季節は荒喰いシーバスのハイシーズン。でもあまりにも爆風過ぎるし、天気予報も良くない。釣れる釣れないと言うより何となく面倒臭くなるような状況ですよね。行こうか行かまいかとても悩みました。
でも、『Let’s ACTION!』。やっぱり行ってみなきゃわからないし、行動してみなきゃ何が起こるかわからない。
超爆風の東部夜磯
こんな風予報の日はみんなどこに釣りに行きますか?
やっぱり風裏に逃げるか、風表でヒラスズキですかね。でも今回はちょっと風が強すぎたので、表に行くには気が引けて、やっぱり風が多少でも避けれるポイントの方が安心。ということで東部を選択。
ポイントに到着して、こんな日に釣り人はいるのかなー?と思ったら…意外といるもんですね。実際、風は回避できるかと思っていたら、残念ながら横風が爆風の状態で、そんな中でも2名ほど釣りをしていました、、、。
風回避の立ち位置
それでも立ち位置によっては風を背に受けることが可能。1箇所しかありませんが…。と、運よくそこが空いていたのでINしました。
岩場に立ってみても大丈夫。釣りは可能。
今宵はここで勝負です。
狙える位置は1箇所
横からくる風に背を向けて、投げれる方向は範囲45度。完全に背を向けて横に投げれば風を受けてルアーは流れるが、水中の流れ的にはこちらの方が良い。正面に流ればルアーは快調に飛んでいくが、流れは弱い。ということでとても難しい状況です。ですが、やるところはここしかありません。なので、可能性は薄くても、その小さな可能性に賭けて投げ続けてみました。
、、、が、とにかく爆風がすごい。
時々背中を押され、立っているバランスを崩すほど。そして先行者2名。後からきた2名。どちらも風で勝負にならないのを察して早々に撤収していきました。向こうは全く風が避けれないですから、、、。ちょっと大げさですが、正面に投げても着水は真横みたいな状況ですからね、、、。
と言ってもこちらも全くアタリがきません。
誰もいなくなってから1時間ほど粘りましたが、時間的に時合いが終わったという頃合いを見計らって終了しました。
朝マズメに向けて移動
が、ここから第2部です。
実は事前に大先輩に相談して「あそこってどこから入るんですか?」と確認していたポイントがありました。前々から気になっていて、地形的にシーバスはもちろん、ヒラスズキ、ロックフィッシュ、青物も狙えそうな場所。朝マズメはそこで勝負しようと移動することにしました。
朝マズメは三浦半島の南部初場所で狙う
三浦半島の初場所の磯。
これまで三浦の地磯はかなり行きまくって、立入禁止の場所や潮通しが悪い内湾のようなところ以外、もう行けてない場所はほぼない。という中、唯一と言っていいほど残っていた場所が今回の磯。とても楽しみでした。
▶雨そして危険なうねり
まだ暗いうちにポイントに入る。
雨が降る中、道なき道を進んで海に出ると良い感じの磯が広がっていました。そして目的の立ち位置へ向かい、磯に立ってみると…。
ドッパァ~ン!
いきなり頭から潮を被ってしまいました。
何と風裏のはずなのに横から強いウネリが入っています。だいぶ下にある海面が一気に岩の上まで上がってくる。
これは危険!やばいやつです。
すぐさま戻り、1歩2歩、そして10歩ぐらい下がってしばらく様子を見ていると、、、。
ドドドドドドドドド…。
ドッパァーーン!!!
はい、ダメ。
これはもう無理です。
残念ながら一番立ちたかった岩に立てないことが判明。まぁ、新ポイントに行くとなると「あるある」ですけどね。仕方ありません。
▶ウネリ&サラシ
仕方なく少し戻り、手前の岩場から沖が狙えるような立ち位置でやってみることにしました。
ここも多少ウネリが入ってくるので、あちらこちらでサラシができています。これはシーバスと言うか、ヒラスズキに向いてそうです。
ここで30分ほど。しかし、マルスズキの回遊が気になるので、もうちょっと外側を狙える場所を探してランガンしていきます。
しかし、ここもダメ。
粘ってみればもしかしたら?なんだけど、なんかしっくりこないので移動。
▶ノーバイト
開けたポイントに到着し、最後はここで勝負。
空はだいぶ明るくなってきて、いよいよラストチャンス。
ルアーもじっくり見せていくルアーから、リアクション狙いのルアーへと変わり、最後は来た道を戻りながらどんどん撃っていきました。
しかし、、、。
ノーバイト、ノープロブレム、、、ノーガール(笑)。
そこにはアタリもなければ、お姉さんもいませんでした(笑)。
※お姉さんのくだりは過去の記事をご覧ください
釣果
ご覧のとおり、釣果は0!
ボウズりんこです!!!
まとめ
こんな日もあります。
でも収穫はあります。
釣れる釣れないは別として、あの風が吹いた時にあそこに行けばどういう風向きになって、どういうウネリが入っているということがわかったし、新規開拓のポイントに行けばどういう地形になっていて、どこの立ち位置で何が釣れそうというのも、より鮮明にわかってくる。
「行動するからこそわかること」です。
もちろんそれは今度同じような条件の時に、全く同じことになるとは限りません。ただそれを参考にして次のポイントを選ぶことはできるでしょう。
結果はPNB。だけど僕にとってはいい釣行でした。