アジ釣りはサビキ釣りもルアーでのアジングもやりますが、特に東京湾、横浜でのライトアジ(LTアジ)は大好きな釣りです。
理由は「釣れるから」。
釣れば引き味は楽しいし、食べれば何しても美味しい大衆魚。
ライトアジは初心者にもベテランにも愛される釣りだと思います。
冬場に行くのは初めてだったので、どうなることやら…と不安はあったのですが、なんとなんと、尺アジ多数!
良型のアジが連発してくれました!
横浜アジングは厳しいシーズン
『アジ』と言えば、ルアーで楽しむ“アジング”がありますが、盛期には僕もよく行きます。
自分で言うのもなんですが、所謂“横浜アジンガー”ってやつですね(笑)。
横浜アジングはハイシーズンになると、一晩でライトアジ船に負けないぐらい数が釣れてしまうこともあるんですが、冬の今時期は釣れてもパラパラで基本的に厳しいシーズンです。
もちろん上手い人は釣ってたりするし、自然相手なのでの群れが入ってくることもありますが、よっぽど「たくさん回ってきてる!」なんて噂がない限り行きません。
でも『アジが食べたい』。
こうなると手っ取り早いのがライトアジ船です。
ライトアジするなら午前船か午後船か?
そうと決まれば次は午前船に乗るのか午後船に乗るのかを決めます。
どうやって決めるかと言うと“潮回り”。
ルアーフィッシングだろうと陸っぱりのエサ釣りだろうと、船釣りだろうと、やっぱり潮回りは重要視します。
なぜなら魚の行動は『潮が動く=活性が上がる』
これが基本だからです。
午前船、午後船、それぞれの時間帯の潮の動きはどうなっているのか?
それによってどちらの船に乗るのかを考えるし、スケジュール的に午前船しか乗れないのにその時間帯の潮の動きが悪ければ、釣り自体を諦めることもあります。
横浜ライトアジの船宿探しで急展開!
今度は船宿探しです。
いつも船釣りに行く時は横浜山下町か金沢八景周りの船宿さんがメインですが、前日にネット検索していると、、、ココは!という船宿さんを発見!
すぐに電話して、諸々確認した後に予約をしました。
そして釣行当日。
たっぷり睡眠をとって、ゆっくり起きてから支度をしている最中、出船の2時間ちょい前ぐらいになって電話が鳴る。
電話に出ると乗船する船宿さんからだったんですが、出てきた言葉は、、、。
「今日は人数集まらなくて中止になりました」
ですと…。
今まで天候で出船中止になったことはありましたが、まさかの人数不足で中止、しかも人気のあるライトアジ船でそんなことがあるとは全く想像していなかったので驚きでした。
もう僕は完全にライトアジモードになっていたので、今からルアーに行くわけにもいかず、急いで違う船宿さんを探して、結局、横浜の山下町から出船する『渡辺釣船店』に行くことにしました。
出船前30分前には船宿に到着。
すぐに手続きに行きます。
そして受付で支払いなどの手続きの後、荷物を積み込んでタックルを準備します。
出船!
しばらくしたら出船!
山下町から出船するのでベイブリッジをくぐってポイントに行くことはよくありますが、この景色がまた素敵ですよね。
今回、仕掛けは手持ちの在庫が全くなかったので、新たに釣具店で購入してきました。
アジのサイズに合わせるためのハリス1.5号と2号、そして寒サバ大サバが来てくれた時のために3号も用意しました。
本命はアジなんだけど今時期の脂激ノリの寒サバも大歓迎(笑)。
ビシ、天秤、クッション、そして仕掛けの全てはセット完了していますが、ポイントに着いたらすぐに始められるようにコマセもビシに詰めてスタンバイOK!
しかし、冬のオフショア。
この出船時の走ってる時が一番寒いです…(笑)。
ライトアジ釣り開始!
出船して20分くらいだったでしょうか。
到着したポイントは本牧沖だったと思います。
船の速度が弱まってきたので、付け餌のアオイソメをセットして指示を待ちました。
そして船長がGOサインを出したのですぐに投入!
底まで仕掛けを落とし、着底したら糸フケを取ってから竿をシャクって、コマセが出たなーってイメージを持って仕掛け分を巻き上げる。
要するに巻かれたコマセの煙幕の中に仕掛けを入れていくイメージです。
これを基本として、後は自由に色々なパターンで誘いを入れてみます。
最初の1投目は反応がなかったんですが、2投目で反応がありました!
アジは口の横の皮が薄いので切れやすく、フッキングしている箇所によってはバレやすいので、慎重にゆっくり巻き上げていきます。
すると…。
YES!
本命のアジGET!!!
久しぶりのライトアジの釣果で、しかもいいサイズで嬉しすぎる!!!
▶手返し良く釣る
釣れたアジは一旦バケツへ入れておきます。
そしてすぐにコマセを入れ直して再投入!
釣果を増やすためには、この取り込みから再投入までの流れをスムーズに行って、如何に‟手返し”を良くするかが勝負になります。
上手い人は本当にこの流れが異常に早いんです(笑)。
1回の動作に掛かる時間が短縮されるため、総合的に落とせる回数が増え、結果として釣果が伸びるという理屈です。
▶底狙いで釣る
再投入後も基本パターンで誘いながら、時々シャクリ回数を増やしたり、上下の誘いを色々なパターンをやってみたり、逆に止めて待ったり。
とにかく誘いは色々試します。
そしてタナは基本的に底狙いです。
アジのレンジは底から2m以内、特に底付近に固まっているので、そこを重点的に攻めていきます。
そんなこんなしていると、時々こんなのも釣れちゃいます(笑)。
底狙いをしていて、しかも赤タンじゃなくてアオイソメが付いてると、やっぱり時々釣れてしまいますね。
嬉しいんだけど、1匹で天ぷらは面倒なので、どうせならいっぱい釣れて欲しい(笑)。
その後もアジは順調に数を重ねていきました。
▶アジングワームで釣る!
