季節は蒸し暑い梅雨時。
横浜アジングも釣れないし、タチウオも釣れない。
夜、何か釣るものはないのかと思っていると、三浦半島での“ウェーディング梅雨メバル”が話題になっていました。
いつも自分が行く冬のメバリングシーズンとは真逆の季節で、この時期にメバルをやることはあまりなかったのですが、これはちょっと楽しそうだなということで挑戦してきました。
三浦半島ウェーディング梅雨メバル
梅雨メバル。
その字の如く、春から夏前にかけての“梅雨”シーズンのメバリング。
一般的な『梅雨メバル』と言うと、梅雨の雨で下がる海水温変化で一時的に活性が高くなるメバルを釣る釣りみたいです。
そんな梅雨メバルを三浦半島で楽しむ。
しかもウェーディングで。
本当にこの時期にメバルが釣れるのか?という不安がありながらも、久しぶりのウェーディングがとても楽しみでした。
向かおうとしているポイントは初めてのポイントなので、詳しいことはわかりませんが、現場に行けばわかるでしょう。
あーだこーだ言うより、まずは行動です。
『Let’s ACTION!』
▶忘れ物
駐車場に着いて早々気づきました。
夜釣りにおいての致命的失態。
そうです。
ヘッドライトを忘れてきました…。
しかもウェーディングです…。
これはまずい。
ということで車の中に何かないか必死に探すと、トランク内を照らすミニランタンみたいなライトを発見。
これしかない。
と、何とか釣りはできることになりました(笑)。
▶︎開始早々に強烈バイト!
ポイントに到着すると先行者なし。
もしや釣れていないのか?という不安がよぎりながらも、まずは所々にあるストラクチャー周りをトップで探っていきます。
これですね。
いつかウェーディングメバル用にと用意してきた秘策のバス用ルアーだったんですが、、、。
開始早々に1バイトあったのみでその後全然なのでチェンジ…。
そして1レンジ下げたシンペンに変えて1投目でした。
ゴンッ!
とメバルらしからぬ強烈なバイトがきたのに乗らず、、、。
もしかしたら噂のヒーちゃんかもしれませんが、見てないので何とも言えませんね。
そしてその後レンジを下げながら探るも10分ほどしてもアタリがないのでちょっと移動することに…。
▶︎海藻直撃!
次に少し場所をずらして海藻帯を狙ってみます。
潮位があるため海藻が水面に出ておらず、どの辺りまで伸びているかとか、どこに隙間があるかなどが全くわからない状況。
なのでとりあえず水面直下を引けるシンペンで開始しました。
すると…。
根掛かり!
と言うか草掛かり(笑)
おいおい…。
そのままラインブレイクしてしまったのでシステムの組み直しをして、やっぱりさっきのところを撃ち直そうと思ったらいつの間にか後行者が2名浸かってました、、、。
仕方ないので少し離れたオープンエリアの方まで行って探ってみることに…。
▶︎あまり釣れない時間帯
この後はランガン。
少しずつ位置をずらしながらルアーを変えながら撃っていきます。
しばらく行ったらまた戻ってみて。
と、やっていると後からもう一人。
こんな時期にみんな梅雨メバルをやりに来るなんて、意外と人気なんだなと思いました。
しかし、2時間ほどすると全員退散。
チラチラ見てましたが、おそらく二人組が1匹釣った以外は釣れてない感じでした。
着いて早々の時間帯が良かったのかな?
▶︎雨降る中で本命“梅雨メバル”連発!
ということで最初のエリアが空いたので早速入ってみると、何か沖にゴミの塊のようなものが見えてる。。。
どうやら潮が下げてきて根?ゴミ?みたいなのが露出したようです。
それを避けるように投げてみるも、少しレンジを下げると海藻に引っ掛かります。
ここはダメだ。。。
てことで、またまたオープンエリアの方へ移動しました。
こっちはあまり根掛からないということは向こうより水深があるということなので、後は下に根やストラクチャーが隠れていると良いけど…。
そうこうしていると雨も降ってきました。
やはり梅雨ですね。
パラパラだったり突然強くなったり。
でもいいんです。
もうお股から下はびしょ濡れなんですから(笑)。
そしていつの間にか潮止まりを超え、流れが出始めました。
『ここで絶対回遊して来るはず』と信じて投げ続け、ふとしたタイミングで“あの沖だ”という直感のもと、飛距離の出るシンペンにチェンジ。
その1投目でした。
ガツッ!
というバイトからの強烈な引き!
ついつい「おおおおっ!」と声が出てしまう突っ込みを数回いなし、ゆっくり寄せてくれば、待ちわびた本命でした。
やっと出会えた梅雨メバル。
めちゃくちゃ嬉しい!
