肌寒くなってくる季節になると、シーバスのハイシーズンが近づいてくるのを感じる。
そして12月にもなると、大型のシーバスが乱舞する、荒喰いシーズン真っ只中。
誰もが憧れるランカーシーバスも高確率で狙えるスペシャルシーズンが到来します。
シーバス釣りで一番アツいこの時期を待ちわびていたシーバスアングラーは多いことでしょう。
そんな12月の荒喰いシーバスを攻略するために必要不可欠なもの。
これが‟シャローランナー”と言われるルアーです。
今回はそんなシャローランナーのルアーについてご紹介していきたいと思います。
- 1 12月のシーバスは産卵シーズンで荒喰い!
- 2 12月の荒喰いシーバスはランカー出没高確率!
- 3 12月の荒喰いシーバスはシャローエリアの釣り場がおすすめ
- 4 シャローエリアでおすすめのルアーとは?
- 5 12月の荒喰いシーバスを攻略するシャローランナーおすすめ12選!新旧対決!
- 5.0.1 ima『コモモSF-125』 新製品!
- 5.0.2 メガバス『X-80マグナムSR』 新製品!
- 5.0.3 ダイワ『ショアラインシャイナーZバーティスR125F-SSR』 新製品!
- 5.0.4 シマノ『レスポンダー165F』 新製品!
- 5.0.5 メガバス『カゲロウ124F』 旧製品
- 5.0.6 アピア『エルドール115F』 旧製品
- 5.0.7 ムカイ×ハンプコーポレーション『グース125F』 旧製品
- 5.0.8 アピア『バレーヌ125F』 新製品!
- 5.0.9 シマノ『スタッガリングスイマー125S』 新製品!
- 5.0.10 アピア『ハイドロアッパー90S』 旧製品
- 5.0.11 アピア『パンチライン80』 旧製品
- 5.0.12 ダイワ『モアザンスイッチヒッター85S』 旧製品
- 6 12月の荒喰いシーバスを攻略!シャローランナーおすすめ12選!比較表
- 7 廃盤プレミア品!伝説のシャローランナー
- 8 まとめ
12月のシーバスは産卵シーズンで荒喰い!
シーバスフィッシングのシーズンの中でも、冬の11月~12月というのは特別なシーズン。
なぜかと言うと、それはシーバスの‟産卵”行動が絡んでくるからです。
シーバスのストック量世界一なんて言われている東京湾でも、この季節になると湾口へ南下してくる群れがいます。
そして、産卵前に体力をつけるためにエサを荒喰いするため、ルアーでも釣りやすくなるのです。
しかも大きい群れが入ってきてしまうと、釣れる時は連発!連発!で怒涛の入れ食いということもあるから堪らないんです。
だから本格的にルアーフィッシングをやってみたい。
ルアーでシーバスを釣ってみたい。
そういった方々はこの機会に始めてみるのが良いでしょう。
12月の荒喰いシーバスはランカー出没高確率!
この12月はシーバスがエサを積極的に荒喰いしているので、釣れてくる個体は大型が多い。
所謂40cm~60cmぐらいの「フッコ」と呼ばれるようなサイズも釣れることはありますが、アベレージサイズはもっと上。
歴とした‟シーバス”と呼べる70cmオーバーが釣れる可能性が非常に高いんです。
それだけでなく、一度は釣ってみたい80cmオーバーの夢のランカーサイズまでも射程圏内。
この12月は高確率でランカーシーバスを狙うことができるんです。
12月の荒喰いシーバスはシャローエリアの釣り場がおすすめ
そんな冬の荒喰いシーバスを狙うならどこの釣り場が良いのか?
シーバスのポイントとしては色々とあるのですが、この12月の産卵絡みの荒喰いシーバスを狙うとなれば、小磯やサーフといったシャローエリアが釣りやすいのでおすすめです。
これは、外洋に面した深場のポイントよりも、シャローエリアに入ってくる、やる気のある魚を狙うというところがキーポイントなんです。
シャローエリアって、普通に考えれば魚にとっては危険な水域ですよね。
鳥や人間といった外敵に襲われる可能性が高いからです。
そんな危険な水域にまで入ってくるということは、それだけエサを求めて必死になっているんです。
無我夢中でエサを探しているから、警戒されがちなルアーにだってガンガンにアタックしてきてしまうんですよ。
そんなシャローエリアとはどこにあるのか?
東京湾口にある三浦半島は周囲を磯とサーフで囲まれており、どこのサーフでもシーバスが釣れるといっても過言ではありません。
また、サーフは非常にエントリーもしやすいため、初心者にもおすすめのポイント。
また、そのサーフに隣接する小磯にもシーバスは回遊してくるので、色々と探索してみると良いでしょう。
ちなみに、時間帯は日中より釣りやすい夜と朝・夕のマズメ時が狙い目です。
それに潮の動く時間帯を組み合わせれば、きっとシーバスの回遊に当たる可能性が高まるでしょう。
シャローエリアでおすすめのルアーとは?
