超おすすめ!“ちょい投げ釣り竿”はアジングロッド&メバリングロッドが最適

今回は僕が実際に使用しているおすすめ“ちょい投げ釣り竿”についてお話していきます。
ちょい投げ釣りをしていると、その連発の様子に「何でそんなに釣れるの?」「よく釣ってるね」と声を掛けられることが多く、でもその割にはタックルの違いに気づいていない方が非常に多いんですよね。
ちょい投げ釣りなので、決して高価な釣り竿は必要ありません。安物でも十分ですが、釣り竿の種類を変えるだけで劇的に釣果を変えることができるんです。

ちょい投げ釣りが楽しい!

毎年初夏と言われるシーズンになると、ちょい投げ釣りでのシロギス狙いが楽しくなってきます。横浜周辺でもこの時期に浅場の砂地ポイントを攻めるとよく釣れますが、初期はピンギスサイズが主体で、時々まともなサイズが混じってくれるようなシーズンですね。
シーズン真っ只中に狙いたいのはサーフでのちょい投げ。サーフと言うと本気の投げ釣り師が100m以上の大遠投をして釣っているイメージですが、20〜30m先から波裏までという近場でもビンビンにシロギスが釣れるようになります。また、晩夏になるとちょい投げでのハゼ釣りも楽しく、天ぷらにちょうどいいサイズが釣れるので、僕も毎年楽しませてもらっています。
そんなちょい投げ釣りは初心者の釣りデビューにもってこいな釣りですが、ルアー にどっぷりハマってしまったルアーマンの方も、たまにやってみると“アタリの多さ”と”魚が釣れる確率の高さ”に癒されることでしょう(笑)。

一般的なちょい投げ釣り竿

皆さんはちょい投げ釣りをするのにどんな竿を使っていますか?
誰かに聞けば大概「何でも良い」「適当」という答えが多くありませんか?
釣具店で聞いても『ちょい投げセット竿』とか『柔らかめな投げ竿』みたいな五目万能竿をおすすめされることが多いと思います。たまにバスロッドでいいよという人もいらっしゃいますよね。
確かにそれでもいいんです。ただ、それよりももっと楽しめて、周りが釣れていなくても釣れてしまうという“SUPERちょい投げ釣り竿”を使いたくありませんか?

“ちょい投げ釣り竿”にアジングロッドやメバリングロッドをおすすめする理由とは?

では本題です。
僕がおすすめする“ちょい投げ釣り竿”とは、実はルアーフィッシング用の『アジングロッド』『メバリングロッド』のことなんです。
ちょい投げ釣りをこのようなライトルアーゲームの竿でやってみると、五目万能竿では味わえなかった“アタリ”や“引き”といった楽しさや、これまで以上の釣果を得ることができるでしょう。
知らない人からすれば「ルアーロッドなんかでカッコつけて」みたいに思う人もいるかもしれませんが、実はちゃんと計算されて、敢えてライトルアーゲームの竿でやっている方も多いんです。

繊細な釣りで釣果が伸びる

ちょい投げ釣りでシロギスを狙うとなると、ハイシーズンの浅場に入ってくるピンギス〜中型シロギスといったサイズを狙うことになります。
外道には定番のメゴチの他、ベラや海タナゴなど色々な魚が釣れますが、主体としては小物釣りになるので、ガチンコ投げ釣り竿で豪快な釣りをするよりも、できるだけライトなタックルで繊細に攻めたほうが、違和感を与えづらく、アタリが取りやすく、結果として釣果も伸びるんです。
本当はできるだけ竿を軽く細く、ラインも細く、オモリも軽く、すべてライトにするのが理想ですね。

取り回しが良い竿の長さ

本格的な投げ竿のような3.6~4.5mみたいな長い竿を使用するより、アジングロッドやメバリングロッドの2.4m前後の竿を使用すると取り回しがとても楽です。短いので子供でも楽に扱うことができるでしょうし、軽いので、持っていても疲れず、どんどんランガンして探っていけると言うのも大きなメリットです。

ソリッドティップタイプがおすすめ

アジングロッドやメバリングロッドのようなライトルアーゲームの竿には、大きく分けて『ソリッドタイプ』と『チューブラータイプ』がありますが、簡単に言うと、食い込み重視ならソリッドタイプ、感度重視ならチューブラータイプといった感じです。
どちらかと言うと僕はソリッドタイプを好んでちょい投げ釣りに使っていますが、それは張りがあるチューブラータイプよりも、穂先が繊細で柔らかいソリッドタイプのほうが、より“違和感を与えづらい”というメリットを生かしたいからです。チューブラータイプより感度は劣るかもしれませんが、それでも本格的投げ竿や万能竿に比べてしまえば、十分アタリが取りやすいからです。
ただ、これは正直好みもあるので、それぞれの攻め方に応じて、どちらのタイプにするか選ぶと良いでしょう。

アジングロッドやメバリングロッドで”ちょい投げ釣り”をする場合の弱点とは?

