皆さんは自分にとって一番信頼できるシーバスルアーってありますか?
これが最強!一番釣れるって思えるルアー。
僕にとってその一つが、今回紹介する『フェイクベイツNL-1』というルアーです。
少しマニアックな部類にも入ってしまうと思うので、あまり知っている方はいないかもしれませんが、逆に言うと、“知る人ぞ知る名機”と言えるほど、良く釣れるルアーなんです。
特に生まれ故郷の三浦半島では、地元ロコアングラーを中心に、このルアーを愛している人は多いと思います。
そこで今回は、秋冬のシーバスハイシーズンにも超絶活躍するルアー『フェイクベイツNL-1』について、詳しくご紹介していきたいと思います。
一応先に言っておきますが、見かけたら即買い必至ですよ!!!
信頼度No.1!シーバスが超釣れるルアー!フェイクベイツNL-1
僕がなぜこのルアーを激押ししているのか、なぜそこまで信頼を寄せているのか?
それは何よりシーバスを釣っている実績NO.1ルアーだからに他ありません。
もちろんシチュエーションはありますが、秋冬のシーバス釣りシーズンにおいては、絶対に外すことはできない超1軍ルアーとなっています。
今年もシーズン初戦から、やっぱりこのルアーが結果を出してくれました。
▶関連記事:秋冬の夜磯で産卵前に荒食いする大型マルスズキ
いよいよ今年もこの季節がやってきた。 秋冬のビッグイベント、三浦半島を舞台とした産卵前の大型シーバス釣り! 毎年この時期はこの釣りにどっぷり漬かっています。 何と言っても、パワフルな引きと重量感、ランカーも夢ではないし、[…]
先日の釣行でのヒットルアーはまたしてもフェイクベイツNL-1だったんです。
どんどんルアーをローテーションさせていく中、最終的にやっぱりコイツが釣らせてくれたんですよね。
おっと。
思い出せば今年の始めもフェイクベイツNL-1にお世話になっていましたね。
▶関連記事:冬のシーバス釣りは夜磯からの砂浜サーフ
冬のシーバス釣り。前回の釣行では夜磯からスタートして、朝マズメは新規開拓のために初めてのポイントに行ったものの、強烈なウネリに翻弄されて撃沈してしまいました。 ▼関連記事:超爆風の夜磯から朝マズメの初磯で撃沈! [sitecar[…]
サーフでゆっくり巻いていた時に、ガツーン!と来てくれました。
まだ記事を読まれてない方は、ルアーの魅力も伝わると思いますので、是非とも読んでいただきたいです。
フェイクベイツNL-1は使い方も簡単!
シーバスを釣りたいという方には是非とも知ってもらいたい、使ってみてもらいたいルアーです。
≪マリア≫フェイクベイツNL-1を徹底解説!
「究極の汎用性」をコンセプトに誕生したマリアのスタンダードミノー「フェイクベイツ」を基軸とし、特質なるシチュエーションに完全対応するモデルへと進化を遂げた派生モデルが「フェイクベイツNL-1」。
このNLの意味は「NL=Non Lip(ノンリップ)」のことで、アクションを出すために存在するリップが無いモデルのこと。
そんなフェイクベイツNL-1ですが、具体的にはどんなルアーなのよ?
ってことで、その能力を見ていきましょう。
▶フェイクベイツNL-1のスペック
フェイクベイツNL-1のスペック
タイプ | フローティング |
全長 | 約125mm |
重量 | 約18g |
フック | #6×3pcs |
▶フェイクベイツNL-1の特徴
それではフェイクベイツNL-1の特徴を簡単にご紹介します。
- ぶっ飛びな飛距離
- シャローエリア特化型
ぶっ飛び名飛距離
シーバスルアーのスタンダード、約12cmというベストサイズ!
空気抵抗を受けづらく、安定した飛行姿勢を確保。
また、内部設計には、2種類の異なった形状の重心移動システムを搭載しています。
重さはそれほどでもないですが、実はしっかりタングステンウェイトを搭載しており、意外とぶっ飛び能力を持っています!