しっかり写真撮影した後、楽しませてくれたお礼を言ってリリースしました。
やっぱりあそこにいた。
直感だけど、流れを読んで何となく見えた沖のワンスポットが気になっていました。
そして追加を狙って気になるところを撃ってみると…。
連チャン。
もうとにかくヒットした直後の突っ込みがすごいんです。
一瞬ヒーちゃんかと間違えてしまうほどの引きですが、寄せてくれば目の前にメバルちゃんの姿。
2匹目です。
やっぱり来てる!
と、確信が持てました。
後はどこまで入ってきているか?が楽しみなところで、こんな時はわざとルアーをチェンジして、他のルアーだとどうなのか?レンジを変えるとどうなのか?を試していきます。
しかし、トップに変えてもミノーに変えても、他のシンペンに変えても反応がありません。
そうなると「もう抜けてしまったのか?」と不安になるので、またHITルアーに戻して再開すると…。
ゴゴゴッ!
と再びのHIT!
やっぱりこのルアーが良いんですね。
同じシンペンでもわずかに違うレンジと動き。
これが効いているんでしょうね。
しかしその後風向きが変わってきたなーと思ったら急にアタリが遠のいてしまい、1時間ほど粘ってもダメなのでここらで終了することにしました。
釣果
釣果はメバル×3。
そこまでBIGサイズではなかったのにメチャクチャ元気で引きが強いのが印象でした。
梅雨メバルの特徴なのかな?全部リリースしたのでお持ち帰りはなしです。
MCガンフレーム
今回のようなウェーディング時や小磯のライトゲームで活躍するMCガンフレーム。
今回も実際に使用してランディングがめちゃくちゃ安心だし、とても便利でした。
ただですね、、、最後に釣れて仕舞う時にちゃんと引っ掛かかってなかったらしく、帰り際になくなっていることに気づきました。
やってしまいました。。。
浸水ウェーダー
そしてヤバかったのはウェーダー。
この時期に使うのはどうなんだと思いますが、かなり使い倒して補修しまくりのネオプレーンウェーダーで、股下ぐらいの漬かりなら行けるので捨てるのはもったいないと取っておいたんですよね。
それで今回も沖まで行くわけじゃないので、多少の浸水は我慢しようということで、持っていったのですが、、、。
実際は腰上まで浸かることになって、お股からガンガン浸水。
パンツもビショ濡れになりながら釣りしてました(笑)。
陸に上がればザップザップ足が重いし、駐車場まで歩くのもしんどかったし、脱いでひっくり返したら大量の海水が…。
さすがにもう捨てます。
まとめ
ということでウェーディング梅雨メバル初挑戦でした。
最後、『この流れ初めでもう一回来るはず』と信じて投げ続けてて、思い通りに連発してくれたのが最高に気持ち良かったです。
本当にイイ釣りできました!
ウェーディングってのがまたシチュエーション的に堪らないですよね。
今度は新しいウェーダーで挑戦したいと思います(笑)。
SPECIAL★TACKLE
今回使用したオススメのタックルをご紹介します。
ROD ≪アブ≫ソルティースタイル STMS-802LT-KR
伊豆半島では巨大ヒラスズキを連発させてもしっかりキャッチさせてくれたメバリングロッド。
三浦半島ではサーフの砂メバルの他、磯でのデカメバル、そしてスモールプラッギングゲームでサーフシーバスを2本釣り上げたのもこのロッドです。
感度良く、そしてとにかく強い。
磯、サーフ、ゴロタで飛距離が必要な時、そしてデカメバル&尺メバル、さらには不意の大物が来ても安心してやり取りできるロッドを求めている方。
オススメです!!!
REEL ≪ダイワ≫18フリームス LT1000S
最初から尺メバルやヒラスズキを想定するなら、もう1サイズ上げても良いかもしれませんが、ライトゲーム主体で考えるならこちらで十分です。
メバリングやカマスゲームなどに良いですね!
SPECIAL★TOOL
今回使用したオススメアイテムをご紹介します。
LINE ≪バークレイ≫スーパーファイヤーライン 0.5号
UVF(超高密度繊維加工)+Evo Silicone加工で耐摩耗性20%UP。
この強力なコーティングが抜群です。
滑らかな表面加工で摩擦係数削減によりジグのスムーズな落下や遠投が可能。
TOOL ≪第一精工≫MCガンフレーム
今回のウェーディング釣行でも、以前の磯メバリング釣行でも、ランディング時に活躍してくれました。
PVCコーティングネットなので、魚がネットに絡まないのはもちろん、リリース前提で釣りをされる方にとっては、魚が傷つきにくいというところも大事なポイントですよね。
SPECIAL★LURE
今回使用したオススメのルアーをご紹介します。
LURE ≪APIA≫パンチライン45
もう本当に大活躍のルアー。
色々なシンペンを使っても、“これだけが釣れる”を体感させてくれるルアー。
メバルもヒラスズキも釣れちゃうスモールプラグ!
持ってて絶対損はありません。