安物エギと言えば、、、。
100均エギ!
ダイソーエギ?Amazonエギ?セリアエギ?
どれも激安でおこづかい制アングラーにとっては嬉しい限りなんですが、、、。
「安かろう悪かろう」なんて言葉があるように、安けりゃ良いってもんでもないわけです。
とは言え、おすすめの使い方もあるわけで、、、。
今回はそんなお話。
これからアオリイカのエギングを始めようと思っている方必見。
安物エギのダメなところ、おすすめの使いみちを見ていきましょう。
春秋はアオリイカ釣り「エギング」
春、秋になるとささやかれ始める人気ターゲット。
それが“アオリイカ”。
生き餌を使った泳がせ釣りでも狙うことができますが、エギ(餌木)と言われる疑似餌を使った「エギング」がとても人気です。
産卵時期の関係上、春は大型1発狙いが期待でき、秋は小型の数釣りがしやすいので入門シーズンとも言われますね。
人気メーカーのエギ
そんなエギングに使用する疑似餌のエギは、エビのような形と動きでイカを誘いますが、製品としてはこの2大メーカーは外すことができないでしょう。
それはヤマリアの「エギ王」とデュエルの「アオリーQ」です。
これまで、この2大メーカーが突出してエギング界をリードしてきたと言っても過言ではないでしょう。
▶ヤマリアのエギ王
ヤマリアのヤマシタブランドは、船のイカ釣り仕掛けでも超有名なので、イカ用品には絶対的な信頼を得ていました。
そんなヤマシタから販売されているエギがエギ王。
昔はエギ王Qと呼ばれていましたね。
今では皆さんご存知『ネオンブライト』も開発され、注目を集めています。
▶デュエルのアオリーQ
ヤマシタのエギ王同様に、エギング界の2大メーカーとして君臨していたのがデュエル。
そのデュエルのヨーヅリブランドから販売されているのがアオリーQです。
スタンダードエギとして30年以上前に発売されてから、これまでに様々なモデルを世に輩出してきました。
今では、エビまんまの形をしたイージーQシリーズも人気です。
ダイソー?Amazon?セリア?の激安エギでも釣れる?
そんなエギング王道人気メーカーのエギではなく、近年よく見かけるのが1個100円前後で購入できる激安エギです。
有名100円ショップのダイソーやセリアでも売っていますし、ネットショップのAmazonでも購入できますよね。
それら激安のエギ、言い方を変えれば“安物”のエギでも、アオリイカは釣れるのでしょうか?
答えから言うと「イエス」です。
釣れないことはありません。
実際、僕もエギングを始めた当初は300円ぐらいのノーブランドのエギで釣りました。
しかし、やっぱり安物は安物なんですよね。
メーカー品とはやっぱり違うんですよ。
安物エギがダメな理由
メーカー品のエギと、激安な安物エギとの違い。
それは一体何なのか?
それを一言で言うと『クオリティー』です。
デザインや機能などは圧倒的に差がありますし、それ以外でも、やはり、ノーブランドの安物エギとメーカー品とではクオリティーが違います。
メーカー品は耐久性も動きも安定しているのに対し、安物エギは買ったばかりなのに不具合が出ることも珍しくありません。
そりゃあそうですよね。
そうでもないと値段の差が意味ないですから。
ではもう少し具体的に、安物エギはどういったところがダメなのか見ていきましょう。
▶安物エギは布が剥がれやすい
まずは何と言ってもコレでしょう。
あるある話ですが、安物エギは布が剥がれやすいです。
ほとんどのエギには、色々なカラーリングが施された“布”が巻かれていますが、安物のエギって、お腹の部分から剥がれてくることが結構多いんですよね。
原因は接着不足。
接着剤がちゃんと塗られていなかったのでしょうね。
もちろん、そのまま布が剥がれてきてしまったエギでは、アオリイカは釣れにくくなります。
なので、もし現場で布が剥がれてきてしまったらすぐに補修するか、交換する必要があります。
▶安物エギはシンカーが取れやすい
それと、これもまた度々起こる現象ですが、、、。
布剥がれほどではないですが、安物エギはシンカーが取れやすいんです。
これもまた剝がれやすい布と同じことで、接着が甘いせいで起こる現象です。
もし現場でシンカーが取れてしまった場合は交換したほうが良いでしょう。
▶安物エギは沈み方がおかしい
それからこういったのも報告されています。
“沈み方”がおかしい。
なんと安物エギは、体が倒れたまま沈んでいくというのです。
そうだとしても一定の速度で沈んで行けば釣果には影響なさそうには思えますが、、、やっぱりなんか嫌ですね(笑)。
安物エギは必ずしもダメではない
そんな感じの不具合が散見される安物エギ。
とは言え、全ての安物エギが、ダイソーエギが、Amazonエギが、セリアエギの全てがそうであるとはいうことではありません。
基本的には何でも価格相応ということはあると思いますが、、、。
逆に言うと、そんな安物エギの中には“アタリ”もあるでしょうから、それを楽しみにしても良いかもしれません。
安物エギはサーチ用に!
ただ、現実問題、こういった不具合の声を聞くことが多い安物エギ。
なので、エギング初心者だからと言って、安易に安物エギを手にするのはどうかと思います。
安いのは確かに魅力的です。
だけど、「釣れないエギ」でいくら頑張っても釣れないんですから。
安物エギが釣れないという意味ではないですよ。
ただ、不具合エギは釣れにくいという意味です。
なので、初心者の方におすすめするとすれば、安物エギはサーチ用として使うということです。
エギングは海藻帯を狙うことが多く、根掛かりも度々起こります。
メーカー品のエギを使っていてロストするとショックも大きいので、初めてのポイントや、シーズン初めの地形調査の時には安物エギを投入。
そしてある程度地形を把握して、この辺を通せば、この辺りでシャクリ始めれば根掛かりしない、等々がわかった時点で、本気で釣りにいく時にメーカー品のエギを投入するのです。
こうすれば最小限の損害で済み、尚且つ、イカを釣る確率も上がると。
これなら一石二鳥なのではないでしょうか。
ただ、だからと言って安物エギでガン攻めしてロストしまくっていては、環境問題への懸念も出てきてしまいます。
なので、いずれにせよ、なるべく根掛かりしないようなテクニックを身に付ける必要はあるでしょう。
タコエギ用に安物エギ!
そんなこんなの安物エギですが…。
布が剥がれたりしたエギでアオリイカは釣れにくいと思いますが、タコには問題ありません。
タコ釣りにアオリイカ用のエギを使う方は非常に多く、2個付け仕様で狙う方もいますよね。
僕的にはアオリイカ用エギ1個でタコを狙うのはバラシが多いのでおすすめしませんが、2個付け仕様なら良いと思います。
なので、安物エギは、アオリイカエギングの地形サーチ用として、もしくはタコ釣りのダブルエギ仕様に。
が、おすすめですね。
まとめ
と言うことで今回は、ダイソーや、Amazonや、セリアなどの激安エギのおすすめの使い道についてお話していきました。
もしかしたら最近の安物エギはクオリティーが上がっているかもしれませんが、やっぱり僕は信頼性のあるメーカーエギが好きですね。
秋冬のアオリイカのエギングシーズン。
これから始める方は、是非参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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