最近、暖かくなってきたせいもあってか、釣具の盗難被害の声を度々耳にするようになりました。
特に気になるのが“車上荒らし”。
車上荒らしと言うと「財布や金銭が盗まれた」というイメージがありますが、実は“釣具を狙った”車上荒らしも意外に多いんです。
今回はそんな釣具の盗難被害、車上荒らしについてまとめていきたいと思います。
皆さんには是非ご一読いただき、同じような被害に合わないように気を付けていただければと思います。
釣具の盗難被害
それでは釣具の盗難被害というと、どんな物が被害に合いやすいのでしょうか?
それはやっぱり、竿やリールでしょう。
その他、ルアーがたくさん入ったルアーBOXが盗られてしまうこともあるようですが、基本的には単価の高い竿やリールがメインとなるでしょう。
人気のメーカー品や、グレードの高い商品があれば、格好の餌食です。
さらに釣具以外にも、当然ながら現金や金目のものがあればついでに盗まれてしまいますよね。
では、鍵が掛かっているはずの車内の釣具を、どうやって盗んでいくのでしょうか?
実は犯人は、迷うことなく車の窓ガラスを叩き割ってドアを開け、車内から釣具を盗んでいくと言います。
※全部がそうではないでしょうが…
許せないワン!
わざわざ鍵をチョメチョメして開けていくなんてご丁寧なことはしていかなくても、思いっきり大胆に窓をブチ壊して、盗んで行ってしまうこともあるんです…。
とんでもないですね。。。
釣具の車上荒らし被害場所
では一体、どんな場所で釣具の車上荒らしが行われているのでしょうか?
実は意外な場所で犯行が行われているのです。
▶︎釣り場
最も多いのが「釣り場」です。
正確には釣り場というか、釣りに行った時に車を停めておいた場所ですね。
それが人気の少ない路上駐車や空き地の駐車だと、特に狙われやすいでしょう。
▶︎自宅駐車場
驚きは自宅駐車場。
自宅だからと安心しきっていてはダメです。
犯人は良い獲物があるとわかれば、一軒家の駐車場にまでも侵入して盗んでいくと言います。
さすがにそこまでは、、、と思うけど、意外にあるらしいよ。
駐車場にシャッターがないご自宅の場合、意外と狙われる可能性があるので気を付けましょう。
釣具の車上荒らしに狙われやすい時間帯
釣具の車上荒らしに狙われやすい時間帯。
当然、深夜の人が寝静まった時間帯は一番危険ですが、場所によっては昼間でも被害に合われた方もいるようです。
バサーの方や渓流釣りの方なんかは、人里離れた山の中や、生い茂っている草木に囲まれたような空き地に停めることもあるでしょうが、そんな場所で、人があまり来ないようなところだったら、時間帯は関係ないんでしょうね。
釣具の車上荒らしに狙われやすい車
実は釣具の車上荒らしに“狙われやすい車”というのがあります。
もし該当する方は、対策を徹底、強化したほうがよいかもしれません。
▶︎車内が乱雑
車内が整理されておらず、乱雑としている車。
ちょっと車内を覗き込んだ際に、中が散らかっているような車だった場合、これは「だらしない奴だから防犯対策もしていないな」というように見られてしまうのです。
常日頃から整理整頓しておいたほうが良いでしょう。
整理整頓という言葉は苦手だワンね…。
▶︎釣りメーカーのステッカーが貼られている車
車のリアガラスやバックドアに、メーカーステッカーを貼っている車、ありますよね。
あれって一目で「釣り人の車」とわかります。
ということは、釣具を狙う犯人にとっては真っ先にチェックしたくなる車ではないでしょうか?
メーカーステッカーを貼っている方を否定するつもりはありませんが、そうでない車よりも、明らかに注目されやすい車ですから、特に注意して防犯対策をしたほうが良いですよね。
▶︎ロッドホルダー搭載の車
同じように、車内にロッドホルダーを搭載している車も狙われやすいです。
もしそこに竿が掛かったままになっていたら非常に危険でしょうし、例え竿が掛かってなくても“釣り人”というのはバレバレですから、他にリールが仕舞ってあるんじゃないかと思われる可能性が高いです。
十分注意しましょう。
釣具の車上荒らし被害対策方法
では、そんな釣具の車上荒らし被害に合わないためにはどうすれば良いのか?
▶︎ソフト面の対策強化
これは簡単です。
車の中に釣具を置いておかなければ良いのです。
そりゃそうだと言われそうですが、でもそれが一番です。
釣具が見えてしまうから、車内に釣具があるとわかってしまったり、“釣り人の車”と思われてしまうのが危ないんです。
先ほども書きましたが、自宅の駐車場だからといって安心ではありませんので、車内に釣具を入れておかないというのが一番なんです。
だけど、そうは言っても、車内に釣具を置いていかなければならない状況もあるでしょう。
その場合は車のトランク内や、シート下に隠すように置いておくしかありません。
とにかく外から釣具が見えてしまってはダメです。
中に釣具があるとわかれば、窓ガラスを割ってまでも平気で侵入して盗んでいきます。
なので、どうしてもという場合は、中に釣具はないと思わせるように隠してから車を離れましょう。
このちょっとした対策だけでもだいぶ変わると思いますが、もともと現金や金目の物も同時に狙っている場合もあると思いますので、その場合はハード面での防犯対策が必要になってきますね。
▶︎ハード面の対策強化
ハード面での対策強化をするならば、防犯アイテムを設置するしかありません。
一般的な車上荒らし対策の防犯アイテムの購入を検討しましょう。
TOOL 防犯ステッカー
TOOL カーメイトSQ92 車用 ナイトシグナル アクティブ
ドライブレコーダー H21-BLACK
ドライブレコーダー VANTRU T2
驚きの盗難被害例
車上荒らし以外にも、釣具の盗難は度々話題に上がります。
「釣り場に忘れてきてしまって、戻ってみたらすでになかった」
なんて言うのもよく聞く話ですが、、、。
「釣りから帰ってきて自宅で釣具を洗って庭に干していたら盗まれた」なんていうのもあります。
さらに驚きの盗難被害として、「出船前の釣り船で、船宿の前にタックルを置いておいて、ちょっとトイレに離れた隙に盗まれた」とかいうのもあります。
信じられませんが、そんな“リアルタイム盗難”も、最近では珍しいものではなくなってきているそうです。
この時の被害者の心情ったら、どんなにやるせないんだろうと思うし、人間不信になりそうで、胸が痛みます。。。
まとめ
そんなことが平気で起こってしまう現代。
いつ、どこから、あなたの大切な釣り道具が狙われているかわかりません。
一生懸命お小遣いを貯金して買った釣具、愛する人からプレゼントされた釣具、大切な人から引き継いだ釣具、色々な気持ちや思い出が詰まった釣具があると思います。
そんな大切な釣具が被害に合わないように、今一度、防犯対策はキチッと行っていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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