先日神奈川県の黒岩知事が、新型コロナウイルス対策の一環として行った、三浦市三崎港の立入禁止&駐車違反取締り強化。
いわゆる『三崎港バリケード事件』(勝手に命名)ですが、バリケードが強化され、路上駐車の取締りも徹底したことにより、その場から『ルールとマナーを守れない釣り人』達は退散。
その本気度がうかがえる行動に“僕たち釣り人”は複雑な気持ちにさせられました。
神奈川県三浦市にある三崎港と言えば、三崎マグロが有名です。 そして城ヶ島との間にある水道は、塩通しが良くて様々な魚が釣れる上に足場も良いことから、ファミリーにも人気の釣り場ですね。 特に人気の「花暮岸壁」や「冷凍庫前」[…]
神奈川県知事が釣りに対してこのような形で言及するとは思ってもいませんでしたが、このような言い方になったということは“相当な気持ち”があるということです。
不要不急の外出自粛』『今は来ないで』『我慢のGW』。
そして『ルールを守れ』。
これを本気で伝えたかったのです。
『釣り場』を取り戻すのは思っているほど容易ではない
残念なことに今回のように釣り場が封鎖されているのは三崎港だけではありません。
三浦半島ではサーフ(砂浜)への入り口も封鎖、さらにローカルアングラーも驚くほどのマイナーな磯への通路まで封鎖されています。
これは野比海岸。
そしてこちらは松輪漁港や遠津海岸。
毘沙門天の手前の道。
本当に三浦市、神奈川県の本気度がうかがえます。
では、これらの措置はいつ解除されるのでしょうか。
いや、、、そもそもこれって『解除される』のでしょうか?
皆さんご承知のとおり、新型コロナウイルスが蔓延する以前から、釣り場の『ゴミ問題』『駐車問題』は深刻でした。
それに迷惑を受けていた現地の方々からすると、この機会に『永久釣り禁止』にしてしまったほうがよっぽど“楽”なんです。
それを考えると、わざわざまた面倒なことになる『釣り場の開放』を行うのでしょうか?
観光につながる所であれば、砂浜であれ、磯であれ、いつか開放へ向けて動き出す気はします。
しかし、観光地でもなんでもない小場所はどうでしょう。
残念ですが、絶望的とも言えるぐらい期待が持てません…。
本当は気づいていたし、わかってはいたけど、これらの問題を止めきれずに来てしまっていたツケが、今、回ってきたのかもしれません。
もう、あの時最高に楽しんだポイントへ行くことはできないのでしょうか…。
神奈川県知事へのメッセージ
こんな状況で、僕たちは一体どうすれば良いのでしょうか。
『釣り場』を取り戻すために、指を咥えてただただ待っていることしかできないのでしょうか。
僕は神奈川県知事のtweetに居ても立っても居られず、リプライ(返信)しました。
知事が伝えるメッセージに“このまま待っていたら、いつまで経っても解放されないのではないか”と感じるほどの気迫を感じられたからです。
でも、いつか大好きな釣りが再開できるようにと、自粛している釣り人も大勢いるということを知っていただきたい。
落ち着いたらで構いませんので、各地開放へ向けてご協力をお願いします。
神奈川県の人口900万人の中のたった一人が、tweetにリプライしたぐらいで声が届くかどうかはわかりません。
ただでも、『釣り人全員が悪者ではない』ということを知って欲しかったのです。
多くの釣り人が声を上げれば何か変わるかもしれない
これはあくまで個人的な考えですが、“何もしなければ何も変わらない”と思っています。
だからTwitterでもブログでも、声を上げました。
僕たちの大好きな釣り場が守られることに希望を持って伝えない?
県内に釣りを愛する人達がこんなに居るんだって知ってもらえたら何か変わるかもしれない。
少し『夢物語』になってしまいますが“釣り場の開放”へ向けて良識のある釣り人が何百人、何千人とメッセージを送ったらどうなるんでしょう。
県知事がそれに気づいてくれたら、「県内に釣りを愛する人達がこんなに居るんだ」って知ってもらえたら、何かが変わる気がしませんか?
県知事がそれに応えてくれて、開放に向けてメッセージを発信してくれたら、それに反応してメディアが広めてくれたら、地元の方々も少しは理解をしてくれたりしないかなって。
それが正解なのかどうかはわかりません。
無駄なあがきかもしれません。
でも、釣りを愛するアングラーの一人として、声を上げることで、『永久釣り禁止』になってしまうことが防げるならと、ただ希望を持ちたいのです。
変わらなければいけない
おそらくではありますが、神奈川県内から全ての釣り場がなくなるわけではないと思います。
しかしいずれにせよ、今まで問題となっていた釣り場の『ゴミ問題』『駐車問題』そして『立入禁止侵入問題』は何とかしなければいけません。
地元の方々からすれば、これが解決しなければ開放したくないというのが本音でしょう。
ですからまずは、釣り人みんなが改めてこれまで以上に気を付けなければいけないということ。
そして今まであまり関心を持ってこなかった方々も、これを機に意識を変えていただかないといけません。
かつて皆さんがたくさんの魚を釣った思い出の釣り場を取り戻すために“行動”しませんか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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