ちょっとした水深の先の離れ磯に渡りたい、水に立ち込んで釣りがしたい。
でも長靴だと長さが足りない。。。
なんて時はウェーダーの出番ですね!
そんなウェーダーには色々な種類があり、それぞれ特徴があって、季節や場所、使い方によって合う合わないがあるため、自分の釣りに最適なものを選ばなければいけません。
でも値段もピンからキリまであるのでどれを選べばいいかわかんないですよね。。。
ということで、今回はこれからウェーダーを買おうかなと検討している方向けに、ウェーダーについてご紹介していきたいと思います。
もったいない買い物にならないように是非参考にしてみてください。
ウェーダーの種類と選び方
まずはウェーダーの種類と選び方を見ていきましょう。
▶素材・造り
ウェーダーの素材や造りには主に3種類のタイプがあり、基本的にはそれぞれ季節に応じて選びます。
※僕も愛用してるPROX社のウェーダーにはポリエステル素材地のウェーダーがありますが、最後のおすすめ商品で詳しく解説します
- ナイロンウェーダー
- ネオプレンウェーダー
- ハイブリッドウェーダー
ナイロンウェーダー
春・夏・秋
春~秋は生地の薄いナイロン素材のウェーダーがおすすめです。
ナイロンウェーダーには、『透湿』と『非透湿』の2種類のタイプがあり、『非透湿』のナイロンウェーダーが一番安価なので使っている方も多いでしょうが、夏場の暑い季節に長時間使用するには、蒸れにくい透湿素材のウェーダーがおすすめです。
ネオプレンウェーダー
冬
冬の気温が寒く水温が低い季節は、保温性の高いネオプレンウェーダーがマストです。
特にウェーディングする際は必須で、ナイロン製に比べて暖かさが全然違うので、釣りに集中できます。
「ネオプレンゴム」自体が商品名で、もとは「クロロプレン」という素材で作られているのです。
ハイブリッドウェーダー
春
気温は暖かくなってきたけど、水温はまだ冷たいといった春先等に活躍するのが、足元から太ももぐらいまでがネオプレンで、そこから上が透湿素材になっている、ハイブリッドウェーダーです。
▶丈の長さ
ウェーダーの丈の長さは大きく分けて3種類。
- チェストハイウェーダー
- ウエストハイウェーダー
- ヒップウェーダー
こちらは釣り場に合わせて選ぶと良いでしょう。
チェストハイウェーダー
胸の高さまであるウェーダーです。
水深があるところまでウェーディングして釣りをするような場合はチェストハイタイプを使用します。
ウエストハイウェーダー
腰の高さまであるウェーダーです。
サーフなど、そこまで深く立ち込みしないと言う場合はウエストハイタイプでOK。
上半身が開いているので、チェストタイプよりは動きやすくムレにくいです。
ヒップウェーダー
お尻の下ぐらいまで高さのウェーダーです。
ウェーダーというより、長めの長靴みたいな感じで、長靴よりもうちょっと長さがあればいいんだけどなぁーというような場所で使えます。
▶靴底
ウェーダーの靴底には主に3種類のタイプがあり、それぞれ釣りをする場所によって使い分けます。
複数持つことができない場合は、頻度の高いエリアに合ったものを選ぶと良いでしょう。
- ラジアルソール
- フェルトソール
- フェルトスパイクソール
ラジアルソール
一般的な靴底ですが、アスファルトやコンクリートの岸壁、土部で釣りをする際は、丈夫でグリップ力のあるラジアルソールタイプが良いです。
フェルトソール
濡れている場所でも滑りにくいのが特徴です。
フェルトスパイクソール
フェルトにスパイクが打ち込んである靴底なので、ゴツゴツした岩場などではフェルトよりも威力を発揮します。
▶形状
形状は大まかに2種類あります。
- ブーツ型
- ソックス型(ストッキングウェーダー)
ブーツ型
ソックス型に比べてとても安価。
ウェーダーとブーツが一体になっていて、ソックス型よりも着脱しやすいけど、足首が固定されるので動きにくいというデメリットがあります。
ソックス型(ストッキングウェーダー)
ウェーダーの足の部分が靴下のようなソックス形状になっていて、ブーツ部分は別途用意する必要があるので、ブーツ型に比べて高価で、着脱には時間も掛かります。
逆に言えば、ブーツが別なのでとても歩きやすく、足首付近の保護力も高いし、足周りの劣化や痛みが出てきても、ブーツだけ買い替えれば良いというメリットがあります。
経験談「ウェーダーは高価でもすぐ壊れる」
僕はウェーダーはもう二十年前ぐらいから使用していて、当初は小磯やサーフでちょこっと水を通るために安価なナイロンウェーダーを使用していました。
十年前ぐらいには千葉の干潟にウェーディングしに行くようになり、その頃に初めてネオプレンウェーダーを購入して、近年も秋冬の三浦半島でのウェーディングではネオプレンウェーダーを愛用しています。
その間、高価な3万前後の価格帯のネオプレンウェーダーを3着ほど使用しましたが、何とどれも大体2年でダメになっていくんです。
原因は、使用中の扱い方や保管方法など、色々と考えられますが、ウェーダーを履いて釣りをしていると、やっぱりいつかどこかに引っ掛けたり擦れたりしてしまい、そこに穴が開いて浸水して使えなくなってしまうんです。
もちろん最初は補修をして使っていますが、段々と補修しきれないほどアチコチが傷んでしまい、そうなるともう面倒になって買い替えになります。
が、これがかなり痛い出費になるので、途中からはもう高価なウェーダーは買わなくなりました。
当たり前のことですが、長く持たせるためのキーワードは“使い方”で、穴を空けないように細心の注意を払って大事に使用・保管をすれば長持ちするでしょうが、逆に高くても使い方によってはすぐに壊れる、いや、“壊れやすい”のがウェーダーです。
つまり、ウェーダーは『高い』=『長持ちする』ではない。
もちろん、高価な物には、縫い目がしっかりしたものや、ダメージを受けやすい部分の補強がされているものがあり、安価な物より壊れにくく設計されているものもあります。
なので、一概に言えるものではありませんが、高価なものが比較的短命で壊れてしまうこともよくあるのがウェーダーです。
結局ウェーダーは使い捨てサイクルがコスパ最高!?
