2022年秋冬シマノの新製品ロッド。
皆さんが予想していた、期待していたロッドは発表されましたでしょうか?
今回はそんな新製品の中から、ちょうどハイシーズン前に発売される予定の注目の製品を一つ、ピックアップしました!
それは船竿の『22ベイゲームカワハギ』です。
昨年の秋冬、関東ではカワハギ人気が爆発し、仕掛けなんてどこのお店でも売り切れ状態になってましたし、竿やリールを揃えた人も多かったのではないでしょうか?
今年も引き続き、人気が出ることが予想されていますが、、、。
ということで今回は、新製品『22ベイゲームカワハギ』について見ていきたいと思います。
『22ベイゲームカワハギ』とは?
22ベイゲームカワハギは、2022年秋冬に新発売されるシマノのカワハギ専用ロッド。
ベイゲームカワハギシリーズは、実は全くの新製品ではなく、過去にも存在していたロッドです。
かつて2014年にはベイゲームカワハギ。
2016年にはベイゲームXカワハギが販売されていました。
そして今年2022年に再び生まれ変わって登場したというわけです。
現行のシマノのカワハギロッドの中では、上位機種の「ステファーノシリーズ」と入門クラスの「カワハギBB」の間に位置付けされるクラスとなります。
シマノ2022年秋冬新製品『22ベイゲームカワハギ』の特徴
それでは、2022年秋冬新製品で注目の新製品ロッド『22ベイゲームカワハギ』の特徴について見ていきましょう。
ここでは、22ベイゲームカワハギに採用されている“4つのシマノテクノロジー”と“3つのポイント”に注目していきたいと思います。
▶22ベイゲームカワハギに採用されているテクノロジー
それでは、22ベイゲームカワハギに採用されているシマノテクノロジーを見ていきます。
「22ベイゲームカワハギ」採用テクノロジー
- スパイラルX
- ハイパワーXソリッド
- タフテック
- CI4+
これはなかなか凄いです…。
価格帯から考えても中級ロッドとしては、なかなかの技術が投入されてきたぞ!
スパイラルX
スパイラルXはロッド縦繊維の内層と外層に、カーボンテープをそれぞれ逆方向斜めに密巻きした三層構造。内外の斜めの繊維により、軽さを維持しながら、高いネジリ剛性とつぶれ剛性を実現することができます。キャストやファイトといった釣りの動作における瞬時のパワー伝達がよくなり、軽さを維持して“獲るための地力”を高める、シマノ独自の「基本構造」。
ハイパワーXソリッド
柔軟なソリッド部をカーボンテープで強化。ソリッドの魂ともいえる喰い込み性能、繊細な曲がりを阻害することなく、ブレやパワーロスを抑制。キャスト精度、操作性、感度を飛躍的に高めた。
タフテック
素材の配合と製法を見直すことで、従来にない強さを与えられたカーボンソリッド穂先。タフテックαと比べて張りのある高感度が特長です。
CI4+
カーボン繊維によって強化したシマノ独自の素材CI4をさらに進化させたCI4+。従来樹脂と比較してより軽量で高い強度を備えているのが特長。
▶22ベイゲームカワハギのラインナップとスペック比較
それでは22ベイゲームカワハギのスペックを見ていきましょう。
品番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | 調子 | 錘負荷(号) | 本体価格(円) |
M180 | 1.8 | 2 | 94.5 | 96 | 0.8 | 8:2 | 20~35 | 26,500円 |
MH175 | 1.75 | 2 | 92 | 97 | 0.9 | 8:2 | 20~40 | 26,800円 |
H170 | 1.7 | 2 | 89.5 | 94 | 0.9 | 9:1 | 20~40 | 27,100円 |
22ベイゲームカワハギは3種類のラインナップです。
オモリ負荷は、ほぼほぼ一緒ですが、長さや調子が違うので、カワハギの繊細な釣り方に合わせて選ぶと良いでしょう。
シマノ現行のカワハギ専用ロッドを比較!
