春の三浦半島は油壷手漕ぎボートでエギング&ルアー&泳がせ釣りで大物HIT!/油壺釣船組合(横堀海岸)

三浦半島の手漕ぎボートなんて数年ぶりです。

何年か前に金田のボートに行った以来で、油壺からのボート出船となるとこれまた十数年ぶり(笑)。

ここはSNS等での情報がないので何が釣れるか情報がほとんどない。

なので‟ベイトフィッシュ接岸情報”だけを頼りに乗り込んでみました!

春の三浦半島に接岸!「小鯖」「カタクチイワシ」情報

三浦半島では春のシーズンに入ると、小鯖やカタクチイワシが接岸しますが、そろそろかな?と思っていたら、、、、。

おおよそ例年通り、群れが回ってきているという情報が入ってきました。

そうとなれば岸壁でサビキ釣りをして大漁に釣りたい!

、、、ところですが、皆さんご存知のとおり、三崎周辺の岸壁はほとんど『立入禁止(釣り禁止)』状態なので、岸壁サビキ釣りは泣く泣く諦めることにしました…。

エギング&ルアー&泳がせ釣りで狙う大物フィッシュイーター

そうなるとその小魚を食べるために、追って入ってくる“フィッシュイーター”を狙うしかありません。
“春”の三浦半島のフィッシュイーターと言えば、代表的なのはコチラ。

  • シーバス
  • 青物(イナダ・ワラサ)
  • アオリイカ
  • ヒラメ

この中でもアオリイカは、ベストシーズンを『新型コロナウイルス第一全盛期』に阻まれてしまったため、これからだと若干期待度は下がる。

となると、『シーバス 、青物、ヒラメ』といったあたりが狙い目という気がしていました。

大物はどのポイントで狙う?

そうと決まれば後は場所ですが、久しぶりの三浦半島となればじっくり色々とやりたい。

そこでまず考えたのは三浦半島の磯です。

でも磯だと基本的にはマヅメ勝負になるので、マヅメを過ぎたら終わってしまいます。

そうなると…?

あ、ボートがあるじゃん!

ボートからだったらマズメを過ぎても色々できるし、ベイトフィッシュが入ってれば高確率で釣れてしまうのでは???

ということで、今回はボート釣りでフィッシュイーターを狙うことに決定しました。

まさかの料金違い!『油壺釣船組合/横堀海岸』

駐車場から歩いて5分ぐらい。

横堀海岸にある、油壷釣船組合のボート屋さんに到着。

挨拶を済ませ、とりあえずお金を払おうとしたところ、、、まさかまさか!?

何と料金が変わったと、、、。

ネット情報にあった料金は3,500円ですが、実際は500円高くなっており、1日4,000円になっていました。。。

たった500円だけどこの500円はデカい…。

駐車場と合わせれば約4,500円ですよ?

4,500円払ったら、横浜の黒川本家のライトアジ船乗れちゃいますからね(笑)。

さらに、高速代合わせたら6,000円です…???
う〜ん、コレは一人で乗るには高いなぁ〜。

ちょっと想定外でしたが、今更やめることもできないので支払いを済ませて出艇しました。

三浦半島油壷ボート

油壷手漕ぎボートのエギングでアオリイカを狙う

これは何としても元を取らなければ(笑)。

ということで、まず朝一番はエギングで春のアオリイカ狙いです。

三浦半島油壷ボートでエギング

トップシーズンを過ぎてしまっているので、あまり期待はできませんでしたが、そこは手漕ぎボート。

陸っぱりからは届かないポイントを攻めれる利点を生かせば“可能性はある”

と信じて、沖目の海藻帯を攻めていきます。

三浦半島油壷ボートでエギング

そこでビシッ!

と合わせを決められれば良かったのですが、2時間ほど探って無反応。

他のボートエギングの人達の様子も見ていましたが、全く釣れていないようです…。

油壷手漕ぎボートのルアーで青物(イナダ・ワラサ)を狙う

そんなこんなしていると、エギング中に突然!?

ボイルが発生!!!

小規模だけど何かフィッシュイーターが入って来ていることは間違いない!

忘れた。

何と青物系ルアーを車に忘れて来てしまいました。

何か代わりになるものはないかと、バッカンの中を探すと、太ハリスの落とし込み用サビキが…。

コレしかない!

とナスオモリを付けてぶん投げてみたのですが…。

油壷手漕ぎボートの泳がせ釣り中、思わぬ形で大物がHIT!

エギングでアオリイカ、そして時折現れる小規模ボイルでフィッシュイーターを狙うも不発。

開始4時間、何にも釣れません…

コレはヤバい。
もうルアーなんてやってる場合じゃない。

ってことでイワシの群れを追って泳がせ釣りをすることにしました。

サビキ釣りでエサを調達

海面をよく見ていると、周りと違って色が濃くなってザワついている箇所があり、ずっと見ているとその塊が消えたり出てきたりします。

これがカタクチイワシの群れですね。

ボートを漕いでいると、その群れを発見したので、付近でサビキ釣りを開始。
するとなかなか掛かりが悪いけど、何とかカタクチイワシGET!

三浦半島油壷ボートでサビキ

しかしこれは掛かりどころが悪くて生き餌としては使えない…。
なのでどんどん狙っていき、生き餌として使えそうな元気な奴を胴突きの泳がせ仕掛けにセットして放り込み、アタリを待つという作戦です。

三浦半島油壷ボートでサビキ
三浦半島油壷ボートでサビキ

投げサビキでまさかの大物HIT!

