ブーム到来!「釣り場減少問題」を解消するSUPフィッシングが流行!?

全国的に「釣り場減少問題」に悩まれている釣り業界。

神奈川県も例外ではなく、かなり厳しい状況に陥っていますが、そんな中、今注目を集めている“釣り”があります。

それは…。

「SUPフィッシング」。

ブーム到来を感じさせる“SUPフィッシング”に注目しました。

SUPフィッシングとは…

『SUP』とは、SUP(サップ=スタンドアップ・パドル・ボード)のことで、海・川・湖などでサーフボードの上に立ち、パドルを使って水面を漕いで移動を楽しむマリンスポーツの1つ。

そして『SUPフィッシング』とは、そのSUPで釣りをすることですね。

SUPフィッシングブーム到来の予感!

SUPもSUPフィッシングも近年人気が高まっていますが、SUPフィッシングにおいては、2020年の夏、ここ数カ月でさらに急激に注目され始めており、湘南のサーフショップでは、SUP教室予約の7〜8割が“SUPフィッシング”だと言います。

実際、皆さんも薄々感じているのではないかと思いますが、周りの釣り人の間でも、徐々にユーザーが増えているのを見たり聞いたりしていると、“SUPフィッシングブームの到来”を感じざるをえません。

ブームに拍車を掛ける!SUPフィッシングを楽しむ人気アングラー

そんなSUPフィッシングブームに、今、ますます拍車を掛けているとも言える、人気YouTuberアングラーをご存じですか?

【INX.labelインクスレーベル/女釣り師YouTuber】
▶めばる姫/あかねんさん

フィッシングブランドINX.labelマスコット。
多数のメディアに出演し、各SNSでは多くのフォロワー、ファンを抱える釣り大好き女子。
メバリングやロックフィッシュをはじめとしたルアーフィッシング全般、たまにはエサ釣りをやったりと、1年中魚を追いかけ、色々な釣りを楽しんでいます。

皆さんご存知、神奈川県を代表する釣りガール“THE女釣り師”あかねんさん。時間があれば昼夜問わず、伊豆一周釣行もなんのその、の「行動力」で魚を追いかける、男子顔負けのスーパーアングラー。

いつもは陸っぱりの釣りが多いみたいですが、最近SUPフィッシングを始めたようで、Twitterでも楽しそうな様子がツイートされていました。

Twitter

https://twitter.com/koakanen?s=20

https://twitter.com/koakanen/status/1273593521971187712?s=20

僕はもうこのツイートで一気にSUPフィッシングに心を持っていかれてしまいました(笑)。

さらに最近、YouTubeチャンネルも開設されましたが、開設後あっという間に登録者数が2,500人を超えて、その人気ぶりを証明。

その中のSUPフィッシング動画では、自由に移動できる機動力を生かして、潮目の中に突入し、人生初の「○○○HIT!」を経験しちゃったみたいです!

YouTube

https://www.youtube.com/c/MEBAch

“全く泳げない”女性でも気軽に始められる、いや、「始めてしまうほど魅力がある」SUPフィッシングとは一体…。

SUPフィッシング動画をはじめ、ロックフィッシュ動画等では、現場経験ふんだんのプロ解説が聞けますので、是非一度ご覧になられてみてください。

SUPフィッシングが注目されている理由は『釣り場減少問題』

近年、SUPフィッシングが注目されている理由の一つとして『釣り場減少問題』も関係していると言われています。

神奈川県においても、陸っぱりで釣りができるポイントが減少してしまい、行き場に困っている釣り人や、行っても大混雑な釣り場に嫌気がさしている釣り人も多いことでしょう。

そんな方々が注目し始めたのが、手軽に海に出られる『SUPフィッシング』です。

福浦岸壁の台風被害で数千人の釣り人が釣り場を失った

そもそもどうして釣り場が減少してしまったのか?

まずは台風被害。

神奈川県の釣り場で代表的な存在だった福浦岸壁は、2019年9月に発生した台風15号により甚大な被害を受け、釣りができる環境ではなくなってしまいました。

東側護岸(テトラ帯は立入禁止のため除く)の釣り場可能範囲約1,000mに対して、2mあたり1人としても最大約500人を収容できる大型釣り場。

おまけに幸浦の長浜水路の両サイドも加えると、およそ120m+120m=240mに対して、120人を収容可能。

合わせると福浦岸壁(+幸浦)の収容人数は1日あたりMAX約620人ぐらいという計算になります。
※2m範囲に1人の場合

620人と言うと物凄い数ですが、実際休日に来ていた釣り人は、1日通せばそのぐらい来ていたのかもしれませんし、トータルで福浦岸壁へ釣りに訪れていた人の人数というのは、数千人位いてもおかしくはありません。

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※福浦岸壁は今も復旧工事中ですが、台風や高潮対策のために高い壁が設置されているので、工事が終わったとしても、とてもじゃないですが釣りができるような環境ではなくなってしまっています。

そしてその数千人という釣り人が、台風15号の影響で一つの大きな釣り場を失ってしまったのです。

『新型コロナウイルス』きっかけの釣り場閉鎖

続いてもう一つ、釣り場が減少してしまった理由。

それは、新型コロナウイルス対策による釣り場封鎖です。

神奈川県では特に三浦市の対策が目立ちました。

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神奈川県三浦市にある三崎港と言えば、三崎マグロが有名です。 そして城ヶ島との間にある水道は、塩通しが良くて様々な魚が釣れる上に足場も良いことから、ファミリーにも人気の釣り場ですね。 特に人気の「花暮岸壁」や「冷凍庫前」[…]

三浦市にある三崎港は、ファミリー釣り場として超人気のポイントでしたが、新型コロナウイルスの外出自粛対策で各所釣り禁止、立入禁止となりました。

また、三浦海岸の無料駐車スペースも封鎖、他、地磯へ向かうルート等も封鎖されるなど、釣り人にとってはあまりにも悲惨な光景が広がっていました。

緊急事態宣言が解除され、一部封鎖や通行が解かれたところもあったようですが、「花暮岸壁」や「市場周辺」、その他地磯へ向かう一部ルート等は立入禁止&釣り禁止のままのようです。

未だ封鎖が解かれない場所について、情報では『このまま永久釣り禁止』に決まったなんていう話も聞きましたが、なぜこんなことになったかと言うと、各釣り場に昔からあった『ゴミ問題』をはじめ、『立入禁止場所への侵入問題』や『路駐問題』といった問題が原因です。

三崎港へ来る釣り人は、ルールやマナーを守らない人が多く、結局自分たちが自分たちの首を締める形で、釣り場がなくなってしまいました。

陸っぱりの釣り場がない

これらの影響は、当然、残っている少ない釣り場へと及んでいきます。

先述の「福浦岸壁」や「三崎港」のように、いつものポイントで釣りができなくなった人達が、その他の釣り場へ押し寄せてきているので、これまで余裕があった釣り場が完全にキャパオーバー。
平日でも人が溢れかえる状態になってしまっているのです。

それだけ今、どこの釣り場も『超混戦状態』。

だからこそ今、、、。

SUPフィッシングが注目されているのです。

>>>次ページは:SUPフィッシングをしていい場所、してはいけない場所とは?

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