三浦半島の冬のライトルアーゲームと言えばメバリング。
前回はサーフを舞台にしたメバリング釣行で、2箇所目のポイントで短い時合いがあり、その中で3連打。
最後には無事良型も釣ることができました。
ただ、最終的に本命場でのキャッチとなり、最初にポイント開拓しに行ったサーフでは姿を見ることができなかったんです。
なので、今回もまた別のサーフを開拓調査してみることにしました。
新規ポイント開拓
サーフメバリングに限らず、新たなポイントを開拓する上でまずイメージするのは実績場。
自分のでもいいし、他の人の実績場でも構わないんですが、なぜあそこでは釣れるのか?なぜそこに回遊してくるのか?ということを想像することが大事だと思います。
まずは、そこにある要素、シチュエーションと似たようなポイントを探す。
そして同じような状況、タイミングでどうなるのか。
こういった結果を地道に見ていけば、いつかきっと新しい開拓場所でも、狙いの魚に巡り合える気がします。
釣り場は三浦半島
※釣り場はあくまで三浦半島ですが、ポイントが地図と同じ場所とは限りません
サーフメバリングはウネリの外海はダメ
まず向かったのは堤防や波避けがあるサーフで、波避けの裏側にたくさん根が点在しています。
過去にこの波避け周りで良型カサゴを釣ったことがあるんですが、メバルを狙ったことはありません。
ただ、狙うなら何もないサーフではなくて、こういったストラクチャーがある所を狙わなければ釣れないでしょう。
と、希望を持って向かったのですが…。
思ったよりウネリがあり、所々頭を出している根周りではサラシが出ているような状況でした。
水も濁りが強くこれは厳しそうだなーと思いながらもスタートしましたが、1時間ほど粘って、やっぱり予想通り何も反応すらありませんでした。
外海からの潮の入り具合や根の存在具合から見ると、悪くはないポイントのような気がするんですが、いかんせんこの濁りはダメかな。。。
荒れれば内海にベイトフィッシュ接岸!
戻り道、波避けの内側を見ると何やら小魚のベイトフィッシュがたくさん入り込んできていました。
やはり外が荒れ気味の時はベイトが湾内に逃げ込んで来ますね。
このような時はそれにつられてフィッシュイーターも入ってきている可能性があり、大チャンスとなります。
ということでウェーディングで前へ出て、フィッシュイーターがベイトフィッシュを待ち受けてステイしていそうな所を狙っていきました。
可能性があるのはシーバス。
荒れ具合によってはヒラスズキも釣れたりしますが、、、。
残念ながらこちらも反応なし。
まぁルアーもライトゲーム用しかなかったし、仕方ないです。
ここで新規ポイント開拓は切り上げ。
いつものコース、本命場へ移動することにしました。
三浦半島本命サーフで初の砂カサゴ
3ヵ所目となると、もう釣り出来る時間があまりない。
しかももうすぐ“時合い”です。
ここ最近はとにかく時合いが短いので、その短時間の間に決着をつけなくてはいけません。
ということで足早に移動。
本命ポイントに到着して、すぐに釣りを開始。
まずは表層を意識した活性高めの魚がいないかと、ミノーから探っていきます。
サーフなのである程度ポイントは絞れていますが、新しい発見があるかもしれないので、いつも大体範囲を決めて、その範囲をランガンしながら探っています。
しばらくミノーを投げていましたが、反応がないのでシンペンにチェンジして、レンジを変えてみたら…。
ココココンッ!
とバイト!
強烈な引きで、手前まで寄せて来たら…あれ!?
根に突っ込まれ、根化けしたーーー!!!
と、少しラインを張ったまま30秒ぐらい待ったら出てきてくれました(笑)。
釣れたのはメバルではなくカサゴでした!
サーフでの初カサゴ。
デカくはないけどこれは嬉しい!
うん。
サーフと言えど、カサゴが釣れるということは“根(ストラクチャー)”があるということですね。
メバルもそのような場所に回遊してきます。
間違ってない。
三浦半島サーフでお目当ての砂メバル無事GET!
ミノーからシンペンに変えてすぐのヒット。
ということはやっぱり、レンジを落とすとカサゴになってしまうのか…。
ということで再びミノーに戻して探っていきます。
ドーバー46SSをデッドスローで巻いてきます。
するとタイムアップギリギリに、、、。
コンッ!
と小さいアタリに即合わせが決まり、その瞬間に伝わる重量感!
うおおおおー--!
楽しいぜぇえええ!!!
