いよいよ勝負の時。
ハゼを泳がせてマゴチを釣る=ハゼマゴチ。
今度は東扇島西公園でもなく、大黒海釣り施設でも磯子海釣り施設でもありません。
横浜の陸っぱりからマゴチを狙っていきます!!!
果たして…。
ちょい投げで釣れたハゼを泳がせて釣る
先日、岸壁のちょい投げで大漁に釣れたハゼ達。
まさか苦戦続きだったハゼ入手がこんなにも簡単に大漁に手に入るとは思っていませんでした。
ハゼを泳がせてマゴチを狙う“ハゼマゴチ”釣りには十分な量がある。
このハゼを釣っている時にすでに頭の中では考えていたんですが、このままいけば夕方前にはそこそこの量が釣れる、となれば、そのまま夕マズメにマゴチを…と!?
そう。
この量を全部夕マズメに使い切れはしませんが、一部を使ってこのまま夕マズメに勝負しちゃおうってことです。
プラン的には、朝寝坊で昼前からハゼを求めて動き回り、ハゼ釣りをたっぷり堪能してから、夕方にはそのハゼを使ってマゴチを狙う。
ゆっくりスタートの割には充実している休日じゃないですか(笑)。
マゴチを狙うなら砂地エリア?
ということで向かったのは横浜の不人気釣りスポット(笑)。
たぶん近くでアクセスがもっと良いところがあるのでみんなそっちへ行っちゃうというのと、釣果もそれほどでもないから不人気の場所で、一帯は砂地が広がるエリアです。
マゴチ釣るならやっぱり砂や泥が混じったエリアが有望。
なのでそんな場所を選んでみました。
活きエサとなるマハゼは、さきほど日中に釣りまくったハゼの中から大体10匹ぐらい。
夕マズメだけの1~2時間勝負なので、それぐらいあれば足りるだろうと、選抜して持ってきました。
その砂地エリアで、陽がだんだん傾いてくる時間からハゼマゴチ釣りを開始しました。
このポイントで釣りをするのは、2年前ぐらいにアジングして以来かな?
当時は良く釣れたけど、去年はさっぱりだったし、今年もたまに釣果を聞くけど爆裂してる様子はないね。
そんな場所で始めてみたのですが、、、。
20分ほどやってみて、どうも釣れそうな気がしない。
それはなぜなのかと言うと、ズバリ「地形変化」。
これがパッとしなかったからです。
マゴチを釣りたいなら地形変化に注目!
活きエサのハゼを泳がせてマゴチを釣る。
単純にハゼを放り込んで置いておいて釣れることもあるけど、サビいてきた方が良く釣れます。
そしてこのサビいてくる時、何も意識しないでただアタリに集中してサビいてくるのか、それとも“地形変化を感じながら”サビいてくるのかでは、その後の釣果の差に繋がります。
投げ釣りでもそうですが…。
仕掛けをサビいてくれば、どの辺りに岩や根が点在しているのか、どこがサラサラの砂地でどこがドロドロの泥地で、どこがかけ上がりになってて、、、といったような変化がなんとなくイメージできます。
そんなのわかるのか?
素人には難しいんじゃないか?
と、思う方は簡単です。
砂浜で穴を掘って山を作って、そこにオモリでも仕掛けでも通してみてください。
目をつぶって手の感触だけで引いてくれば、起伏の変化を感じることができるでしょう。
可能なら砂利や泥のゾーンを作ってやってみると、またその変化も感じることができるはずです。
砂浜近くにねぇよ!
って方は布団を折り曲げてやれば、起伏の変化と同じ状況を作れるので、暇な時にでもやってみてください(笑)。
こういった地形変化を頭にインプットしておいて、そこで魚が釣れれば、「あ、こういう所で釣れるんだ」ということがわかりますよね。
マゴチも地形変化が好きな魚です。
というか、魚全般に言えるかもしれませんが、そういった地形に敏感に居着く場合が多いので、次に同じような場所へ投げれば連発する確率も上がり、また他所へ行った時でも、同じような地形を見つければ釣れる確率も上がるのです。
ただこれ、タックルがへっぽこだとわかりにくい(笑)。
高級ロッド、高級リール、高級ラインと、安物との違いは、釣果ではなく、こういったところに現れるのです。
運河ポイントへ移動
ちょっと話は逸れましたが、最初に構えた釣り座は、そんな感じで地形変化が乏しい砂地エリアだったわけです。
で、もしかしたらそれでも粘っていれば釣れたのかもしれませんが、自分の考えではちょっと違うイメージだったんですよね。
なので、場所を移動して、とある運河にやってきました。
砂地エリアかから移動して“運河”ってなぜ?
