初春のライトソルトタックルゲーム。
この季節はライトソルトタックルでメバリング釣行が楽しいシーズンです。
でもこの時期、このタックルで釣りをしていると、思わぬゲストに遭遇することが多々あります。
それはシーバスです。
場所によってはヒラスズキもターゲットになるんですが、、、。
そこは新規開拓ポイントでした。
なんとなく釣れそうな雰囲気を感じていたのでやってみたんですが、釣れちゃったんですよ。
ということで、今回は初春の三浦半島サーフでライトソルトタックル釣行。
入ってくるんですね、シーバスが。
釣り場は三浦半島
※釣り場はあくまで三浦半島ですが、ポイントが地図と同じ場所とは限りません
三浦半島初春のサーフ
前回の釣行記では三浦半島メバリングの新規開拓ポイント小磯釣行の記事をアップしました。
1発大型! 尺メバル狙いのメバリング釣行へ。 三浦半島ロコアングラーの皆さんの釣果が毎日のようにTweetされるのを見ていると、居てもたってもいられなくなって、久しぶりに本気で『尺メバル』を狙いに行くことにしました。 […]
実はその後まだ続きがあったんです…。
あの小磯を後にして、隣接するサーフをチェックしに行ったんですが。。。
そこにあんな衝撃の展開が待ち受けているとは、その時の僕は全く考えてもいませんでした。
サーフの近くにある小磯、小磯の近くにあるサーフ。
これってどちらも‟如何にも”なシチュエーションですよね。
やっぱりそういったポイントには、サーフでも磯でも、どちらもベイトが集まりやすく、それを追ったフィッシュイーターも回遊してくると思うんです。
小磯ではメバルの釣果があった。
じゃあ、お隣のサーフはどうだ?
いくつかのサーフメバル(砂メバル)ポイントは実績があるものの、まだまだ開拓途中なのでここのサーフはどうだかわからない。
けど、『地形』を見た感じで可能性はあると判断して挑んでみました。
新規開拓のサーフ釣行、開始です。
ライトソルトタックルでシーバス釣り!
持っているのはメバリング釣行のライトソルトタックルそのまんま。
ショックリーダーもそのままです。
そりゃそうです。
だってメバルが釣れると思って入ってるんですから(笑)。
早速入砂。
比較的穏やかなサーフです。
真夜中に波音だけ聞こえるサーフで、夜空を見ながら釣りをするなんてとても気持ちいい。
釣り自体しやすくて雰囲気もいい感じだし、後は釣るだけなんですが…。
▶サーフの中でも狙うのはピンスポット
そんなサーフで狙っていく場所は、ただやみくもに撃っていくというよりは、狙いを定めた2箇所。
どちらも“沖から魚が入ってきそうな所”と“沖からベイトが入ってきてそれを待ち構えているような所”、そんなスポットを狙っていきます。
え、サーフなのにそんな所があるの?
と思ってしまう方もいるかもしれませんが、小磯の側だからいい感じにストラクチャーが入っているんです。
そんなピンスポットを、立ち位置を変え角度を変えて狙っていき、反応がなければ周辺を探っていく、といった感じの作戦です。
▶ライトソルトプラグを強襲!
入砂してみると思ったより流れが出ていない。
これは少し、、、いや、かなり期待外れ。
荒れてないのはいいけど、風もないし流れもなければ、静かすぎて釣れなそうです。
波静かで流れがなくてシャロー…。
こりゃダメかなーと思いながらも狙いを定めていたピンスポットにサラリとキャスト。
そこからゆっくりリトリーブ、、、。
そしてそれは突然でした。
ガツン!
という強烈なバイトから、バシャバシャ!と水面で暴れる魚。
一瞬でメバルではないとわかりました。
こちらはライトなメバリングタックルで、ラインも細い。
「コレはやばいんじゃね!?」
と思ったのは最初だけで、なんか不思議といい感じにやり取りできてる…。
でもさすがにライトラインで無理なズリ上げはできないので、ゆっくり足元に気を付けながら波打ち際のランディングは慎重に。
いつもなら波を利用してズリ上げるのに、ここは波が弱い(笑)。
なのでごめんなさい。
「おりゃあっ!」(ドスッ)
デカッ!
