今回訪れたのは昨年もお世話になった一級磯。
ここでまた冬のフカセ釣りを楽しむ。
きっと良型の本命がたくさん釣れるんだろうなと思っていたんですが、、、。
釣り場へ向かう途中から早々にミスを犯し、それが原因?でまさかの結果に…。
「一級磯」。
この言葉に騙されてはいけません。
冬は楽しいフカセ釣り
前回の磯フカセ釣行では荒れ気味のコンディションが功を奏したのか、良型の本命が乱舞!
お土産もたっぷり、新記録サイズも初GETの魚もあって、本当に最高に楽しい釣行でした。
特にこの時期に釣れるメジナは大型も釣れるし体高や厚さもあって、お刺身でも最高に美味しいときたもんです。
それが何匹か釣れればもう大満足です。
今回もそんな楽しい釣行になるだろう。
そう期待して三浦半島へ向かいました。
釣り場は三浦半島
※釣り場はあくまで三浦半島ですが、ポイントが地図と同じ場所とは限りません
三浦半島を代表する一級磯でフカセ釣り
今回の釣り場は三浦半島を代表する一級磯。
釣り場紹介本などでも昔から紹介されている三浦半島南部の地磯です。
前回は別のポイントでデカメジナが乱舞して良い思いをしたんですが、今回なぜまた同じポイントに行かなかったのかというと、、、。
途中で道を間違えたから(笑)。
戻るのが面倒くさかったので、間違えた道から一番近い有名ポイントに行ってみようと。
どうせこっちだって一級磯だから釣れるだろうと思ったんです。
そんな有名磯ではルアーの人は青物狙いで来ている方をよく見かけます。
それ以外は黒鯛やメジナ狙いの方をたまに見かける印象です。
また、実は夜釣りでアジがよく釣れるので、知っている方は夕方からメジナとアジのダブル狙いで来ることもありますね。
そう言われて「あ!あそこね」と気付く方もいると思います(笑)。
今回はそんな一級磯でのフカセ釣り。
大きい磯なので、まだ入ったことのない立ち位置もあり、現場を見て良さそうなところで始めることにしました。
冬の地磯でフカセ釣り開始!
そんな人気一級磯に到着したのはam7:00。
ルアーで青物をやりに行く時は先端まで行くし、去年もフカセ釣りでここの磯に来た時は先端での釣りでした。
なので今回はその他の場所で良さそうなところがあればと思っていたんですが、手前にもイイ感じのところがありましたね。
所々にサラシが出ていて、いかにも釣れそうな雰囲気の場所。
ということでここで釣りを始めていきます。
▶1投目は外道スタート!
釣りを開始してからすぐ。
1投目で勢いよくウキが沈んでいき、まさかと思ったのですが、、、。
釣れてきたのは外道代表のベラ君でした。
見た目が凄い色、、、。
そんなベラはフカセ釣りの餌取り野郎。
これが釣れてくるってのは、ちょっとやばい感じですね。
▶久しぶりの良型ウミタナゴ!
その後もエサ取りの猛攻が続く。。。
そしてウキが怪しい動きをしたまま、なかなかひったくっていかないのが続いたので、ウキ下を短くしてみると…。
ギュギュギュギューーーン!!!
といい引きをしてくれます。
これは、、、!?
と思ったら…。
釣れてきたのは22cm!
体高があってまあまあ良型のウミタナゴでした。
いつもならリリースするんですけど、良型だし、ウミタナゴの塩焼きって美味しいのでお持ち帰りすることにしました。
▶外道と餌取りに悩まされる
その後も餌取りが続く。
ほとんど投入後すぐにエサがなくなる状態で、釣れたとしてもベラ、そしてウミタナゴ。
外道とエサ取りばかりです。
もう嫌な予感しかしてこない、、、。
▶強い引きの正体は本命!
