船釣りの中でも一番人気と言っても過言ではない「東京湾LTアジ」。
そんな東京湾LTアジ釣りでは、外道の魚も色々釣れますよね。
今回はその中でも「サバ」にフォーカスしたお話。
食べないからとリリースされることが多いサバを、敢えてキープして、釣りに使う「切り身エサ」にしちゃおうってことなんです。
エサにできる…。
そう考えると、リリースするのがもったいなくなりますよね(笑)。
そりゃそうです。
エサ代が掛からなくなりますから。
もちろん、釣れるのも容易に想像できますよね!
ということで、僕も初めてでしたが、外道で釣れたサバをキープして、エサ作りに挑戦してみました。
東京湾LTアジの外道の魚たち
東京湾LTアジで釣れる外道はシーズンによって少し変わりますが、、、。
定番ゲストと言えば、「サバ」「イシモチ」「カサゴ」なんかが良く釣れる外道。
たまにシロギスなんかも掛かってきます。
炙りで食べるとメッチャまいうーだよ!!!
イシモチは炙りにするととても美味しいし、アジだけじゃなくて、色々釣れて楽しいですよね!
嫌われ役は細いサバ
その中でも結構嫌われ役なのがサバ。
掛かるとダーーーッ!と走り回るので、下手をすると仕掛けが絡まっちゃうので嫌がられるんです。
特に細いサバは脂ものってないし、食べても美味しくないのでリリースする人は多いですよね。。。
でも、ふと思ったんです。
自分は食べないけど、魚釣りのエサにすればいいじゃないかと!
ザリガニ獲ってマゴチみたいな、それ絶対楽しいやつだワン!
魚の切り身をエサにするのは魚釣りでよくある話だし、実際にサバの切り身も釣具屋さんに売ってるしね。
もうルアーマンになってると、そういう発想がなかなか出てこない(笑)。
なので、先日の東京湾LTアジでは釣れたサバを途中からキープすることにしました。
外道のサバは塩漬けの切り身エサにして有効活用!
サバの切り身をエサにする場合は塩漬けにすると良いです。
水分をしっかり抜くことで保存が可能になります。
▶サバの切り身エサで魚が釣れる理由
サバの切り身は、その臭いと皮の強さが魅力。
身の臭いとキラキラした皮で集魚して、突かれても皮が強いので簡単には取られにくいんです。
▶サバを塩漬けにしたほうが良い理由
塩漬けにすることで余計な水分が抜けるので、通常よりエサ持ちが良くなります。
さらに保存が可能になり、冷凍庫に入れておけばいつでも好きな時に使用できるでしょう。
サバ“塩漬け”の切り身エサの作り方
それではサバ“塩漬け”の切り身エサの作り方の手順を確認していきましょう。
- 3枚おろしの身を用意します
- ぶつ切りします ※腹骨をすき取るの忘れました
- タッパーに塩を入れます
- 切り身をぶち込んでいきます
- まんべんなく塩を振っていきます
- 冷蔵庫で寝かせます
- ドリップを拭き取ります
- 完成!
▶サバ“塩漬け”の切り身エサの作り方
手順がわかったら早速取り掛かりましょう。
細かく説明していくので良く見ていってください。
①3枚おろしの身を用意します
サバの3枚おろしの身を用意します。
釣れたら血抜きしてキンキンのクーラーに保冷して持ち帰ってきたので、身がしっかりしています。
②ぶつ切りします ※腹骨をすき取るの忘れました
ここで適当にぶつ切りしていきます。
本当はここで腹骨をすき取るべきだったのですが、そのままいってしまいました(笑)。
デカイ魚ならそのまま食ってきそうですけど、、、ま、釣り場ですき取ればいっか!
③タッパーに塩を入れます
それではタッパーに塩を入れていきます。
〆サバの時もそうですが、しっかり水分を抜き取りたいので、塩はケチらずに入れていきます。
④切り身をぶち込んでいきます
切り身を入れていきます。
その上からも塩を振っていきます。
⑤まんべんなく塩を振っていきます
ジャンジャン切り身を入れていきます。
塩もドンドン上から振っていきます。
とにかくケチらずに入れてっちゃいます。
⑥冷蔵庫で寝かせます
冷蔵庫に3~5時間ぐらい入れれば良いですかね。
僕は放ったらかしで24時間入れちゃいましたけど(笑)。
ドリップがめちゃめちゃ出ています!
⑦ドリップを拭き取ります
ドリップを拭き取っていきます。
後はジップロックに小分けして…。
⑧完成!
完成です!!!
サバの“塩漬け”の切り身エサ!
めっちゃ釣れそうじゃん!!!
これは使うのが楽しみだワンね!
小分けしたら冷凍しておきましょう!!!
サバの“塩漬け”の切り身エサを使って釣れる魚は?
サバの“塩漬け”の切り身エサができた!
早く使ってみたい!
ちなみにサバの切り身で釣れる魚って言ったらどんな魚がいるでしょう。
それはやっぱり…。
根魚系が狙い目ですよね!
カサゴやソイ、そしてアカハタを始めとするハタ系なんかがそう。
外道ではウツボなんかも釣れそうですね!
一切りじゃなくて、細かくすればそれこそ東京湾LTアジのエサにもなるんじゃないか?
色々と試してみたくなりますね!
サバの“塩漬け”の切り身エサを使った釣り方は?
それでは、サバの“塩漬け”の切り身エサを使う場合、釣り方はどうしたら良いのか?
基本的には、切り身一切れを使って釣る「穴釣り」「ぶっ込み釣り」「ヘチ釣り」なんかが良いでしょう。
穴釣り
テトラやゴロタ等の隙間に落としていく穴釣り。
中通しオモリやブラクリで攻めれば、すぐにアタリがくるでしょう。
根魚は良く釣れそうです。
ぶっこみ釣り
胴突き仕掛けでちょい投げや遠投して狙うぶっ込み釣り。
堤防からでも磯からでもいいですが、根周りを攻めれば良型の根魚のチャンスがあります。
ヘチ釣り
堤防や岸壁のヘチ際を落としていけば、壁についている根魚を狙えます。
1箇所に拘らずに、どんどんランガンして攻めていきましょう。
まとめ
ということで今回は、東京湾LTアジで釣れた外道のサバを、“塩漬け”の切り身エサにして再利用するというご提案のお話でした。
先日の東京湾LTアジでは、最初の3匹ぐらいはリリースしちゃってたんですが、途中でふと思いついたので、そこからキープに入りました。
後から思うとリリースしちゃってたのはもったいなかったなーなんて思います(笑)。
たくさん釣ってたくさんエサにするといいワンよ!
“塩漬け”の切り身エサなんて自分が食べる訳じゃないから、適当目に切っていいし、後は塩に漬けるだけだからめっちゃ簡単だしね。
今度からは全キープでいきます(笑)。
それでは今度、サバの“塩漬け”の切り身エサを使った釣りをしてきたら、また報告させていただきます!
東京湾LTアジが大好きな僕。 秋のLTアジは数も釣れるし、型も良いのが混じるので最高に楽しいシーズン。 なので、今シーズンも行ってきましたよ! 最初からバリバリの好反応でね。 体高があって、めっちゃ美味しそ[…]
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