夏はシーズン真っ只中のマダコ釣り。
近年非常に人気の高まっている釣りです。
タコ=オクトパスからきている「オクトパッシング」と言うのはちょっと恥ずかしいので、、、。
僕的にはダサかっこいい「タコング」がしっくりきてる(笑)。
そんなタコングで使用するのがタコエギ。
そしてタコエギに欠かせないパーツのひとつがタコエギスナップです。
今回はそんなタコエギスナップについてのお話。
自作をしてコストパフォーマンス最高のパーツを作っちゃいましょう!
タコエギスナップとは?
タコエギスナップとは、タコエギを使った釣りをする際に、ラインとオモリとエギを繋ぐ便利なパーツのこと。
オモリとエギを繋ぐ部分がスナップになっているので、ワンタッチで簡単に取り付け取外しが可能です。
オモリの号数を変えたい、エギのカラーを変えたいといった場合にとても便利ですね。
各メーカーから色々と販売されているので、タコングを楽しむ方の多くがこれを使っていると思います。
タコエギスナップは根掛かりでなくしやすい
そんなスナップはタコエギのロストとともになくしやすいパーツ。
スナップ部分が伸びて帰ってくることもあるけど、一度伸びちゃったらスナップの強度はかなり落ちています。
そのまま使っていて、次にもし、一生に一度の超大物が掛かってしまったら、、、と考えると、交換がおすすめですね。
こういったことは、タコエギの釣り自体が根掛かりとの戦いでもあるために、どうしても避けられない道です。
なので、これら消耗品はできる限りコストを抑えたい。
ということで、今回は僕がいつも使っている自作タコエギスナップをご紹介したいと思います。
自作なのでコストはかなりの激安ですよ。
タコエギスナップは自作だと激安!コスパ最高でおすすめ!
と、その前に。
ここまで散々「自作タコエギスナップ」と言ってきましたが、実は厳密に言うと“スナップ”ではありません。
どういうことかと言うと、、、。
今回自作をおすすめしているのは、タコエギスナップと同様の役目をする、“ライン×タコエギ×オモリ”の3点を結ぶ『接続パーツ』のことで、これを自作しようということなんです。
詳しいことはこの後すぐにわかりますが、先に言っておきたいのはそのコストパフォーマンス。
タコエギスナップ(ささめ針)は、釣具屋さんで安いところだと定価から割引が入って2個入り234円、つまり1個あたり117円で販売されていました。
※釣具屋さんによって割引率は違います
しかし、今回の自作で作るタコエギ接続パーツはなんと…。
激安の1個あたり35円で作ることができるんです!!!
計算方法はコチラ。
■タコエギスナップ(ささめ針)1個分
2個入り234円 ※1個あたり117円
■自作タコエギ接続パーツ100個分
パワーステンスイベル(ささめ針)#4 10個入り176円×10個=1,760円
ハードスプリットリングバリューパック(ゼスタ)#3 100個入り869円×2個=1,738円
計3,498円 ※1個あたり約35円
ちなみに今回は、コスト優先のため、パワーステンスイベル#4とスプリットリング#3の組み合わせにしてありますが、わずかのコストアップでパワーステンスイベル#3とスプリットリング#4という、ワンサイズアップの組み合わせにしたほうがリングが摘まみやすいです。
計算すると、市販品は自作の3倍の価格、逆に言えば、自分で作れば1/3の費用で済むということです。
消耗品なのでこれはかなりお得だと思いますよ!
ちょっと気になるのはもしかして個数?
100個分ですからね(笑)。
そんなにいらないよって人も多いかもしれないけど、数シーズン分作っておいてもいいし、僕みたいにルアーする人はスプリットリングは単体で使いますからね。
あとは作る工程ですが、作るって言ったって、パーツとパーツを繋ぐだけです(笑)。
超簡単なので気になった方は目を通してみてください。
タコエギスナップの自作は簡単だからやってみよう!
それではいよいよタコエギスナップ(=タコエギ接続パーツ)を自作していきましょう。
作るというか繋ぐだけ(笑)。
超簡単ですから誰でもできます。
それでは一応、写真付きで手順を細かく解説していきましょう。
用意するもの
・パワースイベル#4
・スプリットリングプライヤー(ペンチ)
自作タコエギスナップの作り方手順
- スプリットリングプライヤーを使うと便利
- スプリットリングを開く
- パワースイベルに通す
- オモリを繋ぐ
- エギを繋ぐ
- 完成
①スプリットリングプライヤーを使うと便利
まずは準備するものとして、「スプリットリング」と「パワースイベル」の他に、スプリットリングプライヤーがあるととても便利です。
スプリットリングを扱ったことがある方はわかると思いますが、リングを開くためには溝を開かなければいけないのですが、スプリットリングプライヤーだと先端がリングを開きやすい形状になっているので、とても便利です。
先が何もない普通のペンチみたいのだと、結構力を入れたり、上手くやらないと繋ぎにくいです。
②スプリットリングを開く
スプリットリングプライヤーを使ってスプリットリングを開きます。
スプリットリングは今回#3を使用しています。
写真のように切れ目を少し残して開いておくと、この後の工程が楽になります。
③パワースイベルに通す
開いたスプリットリングをパワースイベルに通します。
パワースイベルは今回#4を使用しています。
このままくるくると回すように通して、輪っかの中にリングを完全に入れてしまいます。
どちらの輪っかでも良いですが、片方の輪っかにスプリットリングを2つ付けます。
④オモリを繋ぐ
パワースイベルの片方の輪っかにスプリットリングを2つ通せたら、リングの片方にオモリを接続します。
これもまたスプリットリングを開きながらくるくると通していきます。
⑤エギを繋ぐ
そしてもう片方のスプリットリングにエギを通していきます。
これもまた、スプリットリングプライヤーを使ってくるくると通していきましょう。
⑤完成
はい、完成です(笑)。
たったこれです。
実釣では、あとはパワースイベルにラインを結ぶだけでOKです。
自作タコエギスナップのデメリットは?
そんなこんなの自作タコエギスナップですが、もしデメリットと感じる部分をあげるとすれば、、、。
これは接続の手間だけです。
通常市販のタコエギスナップだと、オモリもエギも、スナップでクイックに取りつけ取外しが可能ですが、自作の場合はスプリットリングで接続を行うので、プライヤーでやる分、ちょっとだけ手間が掛かります。
僕みたいに青物をルアーで狙っている人なら、いつもやっている作業なので何とも思いませんが、スプリットリングの扱いに慣れていない方だとちょっと面倒に感じるかもしれませんね。
でも、これぐらいです。
ただ、タコ釣りは通常のルアーフィッシングのようにルアー交換の時間にあせる必要もないと思いますので、このぐらいは許容範囲だと思います。
まとめ
ということで今回は、コストパフォーマンス最高の自作タコエギスナップ(接続パーツ)の作り方をご紹介させていただきました。
面倒臭がりじゃない方にはおすすめです。
良かったらやってみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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