漁港の釣り禁止問題解決へ期待のサービス「海釣りGO!!アプリ」が登場!

釣り場減少に歯止めを。

全国の釣り人だけでなく、釣り業界として注目の新サービスがスタートする。

その名は『海釣りGO!!』。

漁港を‟公式に”釣り場として利用できる画期的なサービスです。

海釣りのポイントとして昔から馴染みのある漁港は、近年、釣り人によるゴミ放置問題などで釣り禁止にするところが増加しており、釣り業界全体としても深刻な問題になっていました。

海釣りGO!!はこの問題を解決する、どちらにとってもメリットのあるサービス。

専用のアプリを使ってお手軽に利用することができるんです。

そんな釣り業界全体が注目する『海釣りGO!!』はどんな仕組みになっているのか?

詳しく見ていきましょう!

海釣りGO!!とは?

海釣りGO!!を一言で表すと、専用アプリを使うことで公式的に漁港を釣り場として利用できるサービスです。

漁港は足場がしっかりしているため比較的安全で、ファミリーフィッシングなど、気軽に海釣りが楽しめるポイントとして昔から多くの釣り人が利用していたと思います。

しかし、実は漁港という場所は釣りができる場所ではあるけども、漁港管理者側からすればそのほとんどが‟公式的な釣り場”としては位置づけていません。

この状態をシステム的に管理し、双方にメリットがあるよう、漁港を公式的に釣り場として利用できるサービスにしたのが海釣りGO!!なんです。

TAK
TAK
釣り場の未来に期待が持てるぞ!

海釣りGO!!が生まれた背景

コロナが流行した際、釣りは密にならないレジャーとして人気が急上昇しました。

釣り業界内では‟コロナ特需”と呼ばれ、多くの釣具店で来店も売上も伸びるなどのバブルを味わったことでしょう。

しかしその一方で、ルールやマナーを守れない釣り人や、そもそもそれを熟知していない初心者が釣り場に殺到し、ゴミ放置をはじめ迷惑駐車や立入禁止場所侵入、漁業や漁船への迷惑行為などの問題が加速。

メーカーや釣具店、優良アングラーからの訴えの声もむなしく、全国各地の漁港が次々と釣り禁止となり、釣り人自らが自滅していく様子に全国からため息が聞こえていたような気がします。

本来、漁港という場所は漁師さんの仕事場であり、釣り人が勝手に入って堂々と我が物顔で釣りをしていい場所ではありません。

もし釣りができる漁港であっても、それはあくまで漁師さん達のご厚意でその場を開放していただいているだけで、人として当たり前のマナーを守りつつ、仕事の邪魔にならないように釣りをさせてもらわなければいけないのです。

海釣りGO!!のモデル地となる田子漁港でも同様に漁業者と釣り人のトラブルが元となり、2022年7月から釣りが禁止になってしまいました。

「このままでは海釣りという身近な遊びを次世代へ残せない」「なんとかしなくては」という危機感から、地元住民・漁協・町・民間企業が想いをひとつにして、この海釣りGO!!のサービスが生み出されたそうです。

漁港を利用する釣り人はルール遵守が義務

海釣りGO!!ではこういったトラブルを回避するため、釣り人を漁港利用者として位置づけ、釣りをする場合は海釣り券の購入と釣り場ルール遵守を義務化します。

釣り禁止エリアやゴミ捨て禁止などの釣り場ルールに同意した上ではじめて釣り券を購入することができるシステムになっており、釣り場で巡視員が見回った際には、アプリ上で購入した海釣り券を確認する場合があります。

これらに対して違反が発覚したり、注意をしても是正されない場合は通報の対象になってしまいます。

とは言え、決して厳しいものではなく、釣り人としては当たり前の基本的なルール。

ルールを守っていれば、漁港を公式的な釣り場として思う存分釣りが楽しめるのです。

海釣りGO!!アプリの使い方

漁港を釣り場として利用できる、これまでになかったサービス『海釣りGO!!』。

このサービスを利用するには専用のアプリを使う必要があります。

使い方はいたってシンプルで、釣りをしたい場所を予約して海釣り券を購入したら、あとは釣りに行くだけです。

TAROU
太郎
とっても簡単だワンね!

海釣りGO!!アプリで海釣り券を購入する

まずはアプリで海釣り券を購入しますが、カレンダー形式で釣り場の空き状況が表示されますので、空いている日に予約をしましょう。

釣り場の予約は当日から30日間先までの1時間単位となり、例えば8月1日に2時間、8月8日に3時間といったように、まとめて数回分購入することも可能です。

空き状況によっては時間の延長もアプリ上で行うことができます。

海釣り券購入の支払い方法はクレジットカード決済のみとなっております。
※サービス開始当初

また海釣りGO!!では、小学生以下のお子様には保護者の同伴が必要となります。

見守りや付き添いといった同伴者について、実際に釣りをしない場合でも‟釣り人”として扱うため、利用料金の支払いが必要になります。

海釣り券購入の際には付き添いの方も含めた人数分を購入しましょう。

釣りに行く

海釣り券を購入したら予約しておいた釣行日に釣りに行きます。

車で行かれる方は出発前にアプリ上で駐車場の空き状況も確認ができるので有効に活用しましょう。

もし都合によりキャンセルしたい場合は、予約日時より前であれば海釣りGO!!上で返金の手続きが可能ですが、予約時間が過ぎた後のキャンセルおよび返金は不可となっているので注意が必要です。

