夏の釣りのお楽しみ“マゴチ釣り”。
陸っぱりからこんな大物が、高級魚が狙えるとあって、夏の人気ターゲットです。
しかしながら、“泳がせ釣り”がハードルが高いと思っている人は意外と多く、まだまだこの釣りをやっている人は多くはない印象ですが、いざ、やってみると超シンプル!
投げ釣りとほぼ変わらないし、むしろ投げ釣りよりもシンプルと言っても過言ではないかも(笑)。
もし当ブログをご覧いただいている方の中で、興味が湧いてしまった方は、是非ともこの機会に挑戦してもらいたいと思います。
泳がせ釣りで狙うマゴチ
泳がせ釣りで狙うマゴチ。
どうやって釣るのかと言うと、活きエサとなる、ハゼやメゴチ、キス、そしてザリガニを泳がせて、それを食べるマゴチを狙っていく釣りです。
置き竿で放っておいてのんびり待つのも良いし、手持ちでサビいて誘ってくるのもありです。
本気で狙うなら手持ちですが、サビキ釣りをしながらあわよくば的な感じで置き竿で狙ってみても良いでしょう。
とにかく思ったよりもハードルが低い、気軽に挑戦できる釣りなんです。
“マゴチ”泳がせ釣りのタックル
では、泳がせ釣りで狙うマゴチ釣りの仕掛けってどんなのなんでしょうか?
仕掛けが面倒くさいんじゃないの?
と、思ったらこれがめちゃくちゃ簡単!
『THE・シンプル』なタックルで、仕掛けで狙うことができるんです。
これならきっと皆さんのお手持ちの道具でもできるんじゃないでしょうか!!!
▶ロッド
ロッドはシーバスロッドやエギングロッド、投げ竿でもバスロッドでも、磯遠投竿でも良い。
まあ、言ってしまえばそんな感じのなら何でもいい(笑)。
ただ食い込みの良さやエサ持ちの良さを考えると、柔らかめがいいので、磯遠投竿なんかを使う方もいます。
ちなみに僕はエギングロッドかシーバスロッドを使いますが、先日磯子海釣り施設で釣った時は、後ろがあまり広くない場所なので、竿も長くないエギングロッドを使用しました。
サーフや河口などのオープンエリアで狙うならシーバスロッドを使用したと思います。
▶リール
リールも適当で、小さ過ぎず大き過ぎないスピニングリールでOKです。
ちょい投げやサビキ釣りで使ったり、シーバスやエギングで使うぐらいの、汎用性の高い、所謂2500〜3000番ぐらいのサイズ感が使いやすいでしょう。
▶ライン
ラインはPEラインの1号~1.2号ぐらい。
ナイロンやフロロカーボンのラインでもダメではないですが、飛距離が落ちるし感度が悪くなるので、ここはPEライン一択でしょう。
どうしてもPEラインが苦手という方は、ナイロンかフロロカーボンの3号ぐらいで良いでしょう。
▶リーダー
PEライン使用時のショックリーダーは20lb前後を1ヒロぐらい。
フロロカーボンでもナイロンでも良いです。
僕はどちらも良いトコ取り的なカーボナイロンを使用しています。
▶おもり
おもりは6~8号前後。
出来るだけ軽い方が活きエサが泳ぎやすくなるので、下は1号でも2号でもOKですが、ある程度飛ばす必要がある場合は6号〜8号前後をロッドと状況に合わせて使いましょう。
僕は先日釣れた時は、エギングロッドの〜3.5寸表示の大体20g(5号)負荷ぐらいまでのロッドに、7号(26.25g)乗せです。
▶ハリス
ハリスは4号前後を60cm~1ヒロぐらい。
基本はフロロカーボンですが、面倒な時は僕はカーボナイロンのリーダーをそのまま使っちゃったりしてます。
▶針
管付チヌの5号ぐらい。
あまり小さいとフッキングしにくいので、チヌ針なら5号を目安にすると良いです。
“マゴチ”泳がせ釣りの仕掛け
ハゼやザリガニの泳がせ釣りでマゴチを釣る時の仕掛けをご紹介します。
▶中通しおもり式
基本はシンプルな中通しおもり式でOKです。
▶天秤式
天秤を使用する際は「浦安天秤」推奨。
仕掛けが絡みにくくぶっ飛ぶ飛距離で、おもりが誘導式になっているので、違和感がなくなって食い込みが良くなります。
“マゴチ”泳がせ釣りの活きエサ
マゴチの泳がせ釣りに使用する活きエサです。
キスやメゴチも使用できますが、キスはすぐ弱ってしまうし、メゴチは数多く入手するのが難しいこともあるので、おすすめのエサとしては「ハゼ」と「ザリガニ」が良いです。
▶活きエサその①:ハゼ
ハゼにはものすごい種類があるようですが、メインとなるのがマハゼです。
サビハゼやスジハゼでも大丈夫ですが、マハゼに比べるとサイズがあまり大きくならないので、アピールが弱くなってしまうところがあります。
▶活きエサその②:ザリガニ
マゴチはザリガニも食します。
ハゼ系が良い時とザリガニが良い時とがあるようなので、できれば両方用意して、食いが良いほうを使っていく作戦も良いでしょう。
▶活きエサの入手方法
活きエサのハゼやザリガニを入手する方法です。
活きエサ屋さんで手早く購入することもできれば、なるべく費用を抑えたいといった場合は、面倒ですが自分で釣ってくることも可能です。
購入する
活きエサ取扱いの店舗で購入することができます。
先日釣行したマゴチ釣りの聖地「東扇島西公園」付近では、勇竿釣具店で販売しています。
自分で釣ってくる
どちらも自分で釣ることも可能です。
ハゼは河川などの汽水域にいますので、ちょい投げやウキ釣り、ミャク釣りなどで釣ることが可能。
ザリガニは砂泥底の池や、流れの緩い淡水河川に生息しているので、捕まえてくることも可能です。
▶活きエサの付け方
ザリガニは両爪を折って、尾の方にチョン掛けでOK。
ハゼは上あごにチョン掛けで良いですが、針外れが気になるような場合は、弱まりやすくなる可能性がありますが、下あごから上あごまで貫通させてもOKです。
まとめ
泳がせ釣りで狙うマゴチ釣り。
見返してみてもとてもシンプルで簡単なタックルだったと思います。
お手持ちのタックルでもいけそうな気がしてきたのではないでしょうか?
活きエサで大物を釣る“わらしべ釣り”な感じが、この釣りの面白さ。
自分でエサを取ってきて、そのエサで釣れると尚、格別の嬉しさがあります。
是非みなさんにも挑戦していただき、パワフルなマゴチの引き、そして食べても最高のマゴチを堪能してもらいたいと思います。
頑張ってみてください!
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