ハゼの泳がせ釣りでマゴチを狙う時に必要な「ハゼ餌の量」について

陸っぱりでハゼの泳がせでマゴチを狙う際、活き餌のハゼの量ってどのくらい必要なのか?

これは初めてやる方にとっては気になるところですが、、、。

ちょっと2,3時間遊ぶなら、、、1日遊ぶなら、、、と大体でも必要な量を知っておきたいですよね。

それがわかっていれば、どこかでハゼを釣ってくる時のやめ時や、お店で買う量の基準になることでしょう。

ということで今回はTAKのハゼマゴチ釣りの実戦経験も加えて確認していきましょう。

ハゼの泳がせ釣りでマゴチを狙う時の「ハゼ餌の持ち具合」の違い

ハゼの泳がせ釣りでマゴチを狙う時に必要な「ハゼ餌の量」について
ハゼを泳がせてマゴチを釣る!

ハゼの泳がせでマゴチを狙う時に必要な「ハゼ餌の量」、これ、考え方を変えれば「ハゼがどのくらい持つのか?」ということになりますよね。

それがわかれば必然と必要な量がわかるはずです。

ただ、これは一概には言えません。

僕が実際に何度か挑戦してみて思うのは…。

使っているタックルと、投げ方、釣り方、仕掛け、そしてその時の海の状況によって変わってくるというのが正直に思ったところ。

どういうことなのかと言うと…。

使っているタックルによる餌持ちの違い

「タックルによってハゼ餌の持ちが違う」というのはどういうことなのか。

ここで言う“タックル”とは主にロッドのこと。

ハゼを泳がせてマゴチを狙う際に使うロッドは、ルアーロッド(シーバスロッドやエギングロッド)、磯竿2~3号、投げ竿などが使われますよね。

これらのロッドは当然ながら“調子や固さ”が違いますが、それをそれぞれ振った時に掛かる『G』の強さによって、ハゼに掛かる負担が変わってきます。

負担の強い、反発力のあるロッドはやっぱりハゼに与えるダメージが強いのです。

磯竿のような柔らかい竿なら負担が軽減されるので、ハゼの持ちも良くなりますよね。

投げ方による違い

これと同じような考えですが、当然投げ方によっても、ハゼに与える負担は変わってきます。

思いっきりフルキャストする場合と、優しくソフトに投げる場合。

どちらがハゼに優しいかわかりますよね?

遠投重視ならフルキャストを選択したくなりますが、ハゼがすぐ弱ってしまうというデメリットがあるので、竿とのバランスも考えながら調整が必要です。

釣り方による違い

そして釣り方による違いもあります。

ハゼの泳がせでマゴチを狙う場合、釣り方は大きく分けて2通り。

  1. 置き竿「放置プレイスタイル」
  2. サビいて誘う「誘惑プレイスタイル」

※言い方はTAK独自のものです(笑)

この2通りの方法では、それぞれハゼの持ちが変わってきます。

置き竿「放置プレイスタイル」

放置プレイスタイルはその名のとおり、投げた後、あまり動かさずに置いたまま、置き竿で放置したままアタリを待つスタイルです。

投げて放っておく時間が長いのでハゼへの負担は少ないです。

また、誘いのアピールを嫌がる場合があるのか、意外にも放置のほうが良くアタることもあるようです。

周りのマゴチ師が、サビいて誘う誘惑プレイスタイルで釣れていないといった場合には、やってみると良いかもしれません。

サビいて誘う「誘惑プレイスタイル」

誘惑プレイスタイルは、ハゼマゴチの基本スタイル。

ハゼを投げて着底させた後、竿先でズルズルと寄せて止めてまつ、寄せて止めて待つを繰り返す動作。

こうやってサビいて誘ってあげると、マゴチのいる場所を通る可能性も高いし、その砂煙等でマゴチがハゼを見つけやすい。

なのでこの釣り方がハゼマゴチ釣りのスタンダードになっていますが、やっぱりハゼを無理やり動かしてしまうので、ハゼにが掛かる負担は大きくなり、弱りが早いです。

仕掛けによる違い

ハゼを泳がせてマゴチを狙う際に使う仕掛けは中通しオモリ式、天秤式などがあります。

その中でも誘導天秤式の場合、ハゼが一番楽に泳ぎ回れるので、そういった仕掛けを使用することでハゼの負担を軽くすることができます。

元気な状態が長く続くのでアピールにも繋がるでしょう。

海の状況による違い

海にいるフィッシュイーターはマゴチだけではありません。

ハゼを泳がせていると同じフラットフィッシュのヒラメももちろん釣れるし、シーバスも釣れたりもするし、フグに噛まれたり、カサゴやハタ類にとっても好物のエサですね。

そういったエサ取りの有無、またそれがどれだけ多いかにもよってハゼ餌の持ち具合は変わってきます。

ハゼは死んでいても餌として使えるのか?

ちなみにハゼ餌は死んでしまっていても使えるのか?

先に答えを言ってしまうと釣れます。

ただ、ハゼが死んでしまうと上下逆さまだったり、くるくると回転しやすくなるので、仕掛けを止めている間は違和感が出てしまいます。

なので、死んでしまったハゼや弱ったハゼを使う時はスピーディーな動きで誘うと効果的です。

ストップする間を短くして誘うと、ひったくるようなアタリがガツン!と来る場合があります。

ただ、当然ながら生きているハゼの方が強いことは間違いありません。

なので基本的には元気なハゼを使っていきましょう。

実際にハゼマゴチ釣りをした時のハゼの消費ペースは?

磯子海釣り施設でハゼの泳がせでマゴチ釣り!
ハゼマゴチ釣りの活きエサとなるハゼ君たち

僕がハゼマゴチ釣りをした時の平均ハゼ消費量を考えてみると…。

大体3~4投でハゼが弱ってしまいます。

ハゼ餌の量に余裕がある時は、弱ってきた時点でエサ交換をしていくので、15分に1回ぐらいでエサ交換するペースですかね。

ちなみにロッドはシーバスロッドまたはエギングロッドのルアーロッドを使っています。

先ほども言ったとおり、磯竿を使ったり、もっとソフトに投げれば持ちは変わってきます。

ハゼの泳がせ釣りでマゴチを狙う時に必要な「ハゼ餌の量」について

色々と確認してきましたが、これらの要素が絡み合って、それぞれ人によってハゼ餌の持ち具合は変わってくると思います。

そう考えると、ハゼの泳がせ釣りでマゴチを狙う時に必要な「ハゼ餌の量」というのは、コレ!っていう答えはありません。

ですが、それらも総合して大体このぐらいっていうのを、TAK的に答えにしてみました。

エサ取りが少なかった場合という条件を加えてみますが、、、。

ズバリ…!

『1時間に5匹』

大体このぐらいは必要じゃないでしょうかね。

エサ取りが多い場合や負担が掛かりやすい釣りをする場合は、もっとあると良いと思います。

一度このぐらいでやってみて、後は皆さんそれぞれで調整していってください。

まとめ

今回は、ハゼの泳がせ釣りでマゴチを狙う時に必要な「ハゼ餌の量」ということで、確認をしてみました。

これから初めてハゼマゴチ釣りをやる方の参考になれば嬉しいです。

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