い得になっているのか気にした方が良いでしょう。
先ほども言いましたが、高齢者のご家族がいらっしゃる方は、一応教えてあげたほうが良いかもしれませんね。
▶関連記事:転売防止策が話題!釣りプロのオンラインショップ
昨今、釣具の中で、特に新品ルアーのプレミア化が目立ってきているのをご存知ですか? 十数年前まではあまり見られなかった兆候ですが、新型コロナウイルスによるアウトドアブームの影響もあって、生産が少なくて人気があるルアーはプレミア化してい[…]
▶関連記事:新品ルアーがプレミア化する時代が到来!
“レア物”と呼ばれ、『プレミア価格』が付く釣具がある。 昭和の香りがプンプンする『オールド』な古い釣具たちです。 太郎 オールドルアーって本当に独特の匂いがするワンね! と言っても、プレミア価格が付くのはエサ釣り系の釣[…]
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ご質問はお気軽に『お問い合わせ or Twitter』までお寄せください。
Follow @TActionzTwitterフォローからご質問コメントお待ちしてます!