いやー、本命のシーバスです(嘘)。
見るからにアフターな細めのシーバスですが、サイズは明らかな70cmオーバーで、思ったよりいい感じにファイトしてくれました。
そうか、、、思ってみればこの時期はメバリングしていて、結構シーバスが混じるんですよね。
アフターのマルスズキの他、ヒラスズキもよく釣れますよね。
最近の“メバル熱”でそんなことすっかり忘れてたので、少しビックリしましたけど、、、、。
うん、最高に楽しいです!
▶まさかのピンスポドンピシャ2連チャン!
もしかしてシーバスが入ってきてるのか?
思えば今回は、東伊豆方面に尺メバルを狙いに行って、超大型台風並みの大波がヤバすぎてUターンしてきたんですから、外海は荒れている。
そう考えるとベイトが入ってきて、それを追ったシーバスが入ってきてるのかもしれません。
もしかして、、、と期待に胸を膨らませながら、再度同じポイントに入ってみると…。
シーン…。
1匹しか入ってきていないのか、それとも先ほどの騒ぎでどこかへ行ってしまったのか。
そう簡単にはいきませんね(笑)。
10分ほどやって何も反応がないので、もう一箇所、狙っていたスポットへ向けて少し移動することにしました。
1匹目のシーバスと波打ち際をお散歩しながら移動して、次のポイントへ向かい、もう一箇所のスポットを狙います。
ここも先ほどと同様、魚が入ってくるであろうポイントで、シーバスが身を潜めてベイトを待ち受けていそうなところ。
その向こうにキャストして、リトリーブしてくると、、、。
ズドンッ!
と、いきなり思いっきりアタックしてきたんです(笑)。
なんとビックリするぐらいドンピシャ狙い通りでした。
目の前でエラ洗いを連発するシーバスにめちゃくちゃ興奮。
たっぷりファイトを堪能しつつ、最後のランディングもバッチリ決まり、2匹目のシーバスを無事釣り上げました!!!
この時のルアー丸飲み動画があります。
はっきり言って、めちゃくちゃ楽しい!!!
なんだこれ、サーフメバリングじゃなかったっけ?(笑)
いや、もうそれはどうでもいいや。
ライトタックルでのシーバスがめちゃんこ面白いんや!
タイミングバッチリの時合い
その後3匹目を狙ってみるも、やっぱり騒ぎのせいか全く無反応。
というか、潮位が上げてきてメバリングの立ち位置がなくなってきた頃合いだったので、時合いがタイミングばっちりだったのかもしれませんね。
狙いのピンスポット以外も歩き回って探ってみましたが、その後2時間ほどやってノーバイト。
メバルも釣れたしシーバスも釣れたってことで、この日はこれで終了することにしました。
釣果
シーバス×2。
この日はサーフの前の小磯でメバル×2も釣れたので、計4匹。
メバルの小さいのはリリースしたので3匹お持ち帰りさせていただきます。
三浦半島産卵後のアフターシーバス
毎年秋〜冬にかけて、東京湾のシーバスは南下して三浦半島沖で産卵すると言われています。
その産卵前の荒喰いで大型シーバスが良く釣れるのは有名な話ですよね。
そしてその後、産卵で体力を使い切ったシーバスは痩せ細り、通常のシーバスルアーよりも小型のルアーに良く反応するようになります。
やっぱり大きいベイトを元気に追いまわすと言うより、小さくて弱いベイトをつまむ傾向が多い感じなんだと思います。
だから逆にこの時期、あえてコレを狙って最初からスモールプラグでアフターシーバスを狙うっていうのも手ですよね。
それもかなり面白いと思います。
ライトソルトタックルで釣るシーバス
今回使用してたタックルはライトソルト(メバリング)用ロッドにPE0.5号+リーダー2号。
普通ならヒヤヒヤしそうなイメージですが、最初にHITしてやり取りした時からあった不思議な“安心感”。
これが何だったのか、後から考えたらわかりました。
理由は“メバリングロッド故の吸収力・柔軟さ”で、むしろ『メバリングタックル』だったからこそ安心だったのかもしれません。
それがあったからうまく突っ込みもいなせたし、シーバスがそこまで暴れすぎなかったようにも思いました。
周囲がストラクチャーだらけの磯だったらまた違うかもしれませんが、今回は割と広いスペースがあるサーフ。
周りの根ズレとかはそれほど気にしなくて良い状況だったので、おかげさまでシーバスとのタイマン勝負だけに集中できました。
アフターシーバス狙いにメバリングロッド。
これは『アリ』ですね。
ライトソルトタックル図解
参考ライトソルトタックル
リール:《ダイワ》18フリームス LT1000S
ライン:《バークレイ》スーパーファイヤーライン/0.5号
リーダー:《ティクト》ライトゲームコンパクトショックリーダー /8.2lb
スナップ:《マリア》ファイターズスナップ/#0
ルアー:《アピア》ドーバー46SS
ルアー:《DUEL》ハードコアLGミノー50F
ライトソルトおすすめタックル
それでは最後に!
