僕はどちらかというと“大物釣り”より“数釣り”が好きで、たくさん釣ってたくさん食べたい人です。だからアジもイワシも100匹200匹の大漁だと嬉しい。でもワカシ×100よりイナダ×1の方が良いといった例外もありますが(笑)。要するに“美味しい魚をたくさん食べたい”んですね。
そんな僕が最近は大した釣果もあげてなくて、また青物を狙いに行っても、釣れてもどうせ1匹か2匹でしょ?なんて思ってしまったら、、、船に逃げるしかなくなりました(笑)。
大流行の船テンヤタチウオ釣りとは?
今年人気爆発の東京湾『船テンヤタチウオ釣り』。
発祥は関西、大阪湾と言われていますが、これまでの天秤タチウオ釣りよりも圧倒的にアベレージが大きく、「釣れればデカイ」「たくさん釣れる」ということで人気急上昇中の注目の釣りです。
東京湾船テンヤタチウオ釣りのテンヤは標準50号
東京湾船テンヤタチウオ釣りに使用するテンヤは50号が標準です。
流れが早かったり水深が深かったりすると60号だったり、逆に水深が浅かったり渋い状況で重いと弾いて食わないとかがあるようだったら、40号とかを使用すると良いと思います。

ただ、今回の釣行では50号以外を使用しなければいけないようなシーンはなく、終始50号で問題ありませんでした。ここらへんは事前に船宿さんに状況を確認しておけば良いでしょう。
船テンヤタチウオ釣りのエサは特大マイワシ
船テンヤタチウオのエサは特大なマイワシを使います。今回僕が買ったのは「頭を落とした状態で」テンヤの端から5〜6cmぐらいハミ出るぐらいだったので、元々のサイズは約18cm~20cmぐらいだったと思います。

小さいマイワシは全然食わないようなので、事前にスーパー等で買っていく場合はその点に注意して選んだほうが良いでしょう。
※ちなみに東京湾ではサンマ餌は禁止

出船前やポイント到着前に3セット以上準備しておくと、最初の流しでタイムロスをせずにエサ交換ができるのでおすすめです。
船テンヤタチウオ釣りのエサの付け方
タチウオって実はかなりじっくり餌を見ていて、違和感があると食わなかったり、離してしまったりします。本アタリとなる食い込み前のハムハムタイムで、簡単にエサが崩れないためにも、ちゃんとした餌付けにすることはとても重要なポイントです。
▶船テンヤタチウオ釣りのエサの付け方手順
それでは”船宿さん直伝”のエサの付け方を紹介します。
- ワイヤーをテンヤの頭に結ぶ
- マイワシの頭を落とす
- 腹を切る
- テンヤに刺してしっかりハメる
- 頭の方を3〜4巻き
- 真ん中は跨ぐだけで後ろを3巻ぐらい
- 折り返しで真ん中跨いで残りを頭に巻く
- 端をテンヤの頭のアイに結ぶ
写真で見ていくとこんな感じです。







エサ付けは“食いに直結”するので、焦って雑にならないよう丁寧にやると良いと思います。
ポイントは東京湾観音崎沖40~60m
ポイントは東京湾船タチウオの一級ポイントとして有名な観音崎沖です。
ポイントにはテンヤ船だけでなく、天秤船も一緒。ジギング船だったのかルアーをやっている人が乗っている船もいました。

ちなみに今回のタチウオの指示棚は40~60m。乗船者のほとんどが小型電動リールを使用しており、僕含めて手巻きリールの方はわずか。40mぐらいならそうでもないですが、60m近くになってそこそこの重さの大型タチウオを上げてくるとなると、手巻きだと結構しんどいです。