2022年秋。
アジンガーの皆さんに悲報が舞い込んできました。
アジング用のジグヘッドとして超人気のレンジクロスヘッドを始め、土肥富社製のフックの一部が値上げとなってしまったのです。
原材料の高騰による釣具の値上げは時々あるので、仕方のないことなのですが、今回の値上げはちょっと何かが違う…。
それはなぜかと言うと、あまりも大幅に値上がりしているところです。
あれだけ評判の良いジグヘッドですから、愛用されていた方も多いでしょう。
今回の値上げを受け、土肥富ユーザーが今後どうなってしまうのか、気になるところです。。。
アジング用ジグヘッドで超人気！レンジクロスヘッド＆フロードライブヘッド
土肥富のアジング用ジグヘッドと言えば「レンジクロスヘッド」と「フロードライブヘッド」。
それぞれの違いはフックサイズ。
レンジクロスヘッドがMサイズ、フロードライブヘッドがＳサイズのフックが搭載されており、基本的にはアジのサイズによって使いわけると良いとされていますが、どちらも定番として人気のジグヘッドです。
この土肥富製ジグヘッドがどうしてそこまで人気なのかというと、究極の刺さりと言われるほど針先が鋭いレンジクロスフックを採用しているからです。
アジングってライトソルトゲームの中でも特に刺さりに拘りを持ちたい釣りじゃないですか。
高活性モードでいきなりひったくるような、勝手に掛かってくれるアタリもあるっちゃあるんだけど、活性が低かったり、豆アジを釣る時なんかは超小さいアタリをアングラー側から掛けていかなくちゃいけないので、フックの刺さりって本当に重要なんですよね。
そこで評価を高めたのが刺さりの良い土肥富のジグヘッドだったんです。
土肥富製レンジクロスフックでジグヘッドを自作する人も！
土肥富はフックメーカーなので、エサ釣り用の針からルアー用のフックまで様々な種類の針を取り扱っています。
なので、アジングで超人気のジグヘッドであるレンジクロスヘッドの‟フック部分”だけというのも別売りで販売されています。
これに鉛製のガン玉やタングステン製の玉を組み合わせれば、自作でジグヘッドを作ることができるんです。
こうすることで、市販の完成品を買うよりコストを下げることも可能。
ジグヘッドは消耗品ですから、できるだけ節約したいですもんね。
ちょっとだけ手間を掛ければ、土肥富の鋭いフックを搭載したアジング用ジグヘッドが作れちゃうので、自作をしている方って結構多いんですよね。
悲報！土肥富製の人気ジグヘッドが大幅値上げ！
そんなこんなのアジング用人気のジグヘッドを販売する土肥富ですが、2022年秋、一部製品の値上げが実施されました。
値上がりについては他の釣具メーカーでもよくあることだし、どの業界も、原材料の高騰によって値上がりすることはよくある話なんですが、今回の値上げはちょっと違って、、、。
実はまさかと驚くほどの大幅値上げだったんです！
よくある値上げって大体〇十円単位だったりってイメージじゃないですか。
それが今回はなんと1パックあたり大体+200円前後という爆値上がり！！！
例えば人気のジグヘッドのレンジクロスヘッド（NS）で言えば、今まで釣具屋さんで税込570円ぐらいで買えていたんですが、今回の値上げでまさかの税込770円ぐらいになっているそうなんですよ…。
※各釣具店によって誤差あり
一旦冷静に考えてください。
「ジグヘッド」ですよ！？
もっと大きい物だったらわかるんですが、たかだか小さいパックに数本入っている針（ジグヘッド）が+200円前後増額って…ちょっと値上がり過ぎじゃない！？
例えばレンジクロスヘッドの0.8gって5本入りですから、1本あたり150円ぐらいになっちゃうってことですよね！？
値上げ幅で言えば1本あたり+40円です。
いやー、さすがに高すぎる気が…。
レンジクロスフック採用の他メーカー製品への影響はどうなる？
こうなってくると気になるのは、レンジクロスフックを採用している他のメーカーのジグヘッド。
実は、土肥富のフックは優秀すぎて、そのフックを採用して作っているジグヘッドが他の釣具メーカーにもあるんです。
さすがフックメーカーの土肥富！って話なんですが、、。
そうなると、普通に考えればそっちの製品もつられて値上がりするんじゃないか？って思いますよね。
どうなんでしょう？
▶土肥富レンジクロスフックを使っている大手釣具メーカーもある！
土肥富のフックを採用した製品を販売する他社メーカー。
その一つが大手釣具メーカーのダイワです。
釣具メーカー最大手のダイワも、実は土肥富社製のフックを使った製品を販売しているんですよ。
ダイワのフックと言えば「SS（サクサスフック）」が有名ですよね。
ダイワ独自で作られた“サクッと刺さる”をコンセプトにした針なんですが、それを採用せずに他社である土肥富のフックを採用するということは、それほど信頼をされているフックと言うことができます。
商品は『月下美人アジングジグヘッドTG』。
鉛より比重の高いタングステンの玉を使ったジグヘッドですが、このフック部分は実は土肥富のレンジクロスフックが採用されているんですね。
またその他にも、コスパの良いタングステンジグヘッドとして知名度が上がってきている、タングステン本舗が販売する『TGディンプル』も、土肥富製フックを採用しています。
関東アジングの人気スポット、横浜。 そんな横浜アジンガーの間で噂になっている、ジグ単アジングに注目のジグヘッドがある。 それが「TGディンプル」。 もしかしたら横浜以外の方は聞いたことがある人は少ないかもしれませ[…]
これ横浜のアジンガーの間でも結構話題になった商品。
ちなみに現在、材料の手配状況により品薄状態ですが、今後も製造でき次第、販売していく予定とのことです。
▶つられて値上げか！？
今回、大元の土肥富のフックが値上げになるということは、それにつられてそのフックを採用している製品も当然値上げになることが予想されます。
まさかそれも+〇百円になってしまうのか…？
なんて不安がよぎりますが、タングステン本舗さんにお話を伺うことができましたので、お伝えいたします。
今回の土肥富社の値上がりによって、同社フックを採用しているTGディンプルも値上がり予定はあるんでしょうか？
という質問に対して、タングステンジグヘッド『TGディンプル』は値上げはしない方向という回答をいただきました。
これは良かった！
TGディンプル愛用の方にとっては、安心する回答だったのではないでしょうか。
▶そもそも‟フック”は値上がりしない？
そもそも土肥富の人気ジグヘッドの値上がりですが、どうやら一部のジグヘッド系のみが値上がりしている模様です。
アジング用のジグヘッドだけでなく、バス用のジグヘッドも一部値上がり。
逆に言うと、フック単体の製品「レンジクロスフック」などは値上がりしていないようなのです。
なので、自作組にとっては今のところ関係ない話ですね。
ならこれを機に自作にチャレンジしてみても良いかもですね。
高すぎでもう買えない！？釣具店で買い占めるなら今！
今回の値上がりは結構衝撃的でした。
多少はしょうがなくても、その金額ですよね…。
確かにすごく評判が良くて人気のジグヘッドだけど、さすがに1本150円は買えないよって人も多いようで、、、。
その噂を聞きつけたアジンガーの皆さんに動きが出ているらしく、旧価格のジグヘッドを買占めに走っている人もいるようです。
確かにジグヘッドなんて消耗品ですからね。
いつも使っている人は、安いうちにまとめ買いしておきましょう！
レンジクロスヘッド
レンジクロスヘッドはこちらで購入可能です。
フロードライブヘッド
フロードライブヘッドはコチラで購入可能です。
てゆーか土肥富社製フック採用の『TGディンプル』がお得って話？
と、ここまで来て重要な話。
ちょっとよく考えてみてください。
オリジナルであるレンジクロスヘッドやフロードライブヘッドが値上がりして1本あたり150円ぐらいになっちゃうわけですよね？
でもって、タングステン玉を採用したTGディンプルはお値段据え置き。
TGディンプルは5本入り税込440円で、1本あたり88円です。
表にしてみるとこんな感じ。
| 商品名 | 価格 | 1本あたりの価格 |
| レンジクロスフック | 770円（5本入り） | 150円/本 |
| TGディンプル | 440円（5本入り） | 88円/本 |
あれ？
高額なタングステン素材製のジグヘッドの方が40％ぐらい安いんですけど（笑）！
まー、ただ勘違いしてはいけないのは、レンジクロスヘッドやフロードライブヘッドと、TGディンプルは別物ですから。
ヘッドの形状が違うので、総合的に動きや性能が違いますからね。
鉛は鉛で良い点があるし、タングステンだからと言ってデメリットになるシチュエーションもあります。
なのでそれぞれの特徴を理解した上で、あとはお値段を見比べて選んでみてはいかがでしょうか？
まとめ
と言うことで今回は、大人気の土肥富社製アジング用ジグヘッドの値上がりについて見ていきました。
「レンジクロスヘッド」「フロードライブヘッド」など、メインに使っているアジンガーは非常に多いと思います。
値上がり前と値上がり後では、かなりの金額差になりますので、旧価格で買いたい方はお早めにどうぞ！
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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