2023年のダイワの新製品リールとして一番話題になったリール。
それは『IMZリミットブレイカー』。
※正式名称は「IM Z LIMITBREAKER TW HD-C」
ダイワ初の電子制御ブレーキを搭載したベイトリール。
さらにはアプリによるスマートフォン等のデジタルデバイスとワイヤレスで連動する最新テクノロジーを搭載している。
新製品発表からおよそ3ヶ月が経過。
実際にユーザーの手元に渡り始めてきた今だからこそ見直したい、このリールの気になるところをチェックしつつ、買うか買わないか、参考にしていきましょう。
ダイワのリール革命!IMZリミットブレイカー
ダイワが満を持して発表したIMZリミットブレイカーがいよいよそのベールを脱ぎ始めた。
このリールは電源を入れて使用するリールで、電子制御ブレーキを調整したりデータを蓄積させたりすることができる、これまでにない革命的なリールとなっています。
電源を使用するというと、電動リールをイメージしやすいですが、電動リールは常時バッテリーを繋いで使用するのに対し、IMZリミットブレイカーは事前に充電しておいて、使用する際に電源を入れて使うリールです。
ちなみに本体の電源を入れると起動音とともにサイドのLEDが光るため、メチャクチャかっこいいです!
IMZリミットブレイカーの特徴
そしてこのリールの注目すべきテクノロジーの名称は、スマートフォン等のデジタルデバイスと連動する『ダイワコネクティングシステム』と、デジタルコントロールブレーキ『インテリジェントマグフォース』の2つ。
この2点の特徴はどういったものなのか、簡潔にまとめたものを見ていきましょう。
▶ダイワコネクティングシステム
ダイワコネクティングシステムは、アプリをインストールしてスマートフォン等のデジタルデバイスとワイヤレスで連動させると、様々な機能を拡張することができる機能。
- 釣行データの確認
- ブレーキモードの拡張
総キャスト数や最大飛距離、飛距離トップ5、ブレーキモード使用比率などの釣行データを記録・閲覧することが可能。
また、アプリをインストールすることで、工場出荷時は「スタンダードモード」一つだけだったブレーキモードに「PEラインモード」「ロングキャストモード」「マックスブレーキモード」を追加し、最大4つのモードに増やすことが可能です。
▶インテリジェントマグフォースブレーキ
インテリジェントマグフォースブレーキは、スプール回転を検知しブレーキモード毎にデジタル制御する、ダイワの新ブレーキシステムです。
アプリをインストールして最大4つのモードになった状態から、さらにブレーキの利き具合を設定することができ、最大8段階まで調整が可能です。
そして今後アプリがアップデートされることで、ブレーキの種類はさらにバリエーションが増えていく可能性があるとのこと。
IMZリミットブレイカーのアプリは実用的なのか?
それではここで一旦冷静に考えてみよう。
これらの機能は確かに革命的だけど、実際どこまで必要性があるのだろうか?
トータルキャスト数やトップ5の飛距離って、最初は気にして見るかもしれないけど、その後もチェックする情報なのかというとちょっと疑問です。
それからアプリのアップデートにより、ブレーキのバリエーションが増えていくとのことですが、現状の8段階のブレーキからさらに細かくされても、そこまでの調整が本当に必要なのかという点も気になります。
そういった意味では、アプリの実用性って意外とそうでもない気がしてきたんですが、、、気のせいですか?
IMZリミットブレイカーの電子制御ブレーキ音はまさかの「小鳥のさえずり」?
そんなこんなのIMZリミットブレイカー。
機能や外観のカッコ良さは魅力的なんですが、実は非常に気になる点がひとつありました。
それは電子制御ブレーキ音です。
電子制御ブレーキと言えば、まずシマノ社のDCブレーキをイメージする方も多いと思います。
DCブレーキと言えばバックラッシュしにくいということで非常に有名ですが、それ以外にもキャストした際の「キィーーーン!」という如何にもな機械的な音がカッコイイということで、これも大きな魅力の一つにもなっていますよね。
対してダイワのIMZリミットブレイカーはと言うと、、、。
ジ、ジ、ジリリリ…。
ヒョ、ヒョロ、ヒョロロロロ…。
といったような、なんとも微妙な音が、、、。
外観的なカッコ良さとは裏腹のまさかのブレーキ音、、、。
勝手に近未来的な音をイメージしちゃってただけに、同じようにかなりガッカリされた方も多いのではないでしょうか?
新製品はカタログだけではわからない点に注意
この電子制御ブレーキ音問題。
これであらためて感じたのは、写真やカタログ上だけでは本質はわからないということですよね。
まぁ当たり前のことなんですが、特にこれだけ機械的で電子的なものに関しては注意が必要かなと。
今回みたいにブレーキ音なんて、カタログどころか実際に目の前で見てみても、手に取ってみてもわからないもんね。
新製品ってすぐに手に入れたい気持ちもあるけど、物によってはやっぱり実際に触ってみるとか、投げてみるとかって大事なんだね。
IMZリミットブレイカーは買う?買わない?
とかなんとか言ってみても、ダイワが2023年の超目玉として出してきた新製品です。
見た目のカッコ良さや飛距離に関しての評判は上々です。
是非、購入を検討してみてはいかがでしょうか?
あなたは買いますか?
買いませんか?
まとめ
ということで今回は、ダイワのベイトリール「IMZリミットブレイカー」の電子制御ブレーキ音について確認していきました。
「釣れる」「釣れない」以前に、投げて楽しいリールという意味では、こういった細かい点もポイントになってくるかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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