そういったシャローエリアで釣れるシーバスルアー。
おすすめのルアーは、シャロー系の「ミノー」と「シンキングペンシル」です。
水面から水面直下を引けるシャロー系のルアーを使い、根掛かりのリスクを減らしつつ、ゆっくり巻いてもアクションするルアーを使うと良いでしょう。
特に夜のシーバス釣りは、基本的に早巻きよりもゆっくり、時には超ゆっくりのデッドスローで見せて食わすことも多いですから。
だから早巻きが得意で潜るルアーのバイブレーションなんかは、速度もマッチしないし、根掛かりの可能性も高いので合わないですよね。
メタルジグも同じように向いてませんよね。
間違った使い方で動かないルアーを投げていても釣れないので、それぞれルアーの特性を理解して、これぞというルアーを選びましょう。
12月の荒喰いシーバスを攻略するシャローランナーおすすめ12選!新旧対決!
12月の荒喰いシーバスゲーム。
今年挑戦してみたいけど、どんなルアーを選べば良いかわからない、といった方でも大丈夫。
過去の釣行で実際にランカーシーバスを捕獲してきた実績抜群のベテラン勢のルアーから、今年釣果が期待される最新のルアーまで、今回、自信をもってご紹介させていただきます。
それでは12月の荒喰いシーバスを攻略するシャローランナーのルアーをご紹介していきたいと思います。
あなたが選ぶのは新製品か、それとも旧製品か?
後述の比較表も参考にしてみてください。
12月におすすめのシャロー向けミノー
ima『コモモSF-125』 新製品!
投げて巻くだけで釣れるリップレスミノーとして1998年に登場したkomomo SF-125。浮力設定の見直しやMRDシステムの搭載、ヘッドに新構造を採用して2度目のフルモデルチェンジ。「komomo」本来のコンセプトはそのままに、「シャロー性能」と「遠投性能」を両立したモデルに仕上がりました。
メガバス『X-80マグナムSR』 新製品!
X-80 MAGNUM SRは、世界のソルトシーンを席巻し続ける不変の「定番」、X-80シリーズのX-80 MAGNUMをベースに水深1mまでのシャローレンジを攻略するために開発。水面下50~60㎝といった「ど」シャローを主戦場とするSRモデルにおいても、極限まで「ベイトライクな動き」を追求し、従来シャローミノーの緩慢なアクションとは一線を画す、X-80 MAGNUMシリーズに共通するハイピッチロールアクションを実現。
ダイワ『ショアラインシャイナーZバーティスR125F-SSR』 新製品!
干潟、河川の岸際など水深の浅いステージや、シーバスの活性が高く浮き気味のときに効果的な最大50cmダイブ仕様。アクションもより大人しめのスローロールセッティングとすることで、干潟ではクリアウォーターでも見限られにくバチパターンにも対応可能。 流れの強いリバーゲームに於いても、流れの中で泳ぎすぎず弱ったベイトフィッシュのアクションを演出できる。
シマノ『レスポンダー165F』 新製品!
優れた飛距離とレスポンスの良い泳ぎの立ち上がりを持ち味に、シャローゲームで絶大の信頼を得てきたレスポンダーシリーズに待望のビッグミノーサイズ165mmが登場。サブサーフェスでのレンジキープ力とフラットサイドボディ形状から生まれる大きな明滅フラッシングはそのままに、大型ベイトを捕食するランカーに標準を絞ったマッスル仕様。
メガバス『カゲロウ124F』 旧製品
大きく切られたダーターカップで水を強く押し動かしつつ、リトリーブスピード低~中速域では微細なナチュラルロールアクションが警戒心の高まったシーバスをバイトへと誘い、中~高速にスピードアップさせるとアピール力のあるスライドを伴ったロールアクションへと移行する可変アクションを採用。シャローエリアに差す大型シーバスを狙い撃つために、潜行深度は0~20cmに設定。
アピア『エルドール115F』 旧製品
シャロー攻略タイプのフローティングモデル。揚力を得られる流線形デザインがもたらす飛行姿勢と飛距離は、115mmフローティングの同クラスではトップクラスを誇る。縦軸の特徴的なローリング主体のウォブンロールアクションを発生させながら、回収まで30cm程のレンジをキープ。ウェーディングゲーム専用のシャローミノーとして必要な要素をこの一本に集約。遠浅の干潟や河川など、シャローゲームの攻略に絶大な威力を発揮する。
ムカイ×ハンプコーポレーション『グース125F』 旧製品
水面でのナチュラル・スイム。ウェイトの分散化により、河口やサーフなどでの複雑な流れの中でも泳ぎきることの出来るバランスの良さ。デッドスローからハイスピードまで対応。
12月におすすめのシャロー向けペンシル
アピア『バレーヌ125F』 新製品!
