三浦半島のサーフで90cmのブリやらランカーシーバスを釣ってたら冷蔵庫が満タンになってしまったこともあり、しばらく釣りはやめてゆっくりしてました。
そして休んでる間に釣況は刻々と変わり、三浦半島サーフのコノシロも段々と姿を見せなくなってしまったようです。
いやいや、本当に釣りはタイミングですね。
釣れている時に行かないとダメ。
と言うか「釣れている」と聞いた時にはすでに遅いという時もあるくらいですから。
あぁ、、、コノシロの酢締め食べたかったなぁ〜(笑)。
ということで今回の釣行。
どうしよっかなーと思っていたんですが、ふと思いつき、超久しぶりに“サーフエギング”でも行ってみるかと車を走らせました。
爆風予報
予報は北風寄りの爆風。最初は三浦半島の風裏でエギングしようかと思ったのですが、今年は自身のエギングが絶不調。三浦ではアオリイカのポイントがいくつも釣り禁止になってしまったせいもあり、全然釣れずにスカしまくっている状態なので、今回は舞台を大きく変えて西湘方面へ行ってみました。
西湘サーフエギングでアオリイカ釣り
サーフエギングは7〜8年ぐらい前に結構探索してたことがありますが、近年は他の釣りに興味が向いてしまい、全然行ってませんでした。
まだまだマイナーな釣りで、サーフでエギングしてる人なんてほとんど見ないので、混雑している釣り場があまり好きではない僕としては、結構気に入っている釣りです。
釣れるか釣れないかと言ったら爆釣したことはないけど、そこそこデカイのがポロッと釣れたりするので、僕の場合は条件的に他に行くところがないような時に行ってる感じです。
▶︎釣れないサーフエギングの時間
今回は狙っていた時間帯が遅めだったので、余裕を持ってポイントに到着できました。準備万端でいよいよ入砂です。
久しぶりの西湘はワクワク。
ザザーンという波音は、三浦半島のサーフの波音より少し迫力がある感じで、また一味違ってすごく心地良いです。
そんな雰囲気を感じながらサーフエギングを開始しました。
やり方は陸っぱりのエギングと一緒です。
ただ、陸っぱりと比べると流れが強かったり、波打ち際での釣りなのでやり辛さもあるし、アタリの出方も陸っぱりよりは分かりにくい部分があるので、多少の工夫はしたほうが良いと思います。
投げて沈めて、シャクる!
しばらくやってアタリがなければエギチェンジ。
そして開始して1時間、アタリなし…。
雰囲気的には陸っぱりより景色が変わらな過ぎて少しシンドイかもしれない(笑)。
そしてそれからも我慢して投げ続けるも全然反応がないことにヤバイ感も漂い始めていました。
▶︎サーフに現れる青物狙いの釣り人
朝マズメが近づいてくると、まだ薄暗い時間帯にも関わらずパラパラと釣り人が現れる。
おそらく青物狙いの人達ですね。
もうそんな時間か…。
もしかしたらこのまま釣れないで終わってしまうのか?
青物が回ってきたら尚更烏賊なんて釣れないよね?
そんな思いがよぎって焦りが出ていたのを覚えています。
▶︎サーフエギング朝マズメの奇跡!
しかしそれは突然でした。
シャクった時の違和感。なんかが引っ掛かったような感触。そのまま竿を立てながら巻いてみると…。
クンックン〜!
と烏賊が引っ張っている感触が!?
キタキタキターーー!!!
超久しぶりの烏賊の引き!感触からしてそんなに大きくはないけど、そんなことより烏賊が掛かってくれたことが嬉しい!
キテる!キテる!うおーっ!キテる!!!
絶対にバラシたくない!とお願いしまくりながら最後は寄せ波に乗せて一気にランディング。
上がってきたのは…。
本命アオリイカでした!
やっぱり小さいけど、でもサーフエギングで粘りに粘って釣れたことが本当に嬉しい。
やったー!
▶アオリイカを締める
釣れたアオリイカは烏賊締めピックで締めてあげます。
美味しく食べるためのひと手間ですね。
烏賊の場合は眉間にブスッと、胴体側と脚側の両方向、斜めに刺してあげると両側が綺麗に透明から真っ白になります。
キャッチ&イート派には欠かせない作業ですね!
ジップロックに入れてからクーラーへ。
▶︎サーフの青物タイム
やっと群れが来たのか?これからなのか?
