前回のボートアジングでは、本命ポイントだった“アジの巣”が、まさかの係留船の登場で攻めあぐねる事態になってしまい、仕方なく安定のメバル、カサゴ狙いが中心の釣行となってしまいました。
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前回の釣行で見つけてしまった"アジの巣”。 どこへ行っても魚が薄い冬のボートアジングにおいて、ジグ単であんなに「爆」れるポイントがあるとはビックリでした。 ▼関連記事:冬なのに入れ喰い!アジングで“アジの巣”発見! [si[…]
「絶対あそこにはアジがいるはずなんだけど…」
そんな悔しさを感じる中、あの時もうすでにどうしたら良いかはわかっていました。
“届かなくて釣れないなら届かせれば良い”んだと…。
ポイントは根岸湾
今回も釣り場はいつもの東京湾、横浜根岸湾です。
ボートなのに遠投必須の“アジの巣”攻略へ
前回は残念ながら“アジの巣”にボートが近づくことができない状況だったので、狙っているスポットにリグが届かず、アジを釣ることができませんでした。
それならどうすれば良かったのか…?
そうです。
あの時必要だったのは“飛距離”で、もう5m、いや3mでもあれば、“アジの巣”に届いたはずなんです。
ボートなのに遠投するの…(笑)?
と、ちょっとおかしな話かもしれませんが、“アジの巣”はそんなところに存在。
それさえできればまたあの爆釣が…。
遠投対策にスプリットリグ
では遠投するにはどうするかということで、僕はリグを変更することにしました。
ボートアジングのリグは、通常であれば『ジグ単』が基本ですが、今回は飛ばすために『スプリットリグ』を選択。
ジグヘッドの上にシンカーを打って遠投させますが、ジグヘッドを極力軽くすることで、シンカーの後からふわりとワームが付いてくるイメージです。
ジグヘッド自体を重くしてしまうと、ワーム本体も一緒に早い動きになり過ぎてしまうので、ワームはゆっくりとした動きにしたいという場合は、スプリットリグが良いですね。
メインラインはPEラインに変更です。
今回はこれで勝負します。
ちなみにリトリーブ重視ならフロートリグでも良いと思います。
近場の調査
本命ポイントは”アジの巣”ですが、そこに向かうまで途中のポイントをいくつか撃っていくことにしました。
魚探を見ながら撃っていきますが、パラッと反応が出るんですが、すぐに消えてしまう状況で、アジが留まっている印象はありません。
なので、いつものジグ単でテンポ良く探っていきます。
すると…。
魚探の反応はコイツか?
その後も同船者と3名で探っていきましたが、メバルが上がったぐらいで、その後は沈黙。。。
ということで、アジの巣へ!
“アジの巣”は開始直後から連発!
いよいよ決戦の地へやってきました。
そして釣りを始めると、僕がチンタラしている間に同船者が次々とHIT!
サイズも良い!
「マジかよ~!」なんて言いながら、僕もスプリット投入。
すると速攻で…。
やった!
本命のアジが釣れました!
やっぱりここは凄かった。
“アジの巣”健在です!!!
魚がいる!
そして少し心配していたリグの変更も無事に適応。
その後もアジを連発させながらも、相変わらずの外道の皆さんも楽しませてくれます。
掛かった瞬間からドラグが…。
ジィーーーー!
と鳴ればやっぱりこのお方。
いますねー。
引きは楽しいんですけどね。
なぜかアジングしてる時はあまり嬉しくないんだけど、、、いや、、、ありがとう、シーバス君!
そして走りにキレがないなと思えば…。
メバルちゃんですね。
この子もたくさんいます。
そしてボトムを攻めすぎると…。
良型のカサゴ君!
いつものメンバーですね(笑)。
とにかく色々釣れるので、楽しませてくれます!