最初はうまく投げれなかったんですが、コツを掴めば真っ直ぐ飛んでいく姿を見ることができるでしょう。
シャローエリア特化型
通常のミノープラグでは攻略が困難だった、最大深度約40cmという超シャローランナー。
もちろんロッド角度によっても変化させることができるので、もっと浅いレンジも攻略可能です。
水面直下付近を泳ぐベイトフィッシュは、フィッシュイーターにとって絶好のターゲットとなりますが、早巻きしても潜り過ぎない設計のため、サブサーフェスレンジを攻略するための完全シャロー対応のミノープラグとなっています。
水深が浅く、根掛かりが怖いポイントでも使える最高のルアーです。
▶フェイクベイツNL-1のアクション
フェイクベイツNL-1のアクションは、スローリトリーブにおけるローリング。
ボディの重心を前後に分散させることで、本体の中心を軸に左右にフラつく「ローリングアクション」を実現しています。
その動きはまさに、シャローレンジを弱々しく泳ぐベイトフィッシュそのものです。
一般的なミノーに比べると、一見全く泳いでいないと思われる動きですが、ヘッド部に受ける流れの変化で突然フリーズアクションを発生します。
その「不安定」な泳ぎが生むオートマチックな食わせの瞬間が、魚の捕食スイッチを刺激し、シビアな状況下において絶対的な効果をもたらします。
フェイクベイツNL-1の使い方
それではここで、僕が数々のBIGONEを仕留めてきたフェイクベイツNL-1の使い方をご紹介します。
フェイクベイツNL-1を使う上で知っておいていただきたいのは、基本的にスローに巻いている時に威力が発揮されるルアーということです。
スローに巻いている中で、流れの変化に当たるとイレギュラーなローリングアクションを起こし、それが食わせの間となります。
リップがない分引き抵抗が少なく、何をやっているかわからないという意見も多いのですが、実はそんなことないんですよね。
慣れればわかりますが、流れの変化の中では、ハッキリとルアーの存在を感じ取ることができます。
そして、これがわかると釣れる確率がUPすると言っても良いでしょう。
なぜかって?
だってそもそもシーバスは流れの変化に着くんですから(笑)。
ただ、フェイクベイツNL-1を使う上で、ひとつだけ注意事項があります。
着水後、一発煽るか、もしくはハンドル1回転ぐらいを勢いよく強くリーリングして、ウェイトをセンターに戻さないと、本来の動きを発揮してくれません。
これをやらないと、ウェイトが後部に残り、曳き波を立ててド表層を泳いでしまうんです。
もしかしたらこれはこれでバチ抜けパターン等にありなのかもしれませんが、僕はあまりバチ抜けの釣りはしないので、ノーマルモードでしか釣ったことがありません。
おすすめはスローのただ巻き。
ゆっくり、わずかな引き抵抗を感じる程度の速度で巻いてくるだけです。
こんなに簡単に、誰でも簡単に操作できるのが嬉しいところです。
シャローエリアでのシーバス釣りに超最適!
そんなフェイクベイツNL-1ですが、使用する上でのおすすめのポイント、エリアがあります。
水深がないシャローエリア(浅場)です。
それはつまりどういった場所かというと、、、。
- 干潟
- サーフ
- 河川
干潟
シャローエリアが広がる干潟のようなポイントはまさにフェイクベイツNL-1の独壇場です。
一番能力が発揮できるポイントでしょう。
浅くても根掛かりしないし、それだけ浅い水深なのに、表層から1枚下をゆっくり引いてこれるルアー。
否が応でもシーバスの捕食レンジにドンピシャになってしまいますよね。
想像しただけでも釣れる気がしてきてしまうでしょう???
サーフ
一言でサーフと言っても色々なサーフがあるので、サーフならどこでもおすすめって訳じゃないんです。
あくまでブレないで欲しいのは“シャローエリア”ということ。
で、イメージして欲しいのは、西湘サーフのようにドン深なところや、千葉の鹿島灘みたいな波が高くて多いところもちょっと違います。
湘南サーフや三浦海岸のようなシャローなサーフのあまり波立たない日。
波はあってもいいんですが、波が出たとしても小波レベルのようなポイントが良いです。
河川
僕はあまり河川での釣りをしませんが、バイブレーション投げたらすぐ根掛かりする、そんな河川ってありますよね。
そういうシャローな河川で投げてみると良いと思います!