そう考えると、高価な物を買うよりも、リーズナブルな価格帯の物を2年程度で使い捨てで買い替えていくというサイクルのほうが、コスパの面でも大アリだと思います。
予算が3万円あり、ウェーダーの寿命が平均2年だとしたら、高価な3万円ウェーダーを買えば1着で2年しか持ちませんが、1.5万円の安価なウェーダーなら2着で4年と長く使えることになります。
使う頻度が高い場合はコッチの考えも全然大アリではないでしょうか?
ウェーダーにはライフジャケットが必須
もはや釣りにライフジャケットは必須のアイテムという時代ですが、、、。
ウェーダーを装着して釣りをする場合も、ライフジャケット=フローティングベストも必須です。
フローティングベストなして落水・転倒すると、ウェーダー内に入っている空気により足が浮いてしまい、上半身を起こすのが困難になり、溺れる可能性が高く、最悪の場合は命に関わります。
ウェーダーは便利なアイテムですが、そういった危険な側面もあるということを知り、最低限、絶対にフローティングベストは装着しましょう。
SPECIAL★TOOL
今回のテーマになっているオススメのウェーダーですが、中でも僕も愛用しているリーズナブルなプロックス社の商品をいくつかご紹介します。
テフロンポリエステルウェダー【チェスト】
PROXには、ポリエステル素材のウェーダーがあります。撥水に優れたテフロン加工に加え、スレに強く破れにくいリップストップ生地を採用しています。ただのナイロン製ウェーダーよりも、もう1ランク上のウェーダーでリーズナブル。ウェーディングに最適な胸まで高さのあるチェストタイプ!おすすめです!
WADER ≪PROX≫テフロンポリエステルウェーダーチェスト/ラジアル
WADER ≪PROX≫テフロンポリエステルウェーダーチェスト/フェルト
WADER ≪PROX≫テフロンポリエステルウェーダーチェスト/フェルトスパイク
テフロンポリエステルウェダー【ウエスト】
PROXには、ポリエステル素材のウェーダーがあります。撥水に優れたテフロン加工に加え、スレに強く破れにくいリップストップ生地を採用しています。ただのナイロン製ウェーダーよりも、もう1ランク上のウェーダーでリーズナブル。サーフなどそこまで立ち込まない方に最適!腰までの高さのウエストタイプ!おすすめです!
WADER ≪PROX≫テフロンポリエステルウェダーウエスト/ラジアル
WADER ≪PROX≫テフロンポリエステルウェダーウエスト/フェルト
ブリザテックポリカウェーダー【チェスト】
透湿防水「ブリザテックPC」加工生地を採用したナイロン素材のウェーダーです。春から夏の暑い季節はムレにくい透湿素材!ウェーディングに最適な胸まで高さのあるチェストタイプ!おすすめです!
WADER ≪PROX≫ブリザテックポリカウェーダーチェスト/ラジアル
WADER ≪PROX≫ブリザテックポリカウェーダーチェスト/フェルト
WADER ≪PROX≫ブリザテックポリカウェーダーチェスト/ストッキング
ブリザテックポリカウェーダー【ウエスト】
透湿防水「ブリザテックPC」加工生地を採用したナイロン素材のウェーダーです。春から夏の暑い季節はムレにくい透湿素材!サーフなどそこまで立ち込まない方に最適!腰までの高さのウエストタイプ!おすすめです!
WADER ≪PROX≫ブリザテックポリカウェーダーウエスト/ラジアル
WADER ≪PROX≫ブリザテックポリカウェーダーウエスト/フェルト
3Dインナークロロプレンウェダー【チェスト】
ウォームロック&ウォーターガードのW2マテリアルを採用し、高い保温性能と防水性能を確保したチェストウェダー。防水防寒性にすぐれた4㎜厚のクロロプレン素材に暖かい空気を滞留させる3D立体加工生地をインナーとして採用したW2マテリアル構造。冬場や解禁当初の渓流などの厳しいシーズンに対応。フロント大型ポケットは、ハンドウォーマーにもなるオープンポケットと簡易防水ポケットの2重構造。ウエストには、転倒時の水の侵入を抑えるウエストベルトを標準装備。ウェーディングに最適な胸まで高さのあるチェストタイプ!冬は絶対ネオプレン(クロロプレン)!おすすめです!
WADER ≪PROX≫3Dインナークロロプレンウェダー/フェルト(PX5506)
WADER ≪PROX≫3Dインナークロロプレンウェダー/フェルトスパイク(PX8725)
WADER ≪PROX≫3Dインナークロロプレンウェダー/ストッキング(PX5516)
まとめ
ということで今回は、海釣りウェーディング用ウェーダーの選び方をまとめてみました。
これから海釣りウェーディングをやってみようという方がいましたら、ご参考にしていただけたらと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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