というのは、先ほども言ったとおり、“地形変化”を期待しての移動です。
運河って大体船が通るじゃないですか。
そういう場所の海底って船が通れるように船道ができている場合が多い。
ということは“起伏がある”ということですよね。
漁港から船が出ていく船道と一緒のイメージです。
なのでそういった地形変化に期待しての移動でした。
で、この移動が結果的には功を奏した形となりました。
ハゼの泳がせ釣りでマゴチ捕獲!
運河ポイントへ移動して、早速ハゼの泳がせ釣り。
ハゼを投入してゆっくりサビいてきます。
するとやはり。
予想通り海底には起伏があるようで、もしマゴチが周囲にいるとしたら、この辺に居着いているはずです。
そして釣りを開始してからわずか5投目でした。
仕掛けをサビいてきて、ちょうどその起伏ゾーンに差し掛かった時、、、。
コンッ!
と、小さいアタリ。
おや?
と思ったら、竿先が…。
ヌーーーン…。
ヌーーーーーン、、、。
と、動き出し、これは間違いなくマゴチと確信!
ラインを張らず緩めずの状態にして、もう一度持って行く瞬間を見定めて…。
おりゃーーー!!!
と、合わせを入れたら…。
ゴンッ!!!
と、バッチリ合わせが決まり、と同時にゴンゴンゴンッ!とヘッドシェイクが始まる!!!
これは強い…!
しかしそのまま構わずゴリ巻きゴリ巻き!!!
そしてそのまま一気にぶち抜くのがオレスタイル!!!
48cm!
本命のマゴチ君が釣れてくれました!
やりましたー!!!
有名どころのマゴチポイントじゃなくても、こんなひっそり運河でマゴチ釣れたー!!!
やっぱり、色々な情報に惑わされないで、自分でポイントを開拓するのって本当に楽しい。
誰にってわけでもないんだけど、何となく“やってやった感”が違うじゃないですか。
オリンピックの誰かが言ってた「気持てぃーーー!!」ってやつと同じ感情(笑)?
とにかくド本命のマゴチを、自分で釣ったハゼを泳がせて食わせた。
今シーズン2度目のハゼマゴチGETです!!!
まさかの獲物!獰猛フィッシュイーター!
1匹釣って感動の余韻に浸りたいところですが、時合い到来とばかりにすぐさま追加を狙っていきます。
欲張りにもう1匹と、同じ箇所へ続けて狙う。
しかし、そう簡単にはいかず、連発ならず…。
その後も1時間ほどそこで粘ってみたのですが、追加はできませんでした。。。
ならばと、運河沿いを歩いてポイントをズラしながら探っていきます。
探る方向を扇状に、1投1投広く探るイメージで投げていると…。
コンコンッ!
とアタリが!?
一呼吸おいて、そろそろ食い込んだか?と思われたタイミングで合わせを入れると…。
コンッ!
とヒット!
しかし、なんか軽い…。
あれ、付いてるのか?
なんだなんだ???
と、思ってると…。
こいつは…。
ハゼを丸飲みですが…。
カサゴ君ですね。。。
と言ってもこのカサゴ君、めっちゃ小さいんだけど…。
こんなチビカサゴでもハゼを丸飲みしていくんですね。
ちょっとビックリです。
最後のハゼを泳がせたラスト1投でドラマが!?
カサゴ君はリリースして、気を取り直して再開します。
この頃、時間的にはもう陽が落ちて後は暗くなるだけみたいな時間帯。
残されている時間は少ない。
すると、、、。
コンッ!
と一発アタリがきました!
よし!
ラストチャンス!
後は食い込みを待つだけ…。
じっくり待つ、、、。
と、思ったのですが、
回収してみると…。
えーーーー!!!
頭だけーーー!!!
やられました。。。
これは完全にマゴチに違いない…。
ラストハゼで。。。
こんな時間がない時に…。
ハゼ追加の延長戦は…
ラスト1投とかそういう時って意外と何か起こるもんですね。
こんなのやられてしまってはこのまま帰る訳にはいかないですよね。
ということで、急いで駐車場へ戻って車から追加のハゼを持ってきました。
マゴチはいる。
後はこの新鮮で元気の良いハゼを目の前に通すことができれば…。
と、先ほどエサを食いちぎられたポイントへ急いで投入。
すると、、、。
無反応…。
ハゼを取りに行っている間にどこかへ行ってしまったのでしょうか。。。
最初からあと1〜2匹多くハゼを持っていれば…。
なんて、たらればを言ったら何でもアリになってしまいますが、やっぱり少し悔やまれます。。。
しかし、この後ヘッドライトがないと仕掛けも結べないぐらいに暗くなってしまったので、残念ながら今回の釣行はこれにて終了!
