前回のボートアジングでは北風爆風でフケるラインと揺れる船に苦しめられ、さらには群れを発見したのが最後の最後だったので、数を伸ばすことはできませんでした。
▼関連記事:ボートアジングに苦戦も最後に入れ食いラッシュ!
前回の東京湾ボートアジング釣行では、アジもそこそこに、外道で銀鱗のヒラスズキ、そして小中学生の憧れ?な黒鯛も釣ることができました。 ▼関連記事:東京湾ボートアジングで銀鱗ヒラスズキ&黒鯛! [sitecard subtitle=[…]
今回はリベンジと行きたいところですが、、、。
船長の調査情報を聞いていても、日々色々な条件が変わっていく中で、魚の動きも変わっているのを感じます。
どう変わっているかというと、どちらかと言うと難しい方向へ。。。
ですが、どこかにアジはいるはず。
そう信じて、再び東京湾ボートアジングに行ってきました。
※2021年1月緊急事態宣言発出前の釣行です
東京湾ボートアジングのポイントは横浜根岸湾
魚探に魚が映らない冬の東京湾ボートアジング
出船していつも通り各ポイントをチェックしていきますが、どこへ行っても魚探に魚が映らないし、アタリも全然ない。
時々反応が出ても魚が留まってくれないのか、一瞬で通り過ぎる感じです。
もしかしたらこれが“冬のアジング”なのかもしれませんね。
いや、正確に言えば、そもそもアジなのか違う魚なのかもわからないんだけど…(笑)。
初HITはメバル
船長の話だと“魚探に映らなくてもボトムで釣れることがある”というので、上のレンジを狙う攻め方は少し置いておいて、反応はなくてもボトム狙いの方向へ切り替えてみました。
すると、、、。
ビビビビビッ!
と小刻みなアタリにそのままフッキング!
そのままバレることなく上がってきたのは…。
釣れたのはメバルちゃんでした。
とりあえずボウズ逃れの1匹。
魚の顔を見れたのはいいですが、これを狙っているのではないのです。。。
活路はボトムか!?
本命のアジではありませんでしたが、船長の言う通り、もしかしたらやっぱりボトムに魚が集まっているのかもしれません。
少なくとも“上”にはいないし、ボトムを狙えばこうやって外道も釣れてくれるので飽きないかも…。
なんて少し弱気ですが、「狙いはボトム」でいってみることにしました。
すると、、、。
コンッ!
と待っていた待望のアジアタリ!
これは間違いない!とバラさないように丁寧にやり取りして上がってきたのは…。
本命のアジでした!
やっぱり活路はボトムなのかもしれません。
ということで、魚探で水深を聞きながらしつこくボトムを狙っていきます。
すると…。
本命のアジ1匹追加。
いいぞ、いいぞ!
と思うも、その後は安定のカサゴちゃん。。。
ボトム狙いがハマるのかと思いきや、そうでもありません。
というかアジがそんなにいないのか、それともアジより先にカサゴが食ってしまうのかわかりませんが、単純にボトムを狙えば良いというわけではなさそうです。
外道ラッシュ…
その後もポイントを転々としてアジを探します。
前回帰り際に爆釣した桟橋に来ましたが、残念ながらこの間のような爆反応は魚探に映らず。。。
でもここの中層〜ボトムでポツリポツリとアジを追加。
そして最後は外道ラッシュ…。
なかなかアジのまとまった群れが見つからず、そうこうしていると時間も時間になってしまい、、、。
何とか少しアジングらしい釣りはできたものの連発なんてほど遠く、好転する気配もないため、残念ながら終了することにしました。
釣果
釣果はアジ×7匹、カサゴ×5匹、メバル×2匹。
アジ以外はリリースです。
かなり厳しい釣果ですが、ボトム狙い中心だったので良型が多かったです。
まとめ
行く度に釣果が減ってきて、寒さ深まるとともに東京湾ボートアジングもかなり渋くなってきている様子です。
しかしガイド船ではしっかり釣果を出しているところもあるようなので、ポイント?釣り方?とか、何かしら違う理由があるんだろうと思います。
やはりアレかな?
アレなのかな???
