秋はエサ釣りも楽しいシーズン。
特にこの時期限定の釣り物で、みんなに好かれる大人気のターゲットがいる。
そうです。
皆さんご存知『カワハギ』です。
カワハギと言えばすぐに思い浮かぶのは、“肝醤油”を付けて食べるお刺身ではないでしょうか。
その美味しさは極上。
釣り味も楽しいですが、その食味を味わいたくて釣りに行く人も多いことでしょう。
そんなカワハギですが、船に乗らなくても、堤防でもお手軽に釣ることができるんです。
今回、僕も陸っぱりからのカワハギ釣りを楽しんできましたので、ご報告させていただきます。
堤防カワハギ釣りとは?
カワハギ釣りと聞くと、船釣りやボート釣りが頭に浮かぶと思いますが、意外にもファミリーフィッシングで行くような堤防でも普通に狙うことができるんです。
ただ、季節があって、カワハギが岸際に寄ってくる秋から冬、9月~11月ぐらいが狙い目でしょう。
釣り方は岸壁際を胴付き仕掛けで狙うヘチ釣りで狙います。
仕掛けを底まで落として、おもりを着底させたまま、たまに仕掛けを振って誘ってあげるとアタリがきます。
エサ取り名人と言われるカワハギだけに、そこから針に掛けるのがちょっと難しいですが、微細なアタリに早合わせが効く時もあれば、ビビビッ!とはっきりわかるアタリまで待って即合わせするのが良い時もあるので、色々と試しながら釣っていきましょう。
この、ほど良い難しさがまたカワハギ釣りの魅力となっています。
カワハギ釣りに風は強敵!
そんなカワハギ釣りに“風”は強敵です。
ただでさえ掛けるのがちょっと難しいのに、強風で竿が煽られるわ、仕掛けがなびくわ、なんて状態では、アタリが全くわからないんです。
いつの間にかエサだけがキレイになくなっているという状態が続くでしょう。
ただ、皮肉なもので、ハイシーズンの秋冬は季節的に北風が多いのも事実。。。
なので、その中でも風が弱い日に狙うか、もしくは風の影響を受けない「風裏」のポイントを選ぶと良いです。
釣り場は横浜の風裏エリア
※あくまで釣り場は『横浜の風裏エリア』で地図の中心がポイントとは限りません
今回の釣行日はやはり強風日。
なので釣り場は、風を避けれるエリアを選択して釣行しました。
堤防カワハギ釣り開始
ポイントに到着したのは朝マズメ。
まず最初に構えた釣り座には誰もいませんでした。
あれれれ…。
ここはカワハギ釣れないのかな?
アジングではそこそこの実績があるポイントですが、カワハギが釣れるのかどうかは知りません。
まー適当にやってみましょう。
それではいよいよカワハギ釣りを開始してみます!
ちなみにわかりやすくタイトルには『堤防カワハギ』って言い方してるけど、今回は“岸壁”カワハギのほうが正確です(笑)。
※岸壁カワハギってあまり聞かない言い方なので…
▶︎砂地エリアの岸壁沿いでカワハギを狙う
でもって、まず初めてみたのは砂地エリア。
そこの足元の岸壁沿いを狙ってみます。
美味そうなアサリが3連発で付いてるんだから、カワハギ以外にも色々な魚が来そうだよな!
なんて思っていたのですが、、、。
これがそう簡単にはいかないようで…。
色々誘いを入れてみたり、ちょい投げしてみたりしても、エサが一切かじられないんですよね…。
こりゃーもしかして魚がいないのか…?
多少根があればいいんですが、投げ釣りは基本ダメなポイントなのでやったことがなく、根の存在がよくわからないんですよね。
うーん…。
これは移動だ!
20分で見切りをつけて場所移動することにしました。
▶︎ブレイクと根が点在するエリアでカワハギを狙う
今度は同じエリアでも、ブレイクと根が点在するエリア。
アジングしててボトムを狙いすぎると根掛かりする場所なので、何となく地形のイメージができています。
それにいつだったか何年も前に、小さいカワハギが岸壁沿いを泳いでいる姿を見たことがあったんです。
なので、実はこっちが本命のエリアだったんです。
ただ懸念点は、時々巻いて吹き込んでくる横風の影響を受けるのがちょっとやり辛いところ。
果たして、どうなるか…?
先行者が 1名。
ベテラン風のおじいちゃんが釣りをしています。
カワハギかな?
とりあえずすぐに仕掛けを投入。
すると早速…!?
ビビビッ!
…乗らない!
ビビッ!
…乗らない…!
ビビッ!
乗ったー!!!
なんか来たぞーーー!!!
カワハギか?
カワハギなのかー???
キターーーーー!!!!!
本命のカワハギ、いきなり釣れたー!!!
横風の影響はあるけど、とりあえず釣りは成立しそう。
でもちょーーーっと、小さいかな。。。
でも堤防カワハギってやつは基本的にサイズは小さいんですよね。
仕方ないです。
▶地形変化のあるポイントが狙い目
ココにカワハギがいることはわかった。
こっちは最初のポイントに比べると地形変化があるので、やっぱりそういうところにカワハギは付きやすいんでしょうね。
そうとなれば、後は釣りまくるのみです。
仕掛けを入れればすぐにアタリがくる!
アワセが決まると…。
釣れる!!!
けど、相変わらず小さいカワハギ。
釣れるには釣れるんですが、やっぱりサイズが小さいですね。。。
なのでさすがにこれは、、、ってやつはリリースしていきます。
そして、ちょっと引きが激しいなと思ったら、、、。
これはちょっとだけ大きめ。
大きめと言っても小さいけど…。
コツを掴めば連発する。
イイ感じで釣れて、キープとリリースを繰り返していましたが、そのうち段々アタリが減ってきました。
スマホを取り出すと、あーなるほど。
そういうことか…。
▶潮の動く時間帯が狙い目
タイドグラフを見ると、潮止まりに近づいていました。
アタリが減ってきていたのはこの理由ですね。
基本的に魚釣りは何でもそうですが、“潮が動いている時間帯”が狙い目で、逆に潮が動かない時間帯はあまり釣れません。
カワハギもどうやらその傾向がありそうです。
なので、例えば、潮止まりの時間帯に選んだポイントが全然釣れないからって、そのポイントが=イコール釣れないとは限らないということ。
同じポイントでも、潮が動いている時間帯にやれば爆釣していたかもしれないのです。
なので、ポイントの良し悪しを決める上では潮の動きも一緒によくチェックしておきましょう。
ちょっと話が逸れましたが、そんな潮の状態に加え、強風も収まらないし、時々吹く突風にはやる気も削られていく…。
あと1匹釣れたら止めよう。
…と、その気持ちに応えてくれたのは、、、。
ちゃいちーカワハギ君でした(笑)。
よし!
終了!!!
釣果
カワハギ×15匹(内リリース10匹)、クサフグ×3匹、カサゴ×2匹。
写真はありませんが、外道もチラホラしてました。
まとめ
秋の堤防カワハギ釣り。
旬な釣りはやっぱり楽しかったです!
年中できる釣りではなく、期間限定の釣り。
釣りを楽しむ上では、そういったいつもと違う釣りをやってみるのもイイもんです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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