ライトソルトのおすすめタックルを紹介します。
ロッド
ライトソルトでおすすめのロッドのご紹介です。
ロッド ≪アブ≫STMS-802LT-KR
ロングロッドにありがちな重くてダルいデメリットを排除。ロングレングスながら1g前後の軽量ジグヘッドも難なくキャスト可能。かつ10g以上のリグも遠投可。フロートリグ、ライトキャロ、ジグヘッド、メタルジグ、カブラなど、多彩なメソッドに高次元で対応します。足場の高いポイントや磯場でも重宝するモデルです。ゴロタでのデカヒラスズキも、磯場でのランカーシーバスもこれで捕獲しています。
リール
ライトソルトでおすすめのリールのご紹介です。
リール ≪ダイワ≫フリームスFC LT2000S-XH
巻き取りの速さを生かし、源流域でのネイティブトラウトにオススメ。またアジング・メバルゲームなどのライトソルトウォーターカテゴリーにもおすすめの一台。185gの軽さは、ライトルアーを使用した繊細な釣りにおいて大きなメリット。磯場では大型の魚が掛かる可能性もあるため1000番より2000番サイズのほうが安心です。
アイテム&用品
ライトソルトでおすすめのアイテム&用品のご紹介です。
ライン ≪バークレイ≫スーパーファイヤーライン/0.5号
PEを超えるスーパーファイヤーライン。圧倒的な低伸度。圧倒的な低伸度。PEと比較して「根ズレに強い」と定評のあったFireLineから更に3%耐摩耗性アップ!熱圧縮と延伸技術により分子構造の強度化を実現!ゴロタでのデカヒラスズキも、磯場でのランカーシーバスもこれで捕獲しています。
リーダー ≪ティクト≫ライトゲームコンパクトショックリーダー ボルドーレッド/8.2lb
独自の染色技術により光の乱反射を極力抑え、魚に警戒心を与えにくい。しかし、結束時は色付きで見やすいんです。
スナップ ≪マリア≫ファイターズスナップ/#00
付けやすく強力。不意に大物が掛かっても、スナップがロックから外れてしまったり、変形したりせずに、魚がキャッチできます。
ルアー ≪アピア≫ドーバー46SS
水中にエサが漂っているイメージを具現化すべく、余分な重量を極限まで削り軽量なボディへと仕上げた。水流変化に差し掛かれば素直にそれに従った挙動を見せ、自然な「エサ感」を演出。ハイプレッシャーな港湾エリアでも、しっかり見せた上で口を使わせる事が可能。スローアプローチが可能な事から、キャスト~ピックアップまでの時間を稼ぐ事ができ、小場所やストラクチャー周りをタイトに攻略可能。
ルアー ≪DUEL≫ハードコアLGミノー50F
圧倒的コストパフォーマンスに優れたDUELの新作ルアー『ハードコアLGシリーズ』。表層直下を泳ぐので根掛かりを恐れずに投げれるミノーです。集魚力と魅力的なカラーリング、この完成度でこの価格は反則的です。プラグ入門には最高におすすめのルアーなので、是非1つお試しください!今回の釣行ではデカメバルにシーバスに大活躍!特に「No.6ケイピンクレッドグリッター」カラーが釣れますね。
まとめ
いやいやいや、それにしても今回はメバリング、シーバスともに最高の『新規開拓』ポイントでした。
まだまだ三浦半島にはマル秘スポットが眠っていますね。
サーフの小磯メバリング、小磯の隣でメバルプラグでシーバス。
楽し過ぎますよ!!!
皆さんも、夜な夜な散歩がてらにちょいっと投げてみると、いきなり釣れちゃうかもしれませんよ(笑)。
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