お疲れ様でした!
釣果
マゴチ×1匹、カサゴ×1匹(リリース)。
まとめ
今回は新規開拓ポイントでハゼの泳がせ釣りをして、マゴチを狙ってみました。
最初のエリアに早々に見切りを付け、移動したポイントでしっかり釣果を得ることができ、さらにはもう1匹追加で釣れそうなところまでもっていけたことはとても嬉しかったです。
やっぱり“釣り”はイメージ、想像することがとても重要で、そして楽しみなところ。
これからももっと想像力豊かに釣りを楽しんでいきたいです。
そしてシーズン終盤となるハゼマゴチ。
ガンガン狙っていきたいと思います!!!
SPECIAL★TACKLE
今回使用したタックルをご紹介します。
※廃盤の場合等はおすすめをピックアップ!
ROD ≪メジャークラフト≫ファーストキャストFCS-862EL
2号前後のエギを使用した秋イカ狙いに最適なモデルです。遠投に優れた長さで、秋イカ攻略の定番的アイテムです。その他に、10g前後のジグヘッドやマイクロジグでの根魚や黒鯛、カマス、小サバ狙いにも使用可能。ルアーフィッシングの他にもチョイ投げでのキスや、サビキでのアジ狙いにもオススメです。エギングロッドなら汎用性があって色々できますよ!
REEL ≪ダイワ≫20レブロスLT3000-CH
中型魚を狙った幅広い釣りに対応するハイギアモデル。3000番のコンパクトボディモデルで、#2500より巻糸量が多く、幅広い釣りに対応が可能。エギングは勿論、湾内でのシーバス、本流でのニジマス・ヤマメ・アマゴ等のマス類と様々な釣りに対応可能なモデル。堤防釣り等にもオススメ。巻取りの速さからルアーの回収速度が上がりテンポの良い釣りが可能に。
SPECIAL★TOOL
今回使用したオススメアイテムをご紹介します。
LINE ≪DUEL≫ハードコアスーパーX4/1号
撥水性が高い為、水をはじきやすく、ストレスのない操作性を実現!ダイレクトな操作性でルアー本来の性能を100%引き出します。「H.I.P.製法」×「特殊コーティング」により、通常PEと比較し、約3倍の耐摩耗性を発揮。H.I.P.製法によって原糸一本一本を密着し適度なハリとコシをもたせているため、風に強く、ガイドがらみも減少し、扱いやすい。ルアーキャスト時や操作時のトラブルが激減。ストレスなく釣りをする事が出来ます。
LINE ≪DUEL≫ハードコアパワーリーダーCN/20lb
フロロカーボンとナイロンをブレンドした超強力複合素材「カーボナイロン®」を採用。ナイロンの操作性、強力な直線・結節強度と耐久性。遠くのアタリもしっかり感知し、フッキングさせるフロロカーボンの低伸度性と高感度を兼ね備えたハイブリッドショックリーダー。扱いやすく、巻きぐせもつきにくく、ノットシステムも組みやすいしなやかな特性。
LINE ≪DUEL≫ハードコアパワーリーダーCN/16lb
フロロカーボンとナイロンをブレンドした超強力複合素材「カーボナイロン®」を採用。ナイロンの操作性、強力な直線・結節強度と耐久性。遠くのアタリもしっかり感知し、フッキングさせるフロロカーボンの低伸度性と高感度を兼ね備えたハイブリッドショックリーダー。扱いやすく、巻きぐせもつきにくく、ノットシステムも組みやすいしなやかな特性。
SINKER ≪浜田商会≫パックオモリナツメ/7号
オーソドックスな中通しオモリです。
HOOK ≪ささめ針≫カン付丸セイゴ/16号
お得な50本入りです。
タックルデータ
■リール:≪ダイワ≫20レブロスLT3000-CH
■ライン:≪DUEL≫ハードコアスーパーX4/1号
■リーダー:≪DUEL≫ハードコアパワーリーダーCN/20lb
■ハリス:≪DUEL≫ハードコアパワーリーダーCN/16lb
■オモリ:≪浜田商会≫パックオモリナツメ/7号
■針:≪ささめ針≫カン付丸セイゴ/16号
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