神奈川県一級釣り場の福浦岸壁が『金沢海釣り施設』となって復活へ!

皆さんは横浜市金沢区の「福浦岸壁」をご存知でしょうか?

神奈川県のみならず、首都圏にお住まいの釣り人ならほとんどの方が知っているのではないかという、関東最大級の釣り場です。

しかし、2019年の大型台風15号により、岸壁は無惨にも破壊され、釣り場は崩壊。

当時、岸壁を乗り越えた高波が周辺企業などを襲い、甚大な被害を与えたことは未だ記憶に新しいです。

▼関連サイト:護岸崩壊 被災400社か

タウンニュース

金沢区や磯子区でも浸水や家屋損壊など多くの被害をもたらした台風15号。特に中小企業が集積する金沢区の幸浦・福浦のエリアの…

福浦岸壁は現在復旧作業中となっていますので、岸壁近くへの立ち入りはできません

これに対し、横浜市港湾局が2019年11月に発表した対策は“防潮壁のかさ上げ”で、かつての岸壁よりも高く、「今後発生し得る最大の高潮・高波を防護できる設計」の巨大な壁を作るということでした。

復旧の第一目的はもちろん『安全対策』ですが、それと同時に『釣り場』としての復活の話も上がっており、釣り人からは期待の声が多く上がっていましたね。

そんな福浦岸壁の未来に、今回また一歩進展がありました。

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福浦岸壁の新たな情報は1件のTwitter

福浦岸壁の新たな情報は、2021年3月8日(月)の夕方に届いた1件のツイートからでした。

【海釣り施設を相次いで整備へ】 本日の予算特別委員会で、金沢海釣り施設整備の検討状況を確認し、局長より4年度からの整備着手を目指して課題の整理と予算確保に努める旨の答弁。また本牧海釣り施設の3年度中の完全復旧に加え、現在工事中の新本牧ふ頭への新たな海釣り施設設置が表明されました。

横浜市会議員の竹野内市議ツイートより引用

横浜市会議員の竹野内議員のツイートです。
(以下、市議と書かせていただきます)

嬉し過ぎる情報に思わず、即リツイートしてしまいました(笑)。

福浦岸壁が『金沢海釣り施設』となって復活へ

今回の竹野内市議のツイートにあるように、釣り場としての福浦岸壁は、今後『金沢海釣り施設』となって復活する予定です。

これについて詳しく知りたいところですが、、、。

実は昨年から竹野内市議には、今後の福浦岸壁と周辺状況について少し詳しくお話しを聞いていました。

今回も大変お忙しい中ご丁寧に対応していただき、お話を伺うことができましたので、それをもとに皆さんに少し情報をお届けさせていただきたいと思います。

福浦岸壁の復旧工事は?

まずは福浦岸壁の復旧工事について。

これについては、工事開始当初は「令和2年の台風シーズン前までに直立消波ブロック設置、既設パラペットの嵩上げ等」の完了、そして現地の看板には「令和3年1月31日までに水際線護岸災害復旧工事(その5本体工)」が終了する予定となっていました。

現在はどのような予定なのかというと、「最終的な仕上げ工事などの完了は、今年の9月頃を見込んでいる」とのことでした。

あと約半年ですが、着工から今まで、あの時のような猛烈な台風が再び来なくて良かったと思います。

海釣り施設については、その後ということですね。

福浦岸壁の海釣り施設案は?

昨年令和2年3月。

横浜市会予算特別委員会にて、「金沢区福浦・幸浦地区の護岸復旧」について答弁が行われていたのをご存知でしょうか?

竹野内市議から港湾局に対し、福浦岸壁の“海釣り施設としての復旧”といった具体的な内容で提案・質問がなされており、港湾局からはとても感触の良い回答が得られていました。

▼関連サイト:3/6予算第一特別委員会局別審査(港湾局関係)

横浜市会の議会中継システムを提供しています。…

※『金沢区福浦・幸浦地区の護岸復旧』については4:28~

当時こんなやり取りがあったことを知らない方も多いと思いますが、この時の答弁があったからこそ、今、海釣り施設としての復旧が現実的になっていると言っても過言ではないかもしれません。

私たち釣り人にとっても、福浦ファンにとっても、非常に興味深い内容になっているので、是非一度ご覧いただければと思います。

新しい福浦岸壁『金沢海釣り施設』の着工、完成予定は?

福浦岸壁の復旧は今年の9月頃ということですので、それが終わったらすぐに海釣り施設・遊歩道の整備に取り掛かってくれたら嬉しいのですが、、、。

こちらは新型コロナウイルスの影響により横浜市の税収が減少したことに加え、海釣り施設や遊歩道の整備はいわゆる「不急」のものという判断で、残念ながら今回は予算が確保できなかったようです。

そんな中でも横浜市港湾局においては、駐車場や海釣り施設の設置およびその管理方法などについて精力的に検討していただいており、もし今後順調に予算を獲得できれば、来年、令和4年度中の設計・工事を経て、最速で令和5年度中に開業できる可能性があるとのこと。

令和5年。

そうです。

早くても2年後ですね。

新しい福浦岸壁『金沢海釣り施設』の完成イメージ

それでは、新しい福浦岸壁『金沢海釣り施設』の完成イメージとは、どのような形になるのでしょうか?

