早く来ないか、来てくれないか。
と期待していた三浦半島の青物。
西のサーフではワカシが釣れ盛っている中、ついに三浦半島にワラサが回遊し始めたため、ショアジグロッド片手に磯へ向かいました。
青物ワラサ情報は三浦半島東部の磯から
西湘のサーフでは一足早く青物情報が入り、ワカシが釣れまくっていました。
小型のメタルジグに反応が良く、行けば誰でも釣れてしまうほど好調。
三浦半島にも青物が回ってくるのを待ちわびていました。
ただ、せっかくなら大きい青物が釣りたい。
ワカシではなく、イナダ、イナワラ、あわよくばワラサなんて釣れたら最高に嬉しい。
なんて考える日々を過ごしていたら、ついに三浦半島にワラサが回遊しはじめたという情報が入ってきました。
情報ポイントは三浦半島の東部の磯でした。
ベイトを追って入ってきたワラサがボイルしているとのこと。
これは熱い!
行くしかないです!!!
三浦半島の風裏の磯でワラサを狙う
三浦半島の東部の磯と言っても、実は数ヵ所からワラサの釣果が出ていました。
その中で向かったのは南部よりの東部、一番入磯が面倒で人が少なそうな場所。
これは魚が入ってくる要素を元に絞ったのではなく、単純に“空いてそう”だから選んだだけです(笑)。
▶先端ではなく意外と手前がオイシイ場所もある
ポイント付近に着くと先行者がいて、先端は入れそうにありませんでしたが、狙っていた“先端から少し手前”の場所は空いていました。
実はワラサのボイル情報があったのも、先端ではなく“手前ポイント”。
そこは自分自身も数年前にワラサをラインブレイクでバラシていた場所です。
磯では潮通しが良いイメージの『先端』を取りがちですが、必ずしもその磯の先端が一番潮通しが良いとは限らないし、魚が溜まりやすい場所が手前にある磯もあるんです。
▶︎磯蚊がヤバイ…
空が薄明るくなってきた頃、キャストを開始。
すると10分もしない内に足首付近が痒い。
やられました。
磯蚊がウエアとシューズの間に少しだけ出ていたソックス部分を襲撃したようで、周囲に蚊が2~3匹飛んでいました。
すぐに隙間をなくしつつ、ハッカ油スプレーを全身に噴射。
少しすると顔の目の前にも磯蚊が寄ってきたので、顔にもハッカ油スプレーを噴射しながら釣りを続けていました。
しかし数秒後にはまた寄ってきて、手で払ったりしながら耐えていました。
どうやら周期があるようで、アジやイワシの回遊と同じように群れで寄ってきて、一旦寄ってくると何匹かで襲ってきますが、その群れがいなくなるとしばらく来ません。
また少しして回ってくると、群れで襲ってくるイメージです。
その度にハッカ油スプレーを噴射していましたが、イライラして蚊に直接スプレーを吹き付けまくってみたのですが、なんとこれが、ほとんど効果なし!?
直接吹き付けようが、そのまま顔の前にホバリングしてくるのです。
以前、横浜アジングでも同様に夜蚊に対してのハッカ油スプレーの効果が感じられなかったので、今回はハッカ油の量を増量して挑みましたが、効果に変わりはないようです。
しかも今回はずいぶん前に購入しておいたシーブリーズを使って作った、シーブリーズバージョンも投入。
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「ノーマルハッカ油スプレー」と、「シーブリーズverハッカ油スプレー」の二刀流で万全と思って挑みましたが…。
どちらも効果なし!
これはダメだ…。
全然寄ってきます。
やっぱり『ハッカ油スプレー』も『シーブリーズverハッカ油スプレー』も磯蚊にはあまり効かないようです。
※もしかしたらまだまだ濃度が薄いのかもしれませんが…
▶PNB
2時間ぐらいでしょうか。
磯蚊と格闘しながらもルアーチェンジをしながらひたすらキャストを続けていました。
が、自分含めて周りのアングラーも、誰一人、一向に竿が曲がりません。
海の様子は、唯一潮目の変化があるのみだったので、ひたすら潮目を意識して投げ込んでいましたが、ボイルが起こるわけでもなく、鳥も1~2km沖で突っ込んでいるのは確認できましたが、岸近くに寄ってくることはありませんでした。
『PNB』。
ダメです。。。
パーフェクトにノーバイトで終了です。
▶︎ワラサの回遊は…
近くにいた青物アングラーは皆、撤収。
後は先端に数名残っている程度でしたが、誰もHITしてないし、これから何か起こるような気もしません。
今回は残念ながら、ここ一帯にワラサの回遊はなかったようです。
でも一応、向こう側のアレを見て帰るかな…。
と、風表側の磯へ移動することにしました。
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