2022年春、タックルハウス社から新発売となる注目のソルトルアーがある。
その名は『ローリングベイトシャッド』。
ローリングベイトと言えば、シーバスアングラーなら誰でも知っているド定番ルアーですが、初代のモデル、ローリングベイト77が誕生したのは2001年です。
あれから20年以上の間、ライトソルト用やアミパターン用など、これまで様々なサイズや重さのモデルが発売されてきましたが、どれも外観は変わっていませんでした。
※ローリングベイトメタルは除く
しかし、2022年新発売となる「ローリングベイトシャッド」は、特徴的な背面リップは継承しつつも、その外観は大きく変わります。
それでも尚、“ローリングベイト”と名乗る意味…。
これまでにないシーバスルアーの誕生。
新たなローリングベイトの力に期待しかありません。
タックルハウス新製品「ローリングベイトシャッド」
「ローリングベイトシャッド」は、タックルハウス社が誇る、唯一無二のシーバスルアー「ローリングベイト」の特徴を受け継ぎつつ、新しい角度のアピール力を搭載したNEWコンセプトプラグです。
ローリングベイトシャッドのスペック
タイプ | シンキング |
全長 | 約80mm |
重量 | 約24g |
フック | #5×2pcs |
全長はこれまでのローリングベイトと同サイズですが、何より体高が大きくサイズアップしたことで、“フラッシング力”は倍増!
それでも重量はシーバスルアーの平均的な重さで、誰でも扱いやすい。
そして、誰もが知る、これまでのローリングベイトの釣獲力もしっかり健在となると、どれほど期待を感じさせるルアーなのか…。
シーバスフィッシングの新たな1手になることは間違いないです!
初代ローリングベイトの話
ローリングベイトの初代モデルとなるローリングベイト77が誕生したのは2001年。
特徴的なのは、背面リップとアイの位置でした。
一見バイブレーションにも見えますが、使ってみるとわかるとおり、細かいローリングでバイブレーションのような強い抵抗はない。
公式のジャンル分けは「ミノーでもジグでもバイブレーションでもない新ジャンル」という位置づけになっています。
これが発売された当初、パッと見で全然動いていない泳ぎに、タックルハウス社へ「不良品だ」とクレームの電話もあったそう(笑)。
そういった見た目もあって、しばらく販売状況は乏しかったそうですが、それでも使い続けていたアングラーが徐々にその釣獲力に気付き始め、今では多くのシーバスアングラーに支持されるルアーにまで成長。
シーバス釣りを始める初心者におすすめのルアートップ10に上がってきてもおかしくはないルアーです。
それだけシーバスルアーの中でも、定番中のド定番。
この名を引き継いだ「ローリングベイトシャッド」とは、どれほどの力があると言うのか…。
「ローリングベイトシャッド」の特徴
それでは、タックルハウス社が満を持して世に送り出す新作プラグ「ローリングベイトシャッド」。
このルアーの特徴に迫っていきましょう。
▶ローリングベイトシャッドの特徴は背面リップ
ローリングベイトシャッドの特徴と言えば、まずは何と言っても、ローリングベイトの代名詞でもある「背面リップ」の存在です。
もうローリングベイトと言ったらコレ。
これまでのローリングベイトシリーズでも全てにおいて、この背面リップが搭載されてきました。
この背面リップってどういった役目をしているのかというと、実は「水平姿勢」を保つという大きな役割があります。
一般的にルアーの水中姿勢って結構前掛かりになるルアーが多いのですが、本物の魚って底のエサを捕食する時以外、基本的に水平に泳いでいますよね?
だからルアーも水平姿勢に近いほうが、よりベイトフィッシュに近いということになります。
加えて、この角度はルアーの引き抵抗にも影響し、波動にも影響するということになりますね。
これが他のルアーとの違いになり、魚へのアピールに違いを生んでいるんです。
▶ローリングベイトシャッドの体高が凄い!
ローリングベイトシャッドは、その見た目も凄い。
パッと見、皆さんが思ったのは「コノシロ」「ヒイラギ」「サッパ」といったベイトフィッシュをイメージしたことでしょう。
もちろんそういったシーンでの活躍も大いに期待されますよね。
気になるのはその体高の大きさから、飛距離があまり出ないのでは?という懸念ですが…。
しかし、そこは世界のタックルハウス。
体高を持たせても、飛行姿勢にこだわったボディデザインで、飛距離もコントロール性は万全にしてあるといいます。
さすが、抜け目ないです!
「ローリングベイトシャッド」のアクション
それではローリングベイトシャッドの気になるアクションを確認していきましょう。
ローリングベイトシャッドの基本アクション
- ハイピッチローリングアクション
- S字軌道
- スパイラルフォール
ハイピッチローリングアクション
ローリングベイトシャッドは、こんな形のボディをしていても、元祖ローリングベイト特有の“ハイピッチローリングアクション”をしっかり継承しています。
ローリングベイトと言えば、あのアクションですからね。
その動き、波動が、全国の多くのシーバスにスイッチを入れてくれました。
S字軌道
泳ぎの軌道はS字軌道を採用。
所謂「S字アクション」というのが、どれだけシーバスを狂わせるアクションなのかは皆さんご承知のとおり。
ローリングベイトの長所である「ハイピッチローリングアクション」に、さらに「S字軌道」が加わった時、どんな化学反応が起こるのか?