僕はアジンガーでもあるので、仕掛けの2本針の内、片方はワームをセットしたりして色々試していました。
派手目なピンク色、クリア系、ケイムラetc…。
すると6匹目ぐらいでしたね。
いいサイズのアジが釣れてくれました。
エサはこちらです。
ガッツリとアジングワームに食いついてきました。
派手な色よりイソメに近いナチュラルカラーが良かったみたいですね!
アオイソメ切れや反応が渋い時など、LTアジに“ワーム”という選択はアリだと思います。
何か秘密の『特ワーム』がありそうな気がしてならないので、色々試す価値はあるでしょう。
そして段々バケツにアジが溜まってきたので、ここらでクーラーに海水を注入して、海水氷を作り始めました。
本当は第一ポイントに着いた時に真っ先に海水氷を作っておくべきなんですが、この日は先に釣り始めちゃったので今から作ります。
そんでもって、溢れるほど釣れるか、もしくは最後にアジを移動させるつもりです。
冬のライトアジは巨大!?アジの平均サイズがとにかくデカイ!
しかし釣れるアジが皆デカイ!
今までライトアジって言ったら暖かい時季にしか行ったことがなかったので、冬のライトアジがこんなにサイズが良いなんて知りませんでした。
無理やり挟んでますが、結構力入れてます(笑)。
尺越えも混じって釣れてます!!!
最高に楽しいぞ!東京湾LTアジ!
だけど…。
釣っている最中、どうしてもバラシが頻発するんですよね…。
アジ釣りならではですが、原因は掛かり所です。
アジの口の両サイドは薄皮になっているので、そこに針が掛かってしまうと途中でバレたり、抜き上げでポロリしちゃうんですよね。
釣れるサイズがデカイので尚更です。
アジの血抜き
その後もアレやコレや誘い方を変えつつ、順調に釣れ続きました。
そしてちょうどぴったりアオイソメを使い切るタイミング、そしてコマセも丁度ピッタリ使い切るという完璧なタイミングでタイムアップ。
バケツから溢れるまではいきませんでしたが、半日にしては十分楽しめました。
そしてここから急いで血抜き。
やっている人はあまりいなそうでしたが、やるのとやらないのでは身の色も全然変わって味も良くなるので、絶対おすすめします。
血が抜けてからクーラーへ移動させて完了です。
釣果
結局最終的には32匹でした。
かなりバラシもあったし、ワームで遊んでたので、真面目にやってたらあと10匹はいけた感じですね。
東京湾横浜LTアジタックル図解
参考東京湾横浜LTアジタックル
リール:《アブ》MAX DLC H
ライン:《クレハ》シーバーPEX8/2号
天秤:《ヤマシタ》ライト天秤/1.2-30
ビシ:《サニー商事》ワンタッチビシライト/40号
クッションゴム:《ヤマシタ》ゴムヨリトリ/1.2mm-30cm
仕掛け:《ささめ針》激釣ライトアジ/9-1.5
東京湾横浜LTアジおすすめタックル
それでは最後に!
東京湾横浜LTアジのおすすめタックルを紹介します。
ロッド
東京湾横浜LTアジでおすすめのロッドのご紹介です。
ロッド≪アブ≫黒船KLAC-175ML
リーズナブルな価格ながら、軽量化を徹底追及し、感度・操作性の最適バランスを目指したシリーズ。6:4、胴調子。ライトアジ専用モデル。ライトウィリー、ライトマダイ、ライトタチウオ等にも。
リール
東京湾横浜LTアジでおすすめのリールのご紹介です。
リール ≪アブ≫MAX DLC H
待望の日本市場向け、デジタルラインカウンター搭載船用小型リール!バックライト付き大型液晶パネル、簡単糸巻き入力、簡単操作、電池交換可能なハイパフォーマンスリール。1台でタイラバ、イカメタル、バチコンアジングなどのライトゲームから、ライトビシアジ、ライト五目、太刀魚テンヤ等の沖釣りまで楽しめます。
アイテム&用品
東京湾横浜LTアジでおすすめのアイテム&用品のご紹介です。
ライン ≪クレハ≫シーガーPEX8/2号
精細な釣法に対応した0.6号から、青物などの大物狙いに使用できる6号まで幅広い号柄をラインナップしています。【高感度】当社PEシリーズで最も伸びが少ないグランドマックスPEを採用。【高強力】8本組を採用し強度を徹底追求。【高視認性】新ピッチマーキングを採用し視認性を徹底追求。【バリュープライス】コストパフォーマンスを徹底追求。
天秤 ≪サニー商事≫ハイブリッド天秤直/1.4-0.7-400
誘いが自然になる!向こう合わせに最適な弓型形状。しなやかな形状記憶が喰いこみをよくする。張りのあるステンレス線が魚の引きをいなす。
ビシ ≪タカミヤ≫ライトタックルビシ/40号
関東でよく使われるライトタックル用のビシです。コマセが出やすいよう下部が荒目になっています。
クッションゴム ≪ヤマシタ≫ゴムヨリトリアジイサキSP/1.5mm-30cm
アジは口切れしやすい魚なので、衝撃を吸収するクッションゴムは必須。バレを軽減するので絶対使いましょう。
仕掛け ≪ささめ針≫激釣アジビシフロロ2本/9-1.5号
フロロカーボンハリスのアジビシ仕掛です。喰い渋りに効果あり。
まとめ
ということで久しぶりの東京湾LTアジ船は大満足の釣行となりました。
もーまた行きたいです(笑)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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