▶︎金沢海釣り施設の全体イメージ

竹野内市議のツイートでも施設のイメージがありましたので見ていきましょう。

金沢海釣り施設は、本牧海釣り施設のように管理棟があって、売店の建物の上階から渡り廊下をかけて、海釣り施設に入っていくイメージをしているそうです。

だたし、あくまでも現状でのザックリとしたイメージなので、これから大きく変わる可能性もあるとのことです。

▶︎管理棟

管理棟では釣りエサや仕掛けなどの釣具、お土産類の販売も検討されているみたいですが、飲食店もあってもいいですね。

▶︎施設利用料

海釣り施設にするからには、人件費や維持費等の捻出のためにも、入漁料や駐車料金等の施設利用料は必要不可欠になってくるのではないでしょうか。

かつての福浦岸壁は、ある意味ゴミだらけの無法地帯となっていたのも事実で、またあの時のような場所にしないためには、有料化は致し方ないと思います。

▶︎駐車場

防潮壁の内側が駐車場になるのは、ほぼ間違いなく、防潮壁沿いの細長い土地を全て駐車場にするとしたら、停められるのは約200台前後。

駐車場所によっては管理棟までかなりの距離を歩かなければいけないので、果たして全部駐車場にするのが本当に良いのか?

等々、まだまだ検討が必要とのことです。

▶︎釣り場スペースと遊歩道

金沢海釣り施設の釣り場スペース。

これは私たち釣り人にとっては非常に気になるところで、かつて何千人、もしかしたら何万人という釣り人が利用していた福浦岸壁のことを考えると、できるだけ広く釣り場スペースを設けて欲しいところです。

しかしながら現状検討されているのは、直立消波ブロックの上部1,100メートルで、ここを海釣り施設および遊歩道として開放を検討中です。
テトラ部分は開放しない

福浦岸壁が金沢海釣り施設として復活!
この「緑」のところが基本範囲

上記画像は、岸壁の復旧工事予定を確認した当時のものですが、この画像で見ていくと、緑色の“当初工事予定範囲”という部分の約1,100m内に作られた直立消波ブロックに、海釣り施設と遊歩道ができる予定です。
そして黄色文字の追加工事予定範囲はテトラ部分なので、こちらの開放の可能性はないということです

単純に半分が海釣り施設、半分が遊歩道というのは、現時点での一つのアイデアで、逆の配置になるかもしれないし、「全面の海に面した部分を海釣り施設、陸地寄りを遊歩道」あるいは「全面海釣り施設・遊歩道兼用として開放」という考え方もあるかもしれないとのこと。

この中で、安全面を優先して考えると「兼用」よりは「分離」型。

そこから釣りスペースを多く取るなら、距離を同じ長さに取れる「平行(並行)」スタイルで、そうなると「全面の海に面した部分を海釣り施設、陸地寄りを遊歩道」という案が望ましいのではないでしょうか?

さらにもし遊歩道の景観まで考慮するならば、遊歩道を上側に、釣り場スペースは下側にといった感じにできれば良いのではないかと思いますが…。

問題は「フリーの遊歩道」と「有料の釣り施設」との境界線をどうするか、そしてその予算はあるのかというところかな。。。

現時点でほぼ確定していること

ということで、色々と気になるところはありますが…。

現時点では、「防潮壁の内側が駐車場」「管理棟がある」「直立型消波ブロックの上だけを遊歩道・海釣り施設として開放」、この3点だけが現状で確かな事ということでした。
※2021年3月8日時点

その他、私たち釣り人的には「営業時間」や「釣り方の制限」なども、どうなるのか早く知りたいという気持ちはありますが、まだまだ初期の段階なので決まってないことも多いとのことです。

釣り人も一緒に作り上げる釣り場へ…

昨今、新型コロナウイルスの影響を受けて、神奈川県内の多くの釣り場が「釣り禁止」となり、加速度的に減少しています。

ゴミ問題を筆頭としたマナーの悪い行動が原因となっていますが、コロナで初心者の釣り人が増えたこともあってこれが急激に増加。

今までは黙認したり、我慢してくれていた現地の方々もさすがに耐えきれないレベルになってしまったという見方が強いです。

「釣り場」に関してそんな話ばかりの業界でしたが、そんな中で『金沢海釣り施設』誕生はとても明るいニュースです。

せっかくできる新しい釣り場なら、どうせなら最高のものになって欲しいと思います。

釣り人も一緒に作り上げる釣り場へ…

新しい釣り場ができる。

新しい海釣り施設を作ろうとしている。

今、もしこの状況で、釣り人側からの意見、要望をくみ取っていただけたとしたら、とても素晴らしい施設が出来上がる気がします。

例えばWEBアンケートで意見を募集したり、Twitterのアンケートでスポット的に聞くのもありだと思います。

もともとは、何千人、何万人という方が利用していた場所だから、それだけの数の知識も経験もあるし、釣り初心者からベテランまで、様々なアイデアがあるでしょう。

今だからこそ。

そういった釣り人側からの意見を伝えられる場所があったら、釣り人も一緒に作り上げる最高の釣り場ができるんじゃないかな。

まとめ

最後に…。

竹野内市議からは最後にこんなメッセージをいただきました。

「また今後も、検討状況の進捗に合わせて発信して参ります」

福浦岸壁、金沢海釣り施設の今後が気になる方は、Twitterアカウントをフォローしておくと良いでしょう。

公明党

公明党に所属する、参議院議員、衆議院議員、地方議員を調べることが出来ます。…

また、福浦岸壁についてはコチラの記事でも詳しく紹介していますので、是非ご覧ください。

▼関連記事:神奈川県一級釣り場『福浦岸壁』の台風被害後

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