今回おすすめしたちょい投げ釣り用のライトルアーゲームロッドですが、実は良い点だけでなく、弱点があります。
それは“流れの速いポイント”です。水深が深いポイントも得意ではありません。
オモリが軽いと、水深が深いポイントは沈んでいくのに時間が掛かり、流れが速いと仕掛けが横へ横へと流されてしまいます。そうなってしまうと、アタリが取りにくくなる上、食い込みも悪くなり、場合によっては釣りが成立しなくなる場合もあります。
それでもライトルアーゲームの竿で勝負する場合は、流れの緩い場所を探すか、ポイントを変更したほうが良いでしょう。ポイントを優先するなら重たいオモリを背負える竿に変更したほうが良いですね。

適合ウエイトオーバーでも竿が折れない事実

ちょい投げ釣りでアジングロッドやメバリングロッドの使用すると、非常にメリットが大きいというのはおわかりいただけたと思います。しかし、皆さんが何より心配なのは『そんなに細い竿で折れないのか?』ということだと思います。
これはざっくり言うと“無理をしなければ折れない”と言った感じ。使い方と言うか“扱い方”という言い方のほうがしっくりきます。
ちなみに“釣り竿が折れる原因”についてはこちらにまとめてあります。

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釣り竿が折れる原因とは?

今回、ちょい投げ釣りにおすすめするアジングロッドやメバリングロッドですが、適合ウエイトは0.6g〜10gぐらいまでが多いと思います。これをオモリの号数に直すと0.16号〜2.67号。これをそのまま素直に従うと本当に軽い重さのものしか投げれないですよね。でも実際はと言うと、前述のリンク『釣り竿が折れる原因とは?本来は簡単には折れない』のとおり、多少オーバーウエイトになってしまっても、釣り竿はそうそう簡単には折れません。とは言え、投げる前の竿の状態が曲がりすぎてると危険なので、不安な方は少しずつ重さを足して様子を伺うと良いでしょう。

ちなみに僕が使っているちょい投げ釣り用のライトルアーゲームの竿の適合ウエイトも同じような感じですが、最大で4号オモリを2個付けで8号(30g)までキャストしたことがあります。でも可能ならできるだけ軽いほうが違和感なく良く釣れますね。

ちょい投げ釣りとPEライン

ちょい投げ釣りに使うライン。これは圧倒的にPEライン推奨です。
ちょい投げ釣りにおいて、PEラインにするメリットは“飛距離”と“感度”です。安いリールに初めから巻かれているようなナイロンラインだと、どちらも劣ってしまい、せっかく竿を良くしてもその能力が半減してしまうと言ってもいいでしょう。
ラインの号数は0.6号~0.8号ぐらい。軽いオモリでいけるなら0.3~0.4号でも良いです。※竿のスペックに合わせて調整してください
細ければ細いほど、感度が良くなり飛距離も伸びます。しかし、大きい魚が掛かった時も想定して、リールのドラグ調整はしておいた方が良いでしょう。

横浜のちょい投げ釣り

横浜のちょい投げ釣りの釣行記があります。
すべてライトルアーゲームの竿で釣りをしましたが、本格的な道具じゃなくてタックルがシンプルなので、ちょろと行って手軽にサクッと釣りができるのも魅力ですよね。
通常の投げ竿の方々が釣れていない中でも、色々な魚が釣れてくれました。

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まとめ

今回はおすすめのちょい投げ釣り竿のお話をさせていただきました。

今までちょい投げをしていて、“アタリがあるけど乗らない”“いつの間にか餌だけ食べられている”という悩みを抱えていた方。もしかしたらアタリがわかりにくい『硬い竿』と『ナイロンライン』を使用していませんでしたか?

先ほども言いましたが、高級なロッドは必要ありません。メバリング用で買ったけどもういらなくなっってしまった竿や、安いメバリングロッドを兼用で使うつもりで買ってもいいと思います。
本来の適合ウエイトを無視した使い方になるので、万が一の破損を考えるとむしろ安物がおすすめと言ってもいいでしょう。

是非お試しください。

※くれぐれも自己責任でお試しください

SPECIAL★TACKLE

ちょい投げ釣りにオススメのタックルをご紹介します。

ROD ≪メジャークラフト≫FCS-S682AJI

誰もが手軽に楽しくルアーフィッシングを始められる“ファーストキャスト”。もはや初心者の定番メーカーでもあるメジャークラフトは、中級者のセカンドロッドとしても人気ですね。
アジング用としては少し長めのレングスですが、どちらも兼用可能です。

ROD ≪メジャークラフト≫FCS-S762UL

こちらもファーストキャストですが、メバリングモデル。
長めのレングスで少しでも飛距離を稼ぎたい時はこっち。

ROD ≪メジャークラフト≫トリックハンターアジ 76L

値段で攻めるならプロマリンのアジングロッド。
ソリッドティップモデルです。
ちょい投げ釣り専用機としてもおすすめです!

SPECIAL★TOOL

ちょい投げ釣りにオススメのラインをご紹介します。

LINE ≪クレハ≫シーガーPEX8/0.8号

安心のシーガー製で高強度の8本組なのにお手頃価格。
200m巻きを選んで100mずつ2回使うとコスパが良いです。

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