泳ぎだしやデッドスロー領域では、ゆったりとしたウォブリングでアピールし、スピードを上げるにつれて、ローリングをメインにS字の軌跡を描く。
スローリトリーブでもしっかりと泳ぎ、スピードを上げるとS字の振れ幅は小さくなるようです。
リトリーブ速度によって色々な変化を与えることが可能ということですね!
スパイラルフォール
そしてもう一つ。
ローリングベイトシャッドはフォール時のアクションにも拘りを見せています。
ルアーの着水後、フリーフォールをすると、頭下がりのスパイラルフォールを見せ、テンションフォールではS字を描いて落下。
リフト&フォールで釣ったり、リトリーブの途中でいきなりフォールを入れてもいいですね。
その他、アクションについて詳しくはオフィシャル動画でもご覧いただけます。
やっぱり気になるのはこのボディ形状。
オリジナルローリングベイトのサイズでは、物足りなさを感じる時に心強い存在になるはずです。
「ローリングベイトシャッド」ってシャッドなの?
ところで、、、。
「ローリングベイトシャッド」の名称にある“シャッド”って何?って話なんですが…。
一般的にシャッドと呼ばれるルアーの形状はこんな感じで、、、。
バスルアーではよく使わるルアーですが、所謂ミノー形状のプラグで、リップが長いのが特徴。
基本的にはタダ巻きで、たまにトゥイッチやジャークを入れて誘って使います。
そういった見た目や動きの特徴を見ても、この「ローリングベイトシャッド」って“シャッド”の分類に入るんだろうか???
ハッキリ言って、僕的には全然シャッドじゃないんですが(笑)。
S字軌道のスラロームってところを取って、ローリングベイトスラーロームじゃだめだったのかな?
ま、釣れればいっかー(笑)。
「ローリングベイトシャッド」のカラーラインナップ
それでは気になる新製品「ローリングベイトシャッド」のカラーラインナップはどうなっているのでしょうか?
初回販売のカラーは全部で12色。
タックルハウス社らしいカラーラインナップになっていますね!
転売ヤーがこぞって狙っているのは“#12マットチャート”でしょう(笑)。
ただ、透け透け好きな僕的には#2ステルスチャートが堪らないです♡
皆さんはどんなカラーがお好きですか?
「ローリングベイトシャッド」の気になるお値段は?
さてさて、そんな「ローリングベイトシャッド」ですが、気になるお値段はおいくらなんでしょうか?
ズバリ!
メーカー希望小売価格は、税込2,035円です。
どう?高い?
釣具店によってはそのまま定価で販売するところもあれば、10%引きの1,850円で買えるところもあるでしょう。
最近のシーバスルアーでは相応の値段といったところでしょうね。
少しでも安く買いたい人は売値をチェックして、定価売りのお店じゃなくて、新品でも安く売っているお店で買いましょう。
「ローリングベイトシャッド」の発売日は?
そんなこんなでとっても気になる「ローリングベイトシャッド」。
発売日はいつなの?って気になっている人も多いと思いますが、、、。
はい、いよいよです。
4月中旬とされていましたが、公式サイトでも告知が始まっており、もう間もなく、今週~来週中、4/17~4/30中には店頭で見ることができるそうです!!!
人気爆発で争奪戦が始まるのか!?
転売ヤーの餌食になってしまうのか…???
とにもかくにも、早く手に入れて、この春のシーバスゲームで使ってみたいですね!!!
「ローリングベイトシャッド」の追加サイズモデルが出る!?
ところで、気になるお話。
最近のルアーにはよくある傾向で、特にこういった「コノシロ」みたいな形をしていればなおのことなんですが、たぶんおそらく、いや、間違いなく追加サイズモデルが出るでしょうね。
ローリングベイトシャッドのオリジナルモデルは80mm。
この後ダウンサイズもあるかもしれないし、コノシロパターンに向けてBIGサイズは間違いなく出てくるでしょう。
120mm、140mm、160mm、180mm、200mm、、、。
どこまでデカイのが出てくるんだろう?
あんまりデカイの出たら、着水した時のボッチャーーン!具合がまた凄そうですね(笑)。
それもまた楽しみではあります!
まとめ
ということで、今回はタックルハウス社の新製品『ローリングベイトシャッド』について見ていきました。
「ハイピッチローリング+S字軌道」アクションは、体高のあるファットボディ形状と相まって、オリジナルローリングベイトには無いアピール力と一撃性を備えています。
もはや期待しかありません。
見つけたらすぐに手に入れましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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