今回は冬のサーフ釣行の後編です。
前編では、夜磯から移動してサーフで釣りを始めて間もなく、シーバスが釣れるまでの記事を公開しました。
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冬のシーバス釣り。前回の釣行では夜磯からスタートして、朝マズメは新規開拓のために初めてのポイントに行ったものの、強烈なウネリに翻弄されて撃沈してしまいました。 ▼関連記事:超爆風の夜磯から朝マズメの初磯で撃沈! [sitecar[…]
アレには本当にびっくりしましたね。
あんな鏡みたいな海面をしてる流れのないスカスカなところで食ってきたんですから…。
そして今回はあの後、更なる“劇的な展開”が起きてしまいましたので、その模様を≪後編≫としてお届けします。
冬のサーフでヒラメ釣り
シーバスが釣れた後、再びHITエリア付近に戻り釣りを再開。
しかしやっぱり流れも緩く、普段シーバスを釣っている感じからすると、“雰囲気”がないというのは変わりない。
先ほど釣れたルアーは水面直下の12cm…。
「ちょっとサイズダウンしてみるか」と、特に大きな意味もないですが、何となくルアーサイズを落として探ってみることにしました。
するとなんとその1投目…!?
ガツッ!
着水してテンション張って巻き出して3回転目ぐらいでした。
ルアーに食いついた感を感じるガッチリとしたバイトにしっかりフッキングさせ、エラ洗いさせないようにティップを下げ、テンションを緩めないように巻いてくる。
なかなかの重さと引き。
これは先ほどのシーバスより良いサイズか!?
と、波打ち際まで寄せ、最後の寄せ波で一気にズリ上げます。
すると…!?
あれ?
え?
まさかの自己新記録50cmのデカヒラメでした!
最後の最後までヒラメとはわからず、シーバスだと思ってやり取りしてました(笑)。
まさかのデカヒラメは超表層でのHIT
とにかく驚いたのはHITレンジ。
投げたルアーはNL-1からサイズダウンさせたものの、同様に表層直下を泳ぐシャローアサシン99Fフラッシュブースト。
こちらも表層直下を泳ぐシャローレンジ用のミノーなのです。
つまり、そんな超表層の場所に、砂底でエサを狙っているはずのヒラメが食ってきたのです。
でもヒラメは時折海面からジャンプしてライズすることもしばしば目撃しているので、レンジに関してはあるっちゃあるんですが、にしても「このサイズのルアーで表層は」ってところがダブルパンチで驚きだったのです。
ヒラメ高活性!続けざまに波打ち際の強烈バイト!
まさかのデカヒラメに驚きと興奮が止まらない(笑)。
やっぱり今冬はヒラメが絶好調だな!
ってことでもうここからは完全にヒラメ狙いで、ルアーもレンジを落として、動きもブリブリ系のルアーに変更して、完全にヒラメ狙いでランガンしていくことにしました。
するとまたしても数分後です…。
距離にして10mほど歩いたところ。
今度は超波打ち際!
目の前というか足元というか、すぐそこでルアーをピックアップするかしないかってところで…。
ガガッツ!
と強烈バイト!
これにも驚かされて、今度は合わせが遅れてしまい、かすりフッキングはしたものの、重すぎて外れてしまいました。。。
やっちまった。。。
まさかの超波打ち際。
潮の干満の影響でブレイクがすぐ目の前にあったのですが、そのブレイクに着いていたようですね。
朝マズメは爆釣か!?
マジでヤバイぐらいにヒラメがいる…。
これはまだまだイケるぞ!
しかもヒラメが一番釣れる『朝マズメ』はこれからだぜ!?
と期待度満点で迎えた朝マズメ!
釣りって不思議なもんですね。
やっぱり殺気を悟られるんでしょうか(笑)。
本命視していた朝マズメはまさかのノーバイト。。。
そしてその後もしばらく頑張ってみて、ルアーチェンジしながらシーバスと交互に狙ってましたが、結局、暗いうちに釣れただけで終了となりました。
釣果
後編の釣果はヒラメ×1匹で終了。
1日の結果としては前編で釣れたシーバス×1も加えて2匹ですね。
まとめ
今回はどちらの釣果も驚きがありました。
シーバスは流れを全然感じないところから、ヒラメはド表層&超足元で釣れてくれました。
これはやっぱり“固定概念にとらわれてはダメ”ってことですね。
今回の2匹はたまたま上手くフッキングしてくれましたが、最後の強烈バイトみたいに、集中してない時のアタリは反応が遅れてフッキングミスすることも多いですからね。
これからも色々な可能性を想定しつつ、バラシをