ネットでたまに見かけることがあるルアーに付いた傷痕の写真。
見ると結構しっかり傷が付いているんだけど、それに添えられている文言には「魚の噛み痕がすごい」「噛まれた痕がある」といったことが書かれている。
そうなると歯が鋭い魚かザラザラしている魚による仕業で、相当な力でガツッ!と噛みついてきたんだろうなと想像できる。
しかし、、、。
その傷痕写真によっては疑問が残るものが多い。
それは本当に魚の噛み痕なのかと、、、。
ルアーに付いた魚の噛み痕傷?
確かに刃が鋭い魚がバイトしてくるとルアーに噛み痕が付くことがある。
うまくフッキングしなかった場合にルアーを見てみると、傷が増えていることがあるので「あーやっぱりアタリがあったんだ」と判断することができる。
それは例えばタチウオやヒラメ、ハタ系のロックフィッシュみたいな魚だとそういったシーンは意外とあるかもしれません。
だけどそういった場合はフックとは離れた場所に付いていたり、ちょっとした傷痕だったり、雑な傷痕だったりするんですよね。
それが綺麗な輪っかになっていると、、、、ちょっと違和感がありますよね。
輪っか状の傷痕の呼び名はフックサークル!
ネット上でたまに出てくるルアーに付いた傷痕の写真。
お腹側の中央フック周りに付く輪っか状の傷痕をたまに見かけるんですが、、、。
下からルアー目掛けてガバッ!と魚が噛みついてきたのだろうか…?
そうだとしたらこの傷痕があるルアーは釣れるルアーってことになるけど?
実はこの傷痕には呼び名があったんです。
その名前は「フックサークル」と呼ばれています。
フックサークルはフックの傷痕!
フックサークル。
それはその名のとおり、フックによるサークル=「針による丸」という意味です。
ということは、要するにフックサークルとは針によって付いた丸い傷という意味なんです。
ルアーに付いているフックの中で、お腹側の中央フックは特に暴れやすく、フックサークルが付きやすいんですよね。
何度もキャストして着水して、巻いて動いて、、、、。
その度にフックが暴れ、ボディに丸く傷がついてしまうんです。
「魚に噛まれた」は禁句?
つまり、フックサークルは魚が噛みついた痕ではないんです。
僕もルアー釣りを始めたころ、そう思っていた頃があったような気もするけど、、、。
だからルアー釣り初心者の方にはちょっと注意して欲しい。
フックサークルを見て、魚に噛みつかれたかも!と思ってしまう気持ちはわかりますが、キレイな輪っか状の傷だったとしたら、それはほぼ100%フックによる傷です。
喜び損になってしまうとともに、公言してしまうとちょっと恥ずかしい思いをしちゃうので、禁句ではないですけど、ちょっとだけ気を付けましょうね。
まとめ
ということで今回は、ルアーに付く傷痕「フックサークル」についてのお話でした。
ルアー釣り初心者の方の参考になっていただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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