先日ちょい投げキス釣りに行った時に余ったジャリメ。
1週間後の釣行のちょい投げハゼ釣りで、そのジャリメを再利用したんですが、無事に魚を釣ることができました。
本命のハゼはもちろん、ジャンボギスもその“再利用ジャリメ”で釣れたんですよ!
再利用と言っても、死んでるエサじゃありません!
ちゃんと保存して、1週間経っても生きているジャリメです。
昔は余ったエサは全て海にドボーンしてきてたんですが、最近はお持ち帰りして保存して、次の釣行で再利用しています。
皆さんも余ったジャリメは保存して再利用してみてはいかがでしょう?
ということで今回は、『釣りで余ってしまったジャリメをお家で簡単に保存する方法』をお伝えしたいと思います。
ちょい投げでジャリメが余る
皆さんの中にも多くの方が経験していると思いますが、ちょい投げ釣りに行ってジャリメや青イソメが余ってしまってそのまま海に逃がしてきた、いや、お魚たちへ大サービスしてきたなんて経験はありませんか(笑)?
いや、たぶんね。
ものすごく良く見る光景だと思うんですよ。
帰る間際にエサパックをひっくり返して海にポイポイする光景(笑)。
サビキ釣りのコマセも同様ですが、結構エサって余るんですよね。
ちなみにイソメ類は大体1パック500円とかが多いと思いますが、関西では少量300円からの販売もよくあるみたいです。
ちょっとだけ遊ぶには300円分ぐらいが余り難くてちょうど良い気がするし、そういった販売形式もあったほうがお店的にも売れる気がするんですが、どうなんでしょう。
で、僕も同じで、昔は余ったイソメをそのままドボーンとお魚たちへ大奉仕してきちゃってたわけですが、やっぱりもったいないなということで、試しに持って帰って来たんですよね。
そうしたら、全然使えるじゃないの!
ってことがわかったのが去年。
それからは残量次第で使い切るか持ち帰るか決めて、持ち帰る際には保存して再利用するようになりました。
ジャリメの生息地を知る
それではジャリメを保存する方法にいきたいところですが、、、。
その前にジャリメの生息地を軽く知っておきましょう。
ジャリメは、その名前のとおり、“砂利”や岩が混じった砂泥地に生息しています。
岩をひっくり返すと、たまに岩に引っ付いています。
僕も探しに行ったことがありますが、何十個も石をひっくり返してやっと1匹みたいな、、、。
めちゃめちゃ効率が悪くてそれ以降探してないですが、でもどこかにあるんでしょうね、ホットスポットが。
イイところないかワンねー。
で、そういう所に生息しているってことで、保存する際にはそれに近い状態を再現してあげなければいけないんです。
それを踏まえて確認していきましょう。
ジャリメを保存する方法
それではジャリメを保存する方法です。
お家で保存する方法はとっても簡単で、冷蔵庫に入れれば保存することができるんです!
もうちょっと詳しく解説していきますね。
▶ジャリメを冷蔵庫で保存する手順
- タッパーに砂を入れる
- 水道水で砂を濡らす
- ジャリメを入れる
- 濡らした脱脂綿を入れる
- 新聞紙でくるむ
- 冷蔵庫で保存
タッパーに砂を入れる
手のひらに収まるぐらいの小さいタッパーを用意しておきます。
そしてジャリメを購入した時に一緒に入れてくれる砂利をタッパーに移しましょう。
ここで先ほど生息地を確認していたように、砂利の中にジャリメが隠れられるようにしてあげなければいけませんので、タッパーは小さめにして、砂利が多めになるような環境にしてあげると良いと思います。
サーフに行った時に波打ち際の濡れた砂利を拾ってこれれば追加しても良いですが、場合によってはキレイに洗ったほうが良いかもしれません。
ちなみに釣りエサ屋さんだと、お願いすれば砂利多めにしてもらえる場合があります。
水道水で砂を濡らす
乾燥させてはダメなので、砂利を濡らします。
濡らす程度ですが、多少水がはみ出すぐらいで良いでしょう。
ジャリメを入れる
この状況でジャリメを移動させます。
ちゃんと砂利に隠れられるようになっていれば大丈夫だと思います。
濡らした脱脂綿を入れる
さらに僕は余った空間を埋めるために濡らした脱脂綿を入れています。
これがあれば多少砂利が少なくても、ジャリメが空気に触れ難くなり、乾燥を防ぐことができるからです。
新聞紙でくるむ
最後に新聞紙でくるみます。
生だと結構冷えすぎちゃうんですよね。
そうするとやっぱり何匹か弱ってしまうので、新聞紙で包んで輪ゴムで止めておくと良いです。
冷蔵庫で保存
後は冷蔵庫で保存すればOK!
この状態で十分なんですが、もし仮に家族の中に、匂いが漏れるかも、、、と心配される方がいるなら、この後にジップロックでさらに包んであげれば大丈夫でしょう。
釣りを知らないと怒られることが多いから、バレないようにするワンね。
後は時折乾燥してないかチェックしてあげると、尚良いと思います。
ジャリメは1週間以上保存も可能!
こうして保存するジャリメですが、最大2週間程度持つと言われています。
僕は再利用の際にそこまで使わないことがないのでわかりませんが、僕の場合は最大1週間まで持たせることができています。
そう考えると、週末アングラーの方でも参考になるんじゃないでしょうか?
捨てちゃうのはもったいないですよ!
ジャリメが冬眠?仮死状態?
こうやって保存したジャリメを冷蔵庫から取り出すと…。
冷えている時は、大体が仲間同士で絡み合って固まってます(笑)。
で、すぐに動かなくて、これはもしかしてやっちまったか…!?
と心配していると、段々温まってくると元気に動き出すんですよ。
なんだか冬眠?仮死状態?みたいな状況?
もしかしたら寝てたなのかもしれませんね(笑)。
保存後のジャリメでも釣れる!
1週間冷蔵庫で保存したジャリメ。
実際に釣り場で使ってみても十分釣れます。
うまく保存できれば、キスもハゼも、何も問題なく使えてますよ!
量的にもフルじゃなくて、ちょろっとやりたい時なんかはちょうど良くて最高です。
しいて言えば、冷えすぎてしまったやつなのか、弱ってしまったやつはちょっと柔らかくて、食いは多少落ちるけど使えます。
いつも何匹かは弱ってしまう個体がいるので、今後僕ももうちょっと研究してみたいと思います。
まとめ
ということで、今回はジャリメをお家で簡単に保存する方法をご紹介しました。
これまで残っているエサをポイポイしてきちゃっていた方。
もったいないので、今度一度お持ち帰りしてみてはどうでしょうか?
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