日程延期の場合は一旦キャンセル後にあらためて予約を取り直すようにしましょう。

海釣りGO!!アプリで購入券を見せる

釣り場に着いたら巡視員が釣り場の見回りをしていますので、購入した海釣り券を見せてください。

「釣り可能エリア」「釣り禁止エリア」の確認をしてから釣りを始めましょう。

海釣りGO!!アプリで「釣り禁止エリア」の確認も可能

海釣りGO!!のサービスは、本来の漁港機能を損なわず釣り人との共存を実現するため、正式に漁協の許可を得て、漁師さんたちの業務利用があまり発生しないエリアを釣り場所として開放していただいています。

TAK
TAK
正式に許可を得ているので安心です

釣り可能エリア・釣り禁止エリアの区別は、現地の看板でもアプリ内表示でも確認をすることができます。

現段階のアプリ仕様としては、釣り可能エリア・釣り禁止エリアが座標表示された地図画面にて、自分の位置も同時に表示される仕組みになっています。

場所移動する際などに確認するといいでしょう。

海釣りGO!!サービス開始はモデルとなる田子漁港からスタート!

海釣りGO!!サービスは西伊豆町の地域再生プロジェクト「森と海の6次産業化プロジェクト」の一環として実現しました。

2023年度をトライアル年として、まずは静岡県の田子漁港をモデル地としてスタートさせます。

ここでの成功が、今後全国に広まっていくかどうかといった基準になると思うので、一釣り人として応援したいですね。

※田子漁港での釣りは海釣りGO!!アプリのリリース後にお楽しみいただけます。

TAROU
太郎
釣り人はルールとマナーを守って欲しいワンね

海釣りGO!!サービスのモデル地は静岡県の田子漁港

海釣りGO!!サービス最初の釣り場、田子漁港は静岡県賀茂郡西伊豆にあります。

尊之島の影に隠れるような湾奥に位置しており、湾内は急深になっていることからダイビングスポットとしても有名。

夕暮れには西伊豆町の誇る美しい夕日が空を染める、人気の釣り場です。

指定駐車場から釣りエリアへのアクセスが容易で、港内にはトイレも完備。

近隣には漁協ストアーを始めスーパーや飲食店もあるため、ご家族でお越しいただいても安心です。

田子漁港で釣れる魚

シーズン 対象魚
シロギス、メバル、カサゴ、黒鯛、アオリイカ、真鯛
アジ、サバ、イワシ、シロギス、黒鯛、アオリイカ、真鯛、ダチウオ、ワカシ、イナダ、ソウダガツオ、カンパチ
アジ、サバ、イワシ、シロギス、カサゴ、黒鯛、アオリイカ、真鯛、タチウオ、カワハギ
メバル、カサゴ、黒鯛、アオリイカ

※過去の釣果情報参照

田子漁港ではシーズンを通して様々な魚が釣れ、ファミリーからベテランまで楽しめるポイントです。

サビキ釣りやちょい投げ釣りといった初心者向けの釣りはもちろん、ベテラン向きのルアーやエギを使った釣りで大物を狙うこともできます。

湾内が急深になっているため夏には青物などの回遊魚も期待でき、過去にはマグロが上がって新聞に載ったこともあるとか…!?

田子漁港での釣り場開放時間と料金

田子漁港の釣り場開放時間は24時間いつでもOKです。

海釣り券および駐車場の料金は下記のとおりです。

  料金(1時間あたり) 備考
海釣り券 300円/時間 小学生以下は無料
駐車場 100円/時間  

※釣り場利用料、駐車料金は西伊豆町による条例で指定されています
※サービス内容は予告なく変更する場合があります

釣具のレンタルも可能!

田子漁港のすぐそばにあるスーパー『サンフレッシュ田子店』では、海釣りGO!!サービス開始に合わせて釣具のレンタルを開始します。

「一度釣りをやってみたい」「釣具一式を買うまでは…」という方は試しにレンタルをしてみるのも良いでしょう。

釣具レンタルについて

釣具レンタル:500円/1回/1セット
内容:6フィートの万能竿、スピニングリール、紐付きバケツの3点セット
※仕掛け・エサは付属しません
※営業時間(9:30〜18:00)のみ対応、当日中の返却厳守

レンタルは海釣りGO‼利用者が対象になりますので、店頭にてアプリの海釣り券の確認と申込書の記入をお願いします。

その他、エサ、氷、田子漁港に合った厳選仕掛け、道具類(魚つかみ、プライヤー、ヒシャク等)は、スーパー「サンフレッシュ田子店」で購入が可能です。

釣りが初めての方でも安心!