伝説のルアー「フェイクベイツNL-1」廃盤
そんなこんなのフェイクベイツNL-1ですが、残念ながら廃盤となってしまったんですよね。。。
もう何年も前に。
廃盤となってしまった理由は、素直に売れなかったということです。
実績としては十分すぎるほど釣れるルアーなのに売れなかったのは、いくつか原因があると思いますが、何より一番の理由はその”顔”。
フェイクベイツNL-1が売れなかった理由の一つは、このブスな顔ですね(笑)。
当時はimaとかが全盛期だったのかな?
やっぱりルアーの形、顔つき、カラー、さらに言えばパッケージデザインも含めて、その“ルアーの見た目”って売れる要素として重要な役割をしているじゃないですか。
そう。
釣り人を釣るための要素です(笑)。
フェイクベイツNL-1はその部分がとにかく残念だったんですよね…。
もし今の時代であれば、SNSが大きな宣伝ツールとして活用され、見た目のマイナス要素を払拭するほどの売れ行きを見せていたに違いありません。
だからタイミングだったんですよね…。
本当に残念です。
「フェイクベイツNL-1」がプレミア価格で高騰事件!
記憶の中では2018年か2019年ぐらいだったと思いますが、、、。
このフェイクベイツNL-1。
実はYahoo!オークションで最大5,000円程度まで爆値上がりしていたんです。
時期的にはちょうど冬のシーバスハイシーズンでした。
おそらく何かメディアやSNSでこのルアーの凄さが公表されていたのだと思いますが、本当にびっくりするぐらいプレミア価格が付くほど超人気となっていたんです。
そうなれば、僕が持っているストック在庫を売ってしまえば一儲けできるんじゃないか!?
はい。
もちろん大儲けできました。
が、売りませんよ(笑)!!!
だって、フェイクベイツNL-1は本当に超釣れるんですから。
こんなに釣れて、ブスだけど可愛らしいルアーは他にはありません(笑)。
1本5,000円と言われようが売りませんし、1本10,000円と言われたら少し悩みますが、、、(笑)。
でも、シーバス釣りを続けていく限り、ずっと持っていると思います。
実は「NL-I」?フェイクベイツNL-1
さて、ここまで普通にそう呼んできていた、フェイクベイツNL-1(エヌエルワン)。
このルアーを知るシーバスマンの間では「NL-1(エヌエルワン)」という呼び名で、当然のように話が通っているんですが、、、。
これ、パッケージには『NL タイプI(エヌエル タイプアイ)』と書かれているんですよね。
この「I」がワンなのんかアイなのかが、実はよくわかんないんですよ(笑)。
本当は「アイ」なのに、あまりにみんなが「ワン」と呼んでいるから、もうそのまま「ワン」でいいや的になったという噂も…(笑)。
まとめ
ということで、今回はシーバスが超釣れるルアー、フェイクベイツNL-1についてご紹介させていただきました。
先述のとおり、もう廃盤になってしまったルアーです。
新品で販売しているショップは、もういい加減ないかと思われますが…。
もし見つけたら買って損なしです!!!
※てゆーか、もし見つけたら僕が買うので教えて欲しいぐらいです(笑)。
後はもう、中古屋さんかオークション等でGETするしかないですね。
そして、もし無事に買えたら、是非使ってみてください。
シャローエリアには絶対の自信がありますよ!!!
▶関連記事:秋冬の夜磯で産卵前に荒食いする大型マルスズキ
いよいよ今年もこの季節がやってきた。 秋冬のビッグイベント、三浦半島を舞台とした産卵前の大型シーバス釣り! 毎年この時期はこの釣りにどっぷり漬かっています。 何と言っても、パワフルな引きと重量感、ランカーも夢ではないし、[…]
▶関連記事:冬のシーバス釣りは夜磯からの砂浜サーフ
冬のシーバス釣り。前回の釣行では夜磯からスタートして、朝マズメは新規開拓のために初めてのポイントに行ったものの、強烈なウネリに翻弄されて撃沈してしまいました。 ▼関連記事:超爆風の夜磯から朝マズメの初磯で撃沈! [sitecar[…]
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ご質問はお気軽に『お問い合わせ or Twitter』までお寄せください。
Follow @TActionzTwitterフォローからご質問コメントお待ちしてます!