気になることはありますので、引き続き調査に行ってみたいと思います。
SPECIAL★TACKLE
今回使用したオススメのタックルをご紹介します。
ROD ≪34≫アドバンスメント55 FPR-55 F-tuned
このロッドの魅力は何と言っても、F-tunedソリッドティップ(穂先)。豆アジの微細なアタリも、食い上げによるテンション抜けのアタリも、僅かな潮の変化もティップに違和感として現れます。掛かればとんでもない急角度で曲がるティップですが、バットは強い。アジングはロッドを上位機種にすると確実に釣果が上がります。
REEL ≪ダイワ≫16イプリミ1003
こちらは管理釣り場トラウト向けのリールですが、もともとそのようなドラグを出しながらやり取りする釣り向けに作られているリールなので、アジングに対してもすんなり使えてしまうリールです。ATD搭載でのドラグ性能、上位機種にも使用しているIシェイプZAIONノブでのスムーズなリトリーブ、そして自重210gという軽さに惹かれて使用しています。求めればもっと上位機種を使用したいですが、リーズナブルで良いものを求める方にはおすすめです。
SPECIAL★TOOL
今回使用したオススメアイテムをご紹介します。
LINE ≪YGKよつあみ≫チェルム アンバーコード SG D-PET/0.3号
アジングには絶対のエステルライン。その極細のラインだからこそアジの小さなアタリを捉えられます。ですが、弱いラインだとブチブチ切れてしまいます。その点、このアンバーコードは強度も兼ね備えているため、アジンガーの中でも評価が非常に高いです。
※ちなみに色付きより透明の方が同じ細さでも強度が高いです。
LINE ≪TICT≫ライトゲームコンパクトショックリーダー ボルドーレッド/3.5lb
新しく採用したフロロカーボンショックリーダー。メーカー独自の染色技術により光の乱反射を極力抑え、魚に警戒心を与えにくく、メインラインと色が違うのでラインの結束がしやすいです。これはイイ!
JIGHEAD ≪土肥冨≫レンジクロスヘッド/1.5g~2g
豆アジのかすかなバイトも高確率でフッキングする、超シャープな針先。その細く鋭く強いフックで、横浜アジンガーの間では断トツの支持率です。“掛けていく”アジングにおいて、針は『命』。信頼できるフックをメインに置きましょう。
JIGHEAD ≪34≫ストリームヘッド/1.5g~1.8g
テンションを張るだけで勝手にフッキングしてしまう、禁断のジグヘッド。
それが、ストリームヘッド。
吸い込みやすく吐き出しにくい一口サイズで口が小さく吸い込みの弱い豆アジも、捕獲率UP。
一見そのフックが大きすぎて心配に見えるけど、使ってみると普通にフッキングしてきます。
JIGHEAD ≪TICT≫アジスタM/1.5g~2g
エサ釣り船のLTアジやビシアジ釣りの仕掛けでも昔から使用されている金針。アジスタはこの金針を採用しています。アジに対して集魚効果があるのは間違いありませんが、一方で錆びやすいというデメリットがあります。
JIGHEAD ≪ダイワ≫SWライトジグヘッドSS OG/1.5g~2g
サクサス貫通フックを採用したダイワのオープンゲイプアジング用ジグヘッド。他メーカーのジグヘッドに比べてシャンクが長いところが特長で、特にタダ巻きなどの横の動きに強いとされていますが、実際はどちらでも釣れます。そしてシャンクの長さも問題なく丸呑みするので安心してください。
スナップ ≪アクティブ≫アジスナップ/SS
スナップは接続がかんたんな8の字形状のスナップを使用。クイック系のように開いたり閉じたりの必要はなく、瞬時に取外しができます。大容量でお得なのもGOODです。
SPECIAL★LURE
今回使用したオススメのルアーをご紹介します。
LURE ≪reins≫アジリンガー
陸っぱりアジンガーに人気のアジリンガー。一口サイズのワームで、リングボディと逆テーパー形状ピンテールの波動でアジを誘います。僕は陸っぱりではサイズ感と横の動きを意識する時に使っていますが、船でも小型シルエットを意識した時に使用してみて、安定したバイトを得ることができました。
LURE ≪Maria≫アジフラッター
特徴は「ディンプルフラットテール」。この大きく幅広のテールが、潮の変化をしっかり捉え、スローにフォールさせて吸込みバイトを誘発します。一見大きすぎ?と敬遠されがちですが、使ってみればその驚くほどの集魚力にビックリすることでしょう。本当に釣れるワームです。
タックルデータ
■リール:≪ダイワ≫16イプリミ1003
■ライン:≪YGKよつあみ≫チェルム アンバーコード SG D-PET/0.3号
■リーダー:≪TICT≫ライトゲームコンパクトショックリーダー ボルドーレッド/3.5lb
■ジグヘッド:≪土肥冨≫レンジクロスヘッド/1.5g~2g
■ジグヘッド:≪34≫ストリームヘッド/1.5g~1.8g
■ジグヘッド:≪TICT≫アジスタM/1.5g~2g
■ジグヘッド:≪ダイワ≫SWライトジグヘッドSS OG/1.5g~2g
■スナップ:≪アクティブ≫アジスナップ/SS
■ルアー:≪reins≫アジリンガー
■ルアー:≪Maria≫アジフラッター