まずは一匹目指して頑張りましょう!

田子漁港での釣りには人数制限や駐車場の台数制限がある

田子漁港での釣りにおいては、釣り場の確保や不要なトラブルを避けるためにも「人数制限」および「駐車場の台数制限」を行います。

逆に言えば、釣り場がない、駐車場がないといった心配は不要です。

駐車場は現在設営中でおおよそ20〜25台。
※2023年7月上旬現在

釣り場人数は駐車場台数に合わせて最終決定となりますが、30人程度になる見込みです。

田子漁港での釣りルールは?

田子漁港での釣り場ルールは現状以下の通りとなっています。

・漁師の近くでは釣りをしないでください
・船が通っているときは投げないでください
・航路に仕掛けを留める行為(遠投カゴ釣り等)の禁止
・同時に竿を出せる本数は一人1本まで
・他の釣り人に危険・迷惑をかけるおそれのあることはしないでください

上記のルールに従って主な釣り方別に見てみると、、、。

  • 投げ釣りOK!
  • サビキ釣りOK!
  • ルアーフィッシングOK!
  • 遠投カゴ釣り不可
  • 泳がせ釣り、ヤエン釣り、フカセ全遊動など△

同時に竿を使えるのは1人1本までなので複数本の置き竿釣りは不可ですが、色々な釣り方を楽しむため、試すために数種類のタックルを持ち込むことは可能です。

投げ釣りやルアーキャスティングは、航路など投げる場所に注意しましょう。

カゴ釣りについては足元サビキや近投なら問題ありませんが、所謂遠投カゴ釣りは航路に届く可能性があるので不可です。

ウキによる泳がせ釣りやヤエンのイカ釣り、フカセの全遊動仕掛けなども、仕掛け位置の制御が困難になるため、他の釣り客が近くにいる場合や船・ロープへの干渉が予想される場合は不可。

海釣りGO!!サービスで釣り禁止問題も解決!?全国の漁港を釣り場に!

近年、漁港と釣り人という関係はこれまでにないぐらいに悪化してしまっています。

ルールやマナーを守らない釣り人の自分勝手な行動により、漁港関係者や地元だけが負担を強いられる不平等が海釣りをめぐる社会課題の根源でした。

しかし海釣りGO!!サービスの登場で、どちらにとってもメリットのあるシステムが出来上がりました。

現時点ではどこの漁港でも利用できるサービスではありませんが、田子漁港をモデルとしてスタートし、その運用状況次第では、全国の漁港・港湾でも展開できる可能性を秘めています。

全国各地、残念ながら釣り禁止になってしまった漁港も、もしかしたら近いうちに釣り場として公式に開放される日が来るかもしれません。

TAK
TAK
心の底から期待しています!

海釣りGO!!サービスが地元の雇用も創出する

海釣りGO!!は釣り人も漁協もどちらにもメリットがあるサービスです。

しかしそれだけではありません。

釣り人から支払われた利用料金は漁港管理者へ届き、漁港の維持管理・資源保護の他、巡視員の雇用にも繋がります。

漁港施設の継続的な美化が実現するだけでなく、地元雇用も創出することができるのです。

まさにメリット尽くしですね!

TAROU
太郎
WIN&WIN&WINだワン!

海釣りGO!!アプリのサービス開始はいつ?

そんなこんなの海釣りGO!!。

サービス開始は2023年7月末となっています。

サービス開始は2023年7月31日に決定!

開始の際、アプリはiOS版とAndroid版が同時リリースとなりますので、インストールをお忘れなく。

釣り人や地元だけでなく、釣り業界全体が注目するべきサービス『海釣りGO!!』。

本当に楽しみですね!!!

TAK
TAK
待ち遠しいぜ!

海釣りGO!!の導入支援

海釣りGO!!サービスへ興味を持った全国の自治体、漁協および漁業関係者の方には、サービス導入支援のご用意があります。

専任担当者がヒアリングから導入、運用までサポートしますので、下記のフォームよりお気軽にお問合せください。

海釣りGO!!お問い合わせフォーム

海釣りGO!!は漁港そのままの状態で開放できるというのがメリットです。

アプリ管理になるので有人受付場所やゲートもいらないし、柵や手すりなどを設置してしまうと本来の漁港機能(岸壁に船を横付けする)に容易に戻せなくなるので、海釣りGO!!では漁港そのままの状態で利用します。

TAROU
太郎
これは検討しやすいワンね

従来の海釣り公園のような新たな設備投資はほとんど掛からないというのは、かなり魅力的ではないでしょうか?

是非ご検討してみてください。

まとめ

ということで今回は、漁港を公式に釣り場として利用できるサービス『海釣りGO!!』についてのお話でした。

何より注目なのはこのサービスが成功し、全国の漁港へと取り入れられていくのかどうかといったところ。

何か問題があっても改善していけばいいと思うし、利用する釣り人は協力していってほしい。

新しい釣り業界の未来のために。

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