十分に引きを堪能して姿を現したのはやっぱり…。
釣れました。
狙っていた本命のサーフメバル、通称「砂メバル」。
やっと来てくれた。
やっぱりプラグで釣るメバリングって楽しいよね!!!
ルアーフィッシングしてるって感じ。
さ、ここからもういっちょ、最後の追い上げだー!
と思われましたが、この1発のみで終了…。
やっぱり時合いが短く、なかなか厳しい戦いでした。
釣果
カサゴ×1、メバル×1。
メバリングタックル図解
参考メバリングタックル
リール:《ダイワ》18フリームス LT1000S
ライン:《バークレイ》スーパーファイヤーライン/0.5号
リーダー:《ティクト》ライトゲームコンパクトショックリーダー /7lb
スナップ:《マリア》ファイターズスナップ/#0
ルアー:≪アピア≫パンチライン45
ルアー:≪アピア≫ドーバー46SS
メバリングおすすめタックル
それでは最後に!
メバリングのおすすめタックルを紹介します。
ロッド
メバリングでおすすめのロッドのご紹介です。
ロッド ≪アブ≫STMS-802LT-KR
ロングロッドにありがちな重くてダルいデメリットを排除。ロングレングスながら1g前後の軽量ジグヘッドも難なくキャスト可能。かつ10g以上のリグも遠投可。フロートリグ、ライトキャロ、ジグヘッド、メタルジグ、カブラなど、多彩なメソッドに高次元で対応します。足場の高いポイントや磯場でも重宝するモデルです。ゴロタでのデカヒラスズキも、磯場でのランカーシーバスもこれで捕獲しています。
リール
メバリングでおすすめのリールのご紹介です。
リール ≪ダイワ≫フリームスFC LT2000S-XH
巻き取りの速さを生かし、源流域でのネイティブトラウトにオススメ。またアジング・メバルゲームなどのライトソルトウォーターカテゴリーにもおすすめの一台。185gの軽さは、ライトルアーを使用した繊細な釣りにおいて大きなメリット。磯場では大型の魚が掛かる可能性もあるため1000番より2000番サイズのほうが安心です。
アイテム&用品
メバリングでおすすめのアイテム&用品のご紹介です。
ライン ≪バークレイ≫スーパーファイヤーライン/0.5号
PEを超えるスーパーファイヤーライン。圧倒的な低伸度。圧倒的な低伸度。PEと比較して「根ズレに強い」と定評のあったFireLineから更に3%耐摩耗性アップ!熱圧縮と延伸技術により分子構造の強度化を実現!ゴロタでのデカヒラスズキも、磯場でのランカーシーバスもこれで捕獲しています。
リーダー ≪ティクト≫ライトゲームコンパクトショックリーダー ボルドーレッド/7.5lb
独自の染色技術により光の乱反射を極力抑え、魚に警戒心を与えにくい。しかし、結束時は色付きで見やすいんです。
スナップ ≪マリア≫ファイターズスナップ/#00
付けやすく強力。不意に大物が掛かっても、スナップがロックから外れてしまったり、変形したりせずに、魚がキャッチできます。
ルアー ≪アピア≫パンチライン45
とにかく遠投して沖のポイントをワームに近い感覚で投げられる小さなシンキングペンシルは、ライトゲームに必須アイテム。ジグヘッドリグ単体では攻略が難しい沖の潮目や表層などをスローに攻略する事が可能。 流れを感じるフラッドヘッドがアングラーに水中の情報を伝達。リグのポジションや流れの変化を把握する事で釣果UPは間違いなし!
ルアー ≪アピア≫ドーバー46SS
水中にエサが漂っているイメージを具現化すべく、余分な重量を極限まで削り軽量なボディへと仕上げた。水流変化に差し掛かれば素直にそれに従った挙動を見せ、自然な「エサ感」を演出。ハイプレッシャーな港湾エリアでも、しっかり見せた上で口を使わせる事が可能。スローアプローチが可能な事から、キャスト~ピックアップまでの時間を稼ぐ事ができ、小場所やストラクチャー周りをタイトに攻略可能。とりあえず磯場で最初に投げるのはコレ!
まとめ
結局終わってみれば、今回も新規開拓は失敗…。
というか、時合いまで開拓場所で粘れば結果が出たかもしれないんだけど、本命場に行けば釣れるって思うと、どうしても粘れなくて…(笑)。
新規開拓場所ってそういう意味でもなかなかムズイですね。
今度は精神的に自分に負けないようにしないと(笑)。
また諦めずに秘境を探しに行きます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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