温排水
しかし、その時間もそう長くは続きませんでした。
アジの反応が”あの時”ほどじゃない。
やっぱりリグの違いかもしれないし、もしかしたら潮回りの影響かもしれませんが、段々と反応が薄くなり、少し群れが離れた気がしてきました。
そこでもう一つの楽園、『温排水』へ移動。
ここではアジよりもメジナが釣れて欲しいなーなんて思っていたのですが、、、。
本当にここの攻略は難しい。
黒鯛やらヒラスズキやら釣れたことがあるけど、ちゃんと攻略したという訳ではないし、今となっては結局まぐれだったんじゃん?って感じ。
結局、ここでは3人とも不発…。
残念ながら釣果を伸ばすことはできませんでした。
釣果
最終的には、アジの巣でやった1時間の釣果だけ。
アジ×5匹、デッカサゴ×1匹のみお持ち帰りです。
一番釣れてた方がアジ×10匹ぐらいかな。
まとめ
結局釣れたのは”アジの巣”だけ。
ジグ単でやれればもっと釣れたかもしれないけど。。。
なんてたらればですが、またこれを教訓に、次回の対策を練ろうと思います。
SPECIAL★TACKLE
今回使用したオススメのタックルをご紹介します。
ROD ≪ダイワ≫月下美人アジング71UL-S
高活性なアジをテンポよく探すために、ジグヘッドリグやスプリットを用いてのリトリーブを主体にした「横の釣り」で抜群の効果を発揮する一本。メガトップを採用したその柔軟なティップは、アジの吸い込むアタリに素直に反応し、オートマチックにフッキングしてくれる。
REEL ≪ダイワ≫18フリームス LT1000S
小型スピニングリール新基準「LT」により、生まれ変わったFREAMS。耐久性はマグシールドに加え、タフデジギアを搭載することで長期間の使用や過酷な環境にも対応。さらに、大幅な軽量化に成功した事により操作性に磨きがかかり、まさにアングラーとの一体感が生まれるリールが誕生。
SPECIAL★TOOL
今回使用したオススメアイテムをご紹介します。
LINE ≪バークレイ≫スーパーファイヤーライン/0.5号
PEラインとは異なる次世代のスーパーライン。
スーパーファイヤーラインはダイニーマ素材をマイクロフューズド製法により熱をかけて延伸、通常のPEラインと全く異なり、ダイニーマ素材を直線方向に揃える事により、ダイニーマの特性である低伸度特性を最大限に生かした構造です。潮流の変化やルアーへの前アタリを感知出来る超高感度ライン。ライトゲームで小さいアタリを捉えるのに最適です!
LINE ≪TICT≫ライトゲームコンパクトショックリーダー/7lb
TICTのショックリーダーは何と言ってもその強度。通常1.5号は6lbですが、TICTの場合7lbとなっており、“細くても強い”ショックリーダーです。ラインは細ければ魚から見えにくく、よりナチュラルにルアーを動かせる上に高感度になります。まさにライトゲームに最適なショックリーダー!
JIGHEAD ≪土肥冨≫レンジクロスヘッド/0.6g
豆アジのかすかなバイトも高確率でフッキングする、超シャープな針先。その細く鋭く強いフックで、横浜アジンガーの間では断トツの支持率です。“掛けていく”アジングにおいて、針は『命』。信頼できるフックをメインに置きましょう。
JIGHEAD ≪34≫ストリームヘッド/0.3g
テンションを張るだけで勝手にフッキングしてしまう、禁断のジグヘッド。
それが、ストリームヘッド。吸い込みやすく吐き出しにくい一口サイズで口が小さく吸い込みの弱い豆アジも、捕獲率UP。一見そのフックが大きすぎて心配に見えるけど、使ってみると普通にフッキングしてきます。
シンカー ≪ダイワ≫ワンタッチシンカーロック/1号
シンカーの上下がカシメ構造なので、糸がシンカーから外れにくい。細長いナツメ形状で水中の抵抗減少。好きなポジションにワンタッチで装着。
スナップ ≪アクティブ≫アジスナップ/SS
スナップは接続がかんたんな8の字形状のスナップを使用。クイック系のように開いたり閉じたりの必要はなく、瞬時に取外しができます。大容量でお得なのもGOODです。
SPECIAL★LURE
今回使用したオススメのルアーをご紹介します。
LURE ≪一誠≫海太郎スパテラ/2inch
陸っぱりアジンガーに人気のアジリンガー。一口サイズのワームで、リングボディと逆テーパー形状ピンテールの波動でアジを誘います。僕は陸っぱりではサイズ感と横の動きを意識する時に使っていますが、船でも小型シルエットを意識した時に使用してみて、安定したバイトを得ることができました。
タックルデータ
■リール:≪ダイワ≫18フリームスLT1000S
■ライン:≪バークレイ≫スーパーファイヤーライン/0.5号
■リーダー:≪TICT≫ライトゲームコンパクトショックリーダー ボルドーレッド/7lb
■ジグヘッド:≪土肥冨≫レンジクロスヘッド/0.6g
■ジグヘッド≪34≫ストリームヘッド/0.3g
■シンカー:≪ダイワ≫ワンタッチシンカーロック/1号
■スナップ:≪アクティブ≫アジスナップ/SS
■ルアー:≪一誠≫スパテラ/2inch
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