開始から3時間が経とうとしていました。
まだ本命が釣れていませんてした。
こうなってくると僕は結構やけくそ気味になってきてしまいます。
例えばコマセをバンバン撒きまくり…(笑)。
これ、魚が集まるからいいって人と、やり過ぎるとコマセでお腹いっぱいになって釣れにくくなるっていう人もいますが、どうなんでしょう???
でもこれが功を奏したのか、離れ岩の際を流れていったウキがそのままスーッ…っと潜っていったので合わせ。
するとこれがアタリ!
先ほどまでと違って強い引きをする魚がついにヒット!
これは本命だと思いましたが、重量感がない。
やっぱりまたウミタナゴかな?
と思っていたら…。
本命のメジナでした(笑)。
でもサイズは小さくて20cm…。
このサイズでもそこそこ引いてくれるので楽しいんですが、やっぱりお土産にするには物足りないですよね。
でもとりあえず本命が来たのだから、良い方向に向かっているのかな。
ということで、次は先ほどと同じタナ、同じコース、そして同じところに同じタイミングでコマセを入れることを意識して再現を狙っていくことにしました。
しかしなぜでしょう。
相変わらずエサ取りばかりです…。
先ほどと同じように、なかなかうまくエサを流し込んでいけないのも原因の一つだと思うんです。
それにウキが落ち着かない。
サラシに押されてすぐに沈み根の近くに行ってしまうから、そのまま根掛かりしたり、それを恐れて何度も入れ直したり…。
こういう場所はダメなのかな?
てゆーか、そんなことやってるとこっちも疲れちゃうので移動することにしました。
ポイント移動先もウミタナゴ筆頭の外道祭り
磯は広いので竿を出す場所はたくさんあります。
その中でどこに釣り座を構えるのか?
ガイドブックではそこらじゅうがポイントになってるけど、実際は潮位や風向きなども考慮しないといけないから、現場で見て感じたことも加味して決めていく。
そして移動先での釣況はというと…。
良型ウミタナゴ、、、。
そしてその後は外道、外道…。
~からの、ようやくヒット!
かと思えば…。
やっぱりウミタナゴ…。
はい。
もう全然、ダメっす!!!
「一級磯」とは名ばかり!冬のウミタナゴ釣り場に認定!
先ほども言いましたが、この磯は去年も来てるし、その前にもフカセ釣りでメジナを狙いに来ています。
ガイドブックにもメジナ、メジナ、メジナと書かれている有名な一級磯ですよ。
なのに僕が来る時は全然釣れない。
本当にメジナいるのかよ!と思ってしまうけど、、、。
これね、どうやら理由があるみたいなんです。
平日とは言え、この寒グレハイシーズンにも関わらず、この一級磯にはいつも人が少ない。
一方、あっちの有名磯には平日でも本格グレ師を見かけないことはあまりなく、釣果情報も多い。
そう。
そういうことなんです。
ガイドブックに載ってる誰でも知ってる有名な磯だから、一級磯だからという単純な理由でポイントを選んじゃダメなんですね。
なんかウミタナゴもメジナも、有名な磯なら同じぐらいの比率でたくさんいるようなイメージを勝手に持っちゃってたけど、やっぱり地形、海藻、水温など、色々な要因でその時期に着きやすいエリアってあるようなんです。
外道の釣れ具合で見ても差があって、アッチはウミタナゴが多めとか、コッチは少なめとか、やっぱりあるんですよね。
そういったのも知識として知っておけば、より本命に近づく確率が上がるんだろうな。
釣果
釣果はメジナ×1、ウミタナゴ×5、フグ×2、ベラ×2でした。
まとめ
ということで、今回の釣行は散々な結果に。
思い返せば来るときに道を間違えた時、すでに運命が決まっていたのかもしれない(笑)。
あの時すぐに引き返して、前回絶好調だった磯に行けばよかった…。
場所のせいにするのは一番簡単だけど、でもこの時期のこの釣りにそれって結構大事な気がしてきた、そんな日になりました。
また爆釣の日を夢見て、、、。
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