胴突きで泳がせを何投かしてみたのですが、そんなに簡単にアタリがくるほど甘くはないです。

カタクチイワシはサビキで地道に確保していたのですが、群れが離れて釣れなくなってしまったので、投げサビキの要領で群れまでぶん投げてみたのですが…。

着水後、一旦ボトムまで落とす。

三浦半島油壷ボート

そこからゆっくり巻き始めたら何か違和感???

糸ふけを取ってひとシャクリしたら…

ドスッ!

と竿先が持っていかれて、何か食った!

三浦半島油壷ボートで大物HIT!

強烈な突込みに首振り!

「ヒラメか!?ヒラメだろ!!!」

そんなことを言いながら、じっくり、ゆっくり寄せてくる。

バレないでくれーと思いながら、緩めないようにテンションを保ってゆっくり寄せてくると、何か姿が見えた!

三浦半島油壷ボートで大物HIT!

※右上の白いヤツ

白くて細長い???
ヒラメじゃない…。

三浦半島油壷ボートでシーバス!

水面でバシャバシャ!!!
そして顔が見えた!!!

三浦半島油壷ボートでシーバス!

そして…。

三浦半島油壷ボートでシーバス!
三浦半島油壷ボートでシーバス!

シーバスでした!

ヒラメでも青物でもなくて、シーバス。
正体はコレか。

エギング中にボイルってたのも、何となくボイルの仕方が青物っぽくなかった気もしたので、もしかしたらシーバスだったかもしれません。

でもこれはこれで嬉しい!

投げたサビキは完全にイワシの群れの中に落としているので、途中でイワシが掛かっていたところにシーバスが食いついたと思われます。

良い引きでした!

カタクチイワシのお土産

その後タイムリミットが近いこともあり、最後にカタクチイワシをお土産にしようとサビキ釣りに集中。

群れの真上にボートを動かし、足元でサビキ釣りをしていたのですが、、、。

シーバス突撃!捕食シーン

カタクチイワシが掛かったので巻き上げていたら、その下でゆっくり泳いでいたカタクチの群れが急に高速で動き出したので、何かと思って覗き込んでいたら、水面直下に突如シーバスが現れてピタッと急ストップ。

ちょうどその時、巻き上げてきたカタクチがシーバスの目の前にあったのですが、シーバスが体をひん曲げたと思ったら、勢いよくサビキに掛かったカタクチに飛びつき、一瞬で仕掛けを食いちぎって去っていってしまいました。

圧巻の光景にビックリ。
あんな感じで食いつくんだ。
そして追われている時のカタクチの群れの動きもあんな感じになるんだ、とその後少し興奮が収まりませんでした。

その後はタイムアップギリギリまでサビキ釣りに専念して、何とかツマミになりそうな分を確保して終了となりました。

釣果

終わってみればよくそんなに俺も頑張ったな、と思えるほどの長時間、フルタイム7.5時間も頑張ったものの、釣果はシーバス×1、カタクチイワシ×10匹で終了でした。

三浦半島油壷釣船組合ボートでシーバス!

本当はこれに加えてアオリイカ×2、ヒラメ×2ぐらい釣れてるはずだったんですが、どうやらそんなのは夢物語だったようです(笑)。

また今度、挑戦してみたいとは思いますが、よっぽど好条件な時じゃないと、ちょっと一人では厳しいかな…。

予算的に(笑)

油壺釣船組合(貸しボート/横堀海岸)

冒頭に記載したように以前とは違って料金が改定されています。
ご注意ください。

▼詳細

油壷釣船組合(貸しボート/横堀海岸)
住所〒238-0220 神奈川県三浦市小網代1168
TEL0468-81-2873
定休日定休日:特になし
※悪天候時、年末年始は要確認
HP油壷釣船組合(貸しボート/横堀海岸)
アクセス【車の場合】
横浜横須賀道路「衣笠I.C」 ⇒ 三浦縦貫道路 ⇒ R134を南へ向かい、油壷入口を右折。
油壷市営駐車場から徒歩5分。
【電車・バスの場合】
京浜急行終点「三崎口駅」で下車。
「京急油壷マリンパーク」行きのバスに乗車し、「油壷」バス停で下車したら、そこから徒歩5分。

営業時間

営業時間
利用時間7:30~15:00

料金

乗船料金

料金(1日)
通常4,000円

※税込表示

駐車場

三浦市油壷駐車場料金       
大型自動車
中型自動車
準中型自動車
大型特殊自動車
1日1回につき1,050円
普通自動車
小型特殊自動車
1日1回につき520円
大型自動二輪車
普通自動二輪車
原動機付自転車
軽車両
1日1回につき210円

※税込表示
※最大収容可能台数102台(普通自動車の場合)
※営業時間は午前8時30分から午後5時00分まで

SPECIAL★TOOL

今回のHITアイテムについてご紹介します。

TOOL ≪マルフジ≫ドカンと大物喰わせサビキピンクスキン

今回は投げサビキの要領でシーバスがHITしました。

大物用で太ハリスになっているため、シーバスはもちろん、青物が掛かっても安心です!

ひとつ準備しておくと使えると思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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