去には連発の経験もあるサーフエギング。
なのでここからの連発もあり得る!と少し焦りながらも投げ続けてみたのですが、、、。
実は時間的に本当にギリのタイミングだったようで、それから10分もしない内に辺りがドンドン明るくなってきて、時間的に完全に青物タイムになってしまいました。
周りではショアジギングだったり、角師が投げ始めていたので、これはもうアオリイカを狙る時間じゃないですね。
ということでサーフエギングはこれにて終了!
とりあえず本命がGETできて良かった!!!
漁港エリアでエギング
サーフエギングが終了し、そのまま帰ろうかとも思ったのですが、せっかくここまで来たので、もう少し寄り道して行くかと、漁港付近のチェックをしに行ってみました。
漁港に到着するとウキ釣り師が数名いてエギンガーは0。
このエギングシーズンにエギンガーがいないとは、まさか釣れてない?と思ったのですが、案の定、付近に墨跡はほぼ見られず。
かなり薄い跡が2、3箇所あったものの、その跡からは最近のものではなかったのがわかりました。
これは期待薄だな。
ということで今回の釣行は終了することにしました。
釣果
釣果は本命のアオリイカ×1。
数的には少ないけど、情報がない中、調査がてらのサーフエギングで本命をキャッチできたのは、僕にとっては大きな意味がありました。
サーフエギングのタックル
それでは最後に!
サーフエギングのオススメのタックルをご紹介します。
TAK使用タックルデータ
■リール:≪シマノ≫セフィアBB2500SDH(セフィアBBC3000SDHHG)
■ライン:≪ゴーセン≫エギファイヤー/0.8号
■リーダー:≪DUEL≫パワーリーダーエギングCN/8lb
■ルアー:≪DUEL≫アオリーQLC/3.5号
ロッド
サーフエギングでおすすめのロッドのご紹介です。
ロッド ≪メジャークラフト≫クロステージCRX-862E
入門機種としてメジャークラフトはド定番。ノーブランドよりも品質が良く、リーズナブルなのが魅力のメーカーですね。エギングでは86という長さがメインになってくるので、どこのポイントでも使えるという意味で、初めの1本にはオススメです。
ロッド ≪メジャークラフト≫CRX-892E
クロステージのエギングシリーズには、ロングレングスモデルがあります。堤防用としてはちょっと長すぎると感じる89ですが、逆に言えば、まさにサーフエギング用としてピッタリの1本。
リール
サーフエギングでおすすめのリールのご紹介です。
リール ≪シマノ≫セフィアBBC3000SDHHG
エギング特有のハードな「シャクリ」に耐え、滑らかなリーリングを実現する「高耐久」「防水」「快適なギアフィーリング」を兼ね備えたモデル。防水性能のコアプロテクトが搭載され、エントリーモデルとしては十分。ちょっと長く続けるかもといった場合でも全然使えるリールだと思います。
リール ≪ダイワ≫エメラルダスLT3000S-CH-DH
軽量化へ拘りをもったLTシリーズで、防水テクノロジーのマグシールドはもちろん搭載。シャクリやすく長時間持っていても疲れない軽さはエギングにとってとても重要なポイントです。kgアップのイカが突然のジェット噴射で逃げようとしても、ATD搭載で安心です。
アイテム&用品
サーフエギングでおすすめのアイテム&用品のご紹介です。
ライン ≪ゴーセン≫えぎ人/0.8号
GOSEN独自の“
GOSEN独自の“SG加工”が、エギングに最適な「ハリ」「コシ」を生み出し、操作性抜群。初期伸度を抑えた高感度設計で、イカのアタリを逃さない。
LINE ≪DUEL≫パワーリーダーエギングCN/2号
フロロカーボンとナイロンをブレンドした超強力複合素材「カーボナイロン®」を採用 したハイブリッドショックリーダー。低伸度でありながら、若干のクッション性。エギの動きを意識しています。
LURE ≪DUEL≫アオリーQLC/3.5号
3.5号で22gのウエイト。サーフエギングではやはり飛距離が欲しいので、できるだけ飛ぶエギを選択したほうが良いです。その点、この“ロングキャスト”。抜群の飛距離に加えて、ダートと安定したフォールも兼ね備えているので、まさにサーフエギングにピッタリです。超おすすめ!
まとめ
今回は超久しぶりのサーフエギング釣行。
関東でのサーフエギングは、本当にやっている人が非常に少なくて、まだまだ開拓の余地がある釣りです。
陸っぱりと比べると装備も変わるし、波打ち際ということもあって、やっぱりちょっとやり辛いところがあるけど、一度釣ってしまえばその楽しさがわかるし、きっとそれまでの概念がガラリと変わることでしょう。
もしよかったら挑戦してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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