それではここで、シマノ現行のカワハギ専用ロッドを比較していきます。
シマノのカワハギ専用ロッドと言えば、代名詞的存在のステファーノシリーズがありますが、その中でもコストパフォーマンスに優れたアイテム「ステファーノSS」をピックアップ。
そしてエントリーモデルのカワハギ専用ロッドと言えば、BBシリーズの「カワハギBB」。
そして今回の22ベイゲームカワハギと、価格帯も近いこの3機種を比較してみましょう。
▶定価とテクノロジー比較
まずは定価比較です。
機種名 | 定価 |
ステファーノSS | 36,200円~ 37,300円 (税別) |
ベイゲーム | 26,500円~ 27,100円 (税別) |
BB | 18,400円~~18,700円 (税別) |
価格的には大体1万円前後ずつの差になっています。
続いて、テクノロジー比較です。
ハイパワーX | スパイラルX | ハイパワーXソリッド | タフテック | CI4+ | |
ステファーノSS | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
ベイゲーム | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
BB | 〇 |
なんと驚き!
上位機種の「ステファーノSS」と「22ベイゲームカワハギ」に採用されているシマノテクノロジーが全く一緒という衝撃の事実が判明しました。
これは22ベイゲームがステファーノSSと同等クラスになってしまったということなのか?
また、逆にBBがあまりにも安っぽく見えてしまうんだけど…。
▶特徴比較
それでは、テクノロジー以外の特徴も比較してみたいと思います。
本体素材 | 穂先タイプ | ガイドタイプ | リールシート | |
ステファーノSS | カーボン | タフテック | チタン/SiC | フィッティングサポートCI4+ |
ベイゲーム | カーボン | タフテック | ■ステンレス/SiC(トップガイド)■ステンレス/アルコナイト | マルチパーミングCI4+ |
BB | カーボン+グラス | グラスソリッド | ■ステンレス/SiC(トップガイド)■ステンレス/Oリング | マルチパーミング |
詳しく見てみると、どうやらここに大きな差があるようです。
ステファーノSSと22ベイゲームの違いは、ずばり“ガイド”の差が大きいということですね。
当然、その他デザインや装飾等、細かい点はまだ違いがありますが、大きな違いはこういったところですね。
22ベイゲームカワハギは“買い”なのか?
それぞれ価格帯の近い機種の比較をしてみましたが、皆さんはどう感じましたか?
やはりステファーノシリーズは、シリーズ内一番下の機種であるSSだったとしても、チタンSicを採用しているというところで、ブランド力が強いです。
当然“軽さと感度”に優れているということなんですが、そうは言っても、ステンレスSicトップガイドとアルコナイトリングでも、使用面では全く恥ずかしくない十分なガイドセッティングです。
むしろその他の面が上位機種のステファーノSSとほぼ同等というところが魅力的です。
相対的に見て、中級者が選ぶカワハギロッドとして、22ベイゲームカワハギは買いだと思います!
22ベイゲームカワハギの発売日は?
さて、そんな22ベイゲームカワハギは、一体いつ買えるのでしょうか?
メーカー発表によると発売予定は8月となっています。
シーズンが本格化すると買えなくなるかもしれないので、気になる方は早めにチェックです。
カワハギ釣りのシーズンは?
ちなみにカワハギの船釣りは、関東の人気釣り場の三浦半島剣崎沖の場合、8月1日からスタートします。
産卵期は6月~7月は禁漁期間です。
ベストシーズンは10月~12月なので、この前には22ベイゲームカワハギを手に入れることができるのではないでしょうか。
22ベイゲームカワハギの予約開始!
そんなこんなで見ていきましたが、今年のカワハギ釣りは新製品で挑みますか?
近年のコロナ禍における釣具の生産事情を考えると、最新のロッドが欲しい方は早めに予約しておくのがベストです。
ネットショッピングではすでに予約受付中です!
絶対に欲しい方は要予約ですよ!!!
まとめ
ということで今回は、シマノが2022年秋冬に発売する新製品ロッド22ベイゲームカワハギについて詳しく見ていきました。
個人的には、中級機種としてはテクノロジーもしっかりしているし、価格帯から考えても良い商品だと思います。
“ちょっとイイ竿”と言う感じで選ぶのであれば、おすすめできる機種ではないでしょうか。
今年の秋冬のカワハギ釣りに、是非ご検討ください。
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