2023年の釣りフェスティバルで大きな話題になった新製品。
そしてそれに搭載されたテクノロジーと言えば、、、。
ダイワのモンスタースライダー135Fに搭載されたレーザーインパクトです。
次々に発売が続いているレーザーインパクト搭載機種ですが、人気はどうなっているのでしょうか？
発売当初の注目度、そして今の現状。
それから今後レーザーインパクトはどうなっていくのか？
今回はそんなところに注目しておしゃべりしていきたいと思います。
釣りフェスティバルで大きな話題！ダイワの『レーザーインパクト』
2023年の釣りフェスティバルで発表されたダイワの新テクノロジー『レーザーインパクト』。
これが持っている力を一言で言うと強烈なフラッシング能力です。
プロモーションも魅力を最大限にアピールしていたので、多くのアングラーが惹きつけられと思います。
そしてそのギラギラと輝くフラッシングには、ついに”あの”ライバル社のテクノロジーに対抗か！？と思われた方も多いと思います。
そう。
シマノ社のフラッシュブーストです。
数年前に一世を風靡したシマノ渾身のテクノロジーで、世に出てきた時は大きな話題となり、ルアーだけでなくエギなんかは入手困難になるほどの大人気でしたね。
これに対抗する意味なのかはわかりませんが、ようやくダイワでもフラッシング最強テクノロジーが登場したわけです。
ダイワ新テクノロジー『レーザーインパクト』の特徴
強烈なフラッシングを発するレーザーインパクト。
その大きな特徴は「鏡面反射構造」を採用しているところ。
光を多方向に反射する「拡散反射構造」に対し、鏡面反射構造は放たれる反射光の輝度が圧倒的に高い。
より強く、遠く広範囲にまで光を届けるという特徴があるそうです。
その姿まさにリアルなベイトフィッシュ。
イワシなどのベイトフィッシュ同様の強いフラッシングを再現することができています。
初代レーザーインパクト搭載機「モンスタースライダー135F」
ダイワのレーザーインパクト。
最初に搭載された機種はあのモンスタースライダーでした。
初代モンスタースライダーは『モンスタースライダー160F』で、他社人気製品アマペンに近い使用感でトップルアーが好きな方にとっては比較的人気の機種となりました。
そのダウンサイジングである135サイズが新しく登場させ、それにレーザーインパクトを搭載させてきたんですね。
トップにレーザーインパクトって意味あるの？
このフラッシングには確かに衝撃を受け、一瞬、おおっこれは！？とは思ったものの、、、。
少ししたら、正直なぜこれで出したのだろう？という思いに見舞われたんです。
それは、、、。
なぜモンスタースライダーにフラッシングなのか？なぜトップのルアーに搭載したのか？という疑問。
これがどうしても腑に落ちなかったんですよね。
あくまで自分の中でではありますが、トップルアーで重要な要素はたくさんあるんですが、動かしたときの「軌道」だったり、泳ぎ方や潜り方といった「動き」、それから停止している時の「姿勢」、存在をアピールする「飛沫や泡」の存在、それから「音」など。
で、フラッシングは圏外でした（笑）。
理由は単純です。
トップルアーだから魚はルアーを下から見るからです。
トップのルアーがどれだけ横方向にフラッシングしても意味ないじゃんって、そう思ったんです。
まー、全く下方向にフラッシングしないわけじゃないんだろうけど、それがあったとしても、それよりもまずは先ほど言った「軌道」「動き」「姿勢「飛沫や泡」「音」などのアピールによって魚が引き寄せられるんじゃないかと思ったんですよね。
だからなぜモンスタースライダーでレーザーインパクトを出したのか不思議でしたよね。
出すならもっとレンジの入るミノーやバイブのほうが効果あるだろうって。
そう思っていたのは僕だけじゃないと思います。
続々と発売されるレーザーインパクト搭載ルアーだが…
しばらくすると、続々とレーザーインパクト搭載機種が出てきました。
モンスタースライダー135Fから始まり、ショアラインシャイナーZバーティスR、レイジーファシャッド、オーバードライブと、既存ルアーをどんどんレーザーインパクト化していっています。
これらにレーザーインパクトが搭載されるのは意味がわかります。
フィッシュイーターがルアーを横から見ることになるので、強烈なフラッシングが十分に生きるはずですからね。
ただ、、、。
どれもこれもすでに過去のルアーです。
それに、もともとそんなに人気があるわけではないルアーに搭載されても、、、。
といった感じで、インパクトはどんどん薄れていく中、満を持して登場するルアーがあります。
それは…。
ショアラインシャイナーZ セットアッパーレーザーインパクト。
現行ダイワルアーの中でも人気のあるセットアッパーがレーザーインパクトを纏って登場します。
ターゲットはシーバスだけでなく、青物にもよく使われるルアーなだけに、これならレーザーインパクトのフラッシング効果が生きてくるのではという期待があります。
発売日は2023年9月予定。
レーザーインパクトは流行る？流行らない？
そんなこんなのレーザーインパクト。
パッと見た感じだとキラキラしていて、魚よりも釣り人が先に釣れてしまうようなルアーですが、今後流行っていくのでしょうか？
これからもしばらくは既存ルアーの”レーザーインパクト化”は続いていくのでしょうし、全く新しいルアーが出るとしたら、その際にはノーマルバージョンが出て、間を開けてレーザーインパクトバージョンが出るみたいな流れになるのかと予想しています。
そんな中で少し期待しているのは青物系プラグとライトソルトプラグ。
フラッシング効果が一番期待できそうなのはやっぱり青物系じゃないですか。
だからレーザーインパクトが搭載された青物系プラグだったら期待しちゃうかな。
それと、小さいライトソルトプラグにあのキラキラがあったら思わず買ってしまうかも。
たぶんメッキ系プラグだったらバリ効きだと思うけどね。
そんなのが出たら流行りそうです。
まとめ
今回はダイワのテクノロジー『レーザーインパクト』についてのお話でした。
本当に最初なんでモンスタースライダーだったのか、というのは謎ですが、今後の青物系やライトソルト系に搭載されるのを期待したいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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