水面直下をヌメヌメとしたナチュラルなアクションで泳ぐバレーヌ 125F。リトリーブスピードやロッドポジションの調整により10~50cmまでの幅広いレンジをカバーする。河川でのドリフトをはじめ、 浮力と水受けの絶妙な設計により流れの弱いエリアや止水域でも活躍する。
シマノ『スタッガリングスイマー125S』 新製品!
水面直下を攻略!ただ巻きで演出できるヨレヨレS字スラローム。デッドスローでは動いていないと勘違いするほどの微波動が、弱々しいベイトフィッシュを演出します。
アピア『ハイドロアッパー90S』 旧製品
通常とは逆の角度を持つリップ構造を採用。リトリーブをすることで受ける水を下方向へ逃がし、ボディ自体を表層直下レンジまで浮上させる事が可能になっている。重量は90㎜で16gとサイズの割に重いが、「巻けば浮き上がる」という構造上、遠浅の干潟や汽水湖など、水面直下のシャローレンジをキープし続ける事が出来る。
アピア『パンチライン80』 旧製品
特徴は、直角に切り落としたようなフラットなヘッド形状がもたらす「抵抗感」で、シンキングペンシルなのに存在感が掴みやすい。それを活かす得意な場面はシャロー域における込み潮時。下げ潮に比べて流れが緩くなりがちな場面でも、ルアーの挙動や潮流の変化を手元へと明確に伝えてくれる。水深3m以浅のシャローを中心に、表層~低層域の魚へのアプローチに。
ダイワ『モアザンスイッチヒッター85S』 旧製品
河川やサーフ・磯・干潟などのシャローエリアや水面直下を簡単に攻略できるデイ&ナイト対応シンキング&スイミングペンシル。ジグ並みに飛距離が出るので、ミノーでは届かない遠くのボイルも射程範囲に収める。操作方法は、昼夜に関係なくスローリトリーブのタダ巻きのみ。
12月の荒喰いシーバスを攻略!シャローランナーおすすめ12選!比較表
それでは今回おすすめした12月の荒喰いシーバスを攻略!シャローランナー12選の比較表を記載します。
ルアー選びがしやすいように、重さ別、レンジ別に表にしています。
12月の荒喰いシーバスを攻略!シャローランナー比較表
名称 | 全長 | 自重(g) | 有効レンジ |
コモモSF-125 | 125mm | 18g | 5~50cm |
X-80マグナムSR | 115mm | 15g | 50~80cm |
ショアラインシャイナーZバーティスR125F-SSR | 125mm | 20.3g | 30~50cm |
レスポンダー165F | 165mm | 34g | 0~30cm ※ |
カゲロウ124F | 124mm | 22g | 0~20cm |
エルドール115F | 115mm | 18g | 10~30cm |
グース125F | 125mm | 16g | 0~20cm |
バレーヌ125F | 125mm | 22g | 10~50cm |
スタッガリングスイマー125S | 125mm | 21g | 0~20cm ※ |
ハイドロアッパー90S | 90mm | 16g | 0~30cm ※ |
パンチライン80 | 80mm | 13g | 30~50cm ※ |
モアザンスイッチヒッター85S | 85mm | 20g | 20~100cm |
※マークは非公式
お使いのタックルのルアーウェイト、釣り場の水深などを考慮して選んでみてください。
廃盤プレミア品!伝説のシャローランナー
そんなこんなご紹介してきたシャローランナーのルアー達ですが、、、。
実は同じように実績抜群のルアーなのに、紹介しきれなかったルアーがあります。
それはマリアの「フェイクベイツNL-1」と「フラペンS85」です。
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当然ながら地元の三浦半島シーバスアングラーからも絶大な人気を誇っています。
しかし、これが残念ながらすでに廃盤になっており、現行では売っていない伝説のルアーとなってしまっているんです…。
入手するには、中古釣具店やオークションなどで手に入れるしかありません。
本当に超釣れるルアーなので、見かけたら即GETしちゃいましょう!
まとめ
ということで今回は、12月の荒喰いシーバスを攻略するシャローランナーおすすめ12選!新旧対決!をご紹介させていただきました。
ご紹介させていただいたルアーは、僕自身の経験と実績をもとに選出しています。
ランカーシーバスも夢ではない12月。
みなさんの記念すべき‟1本”が、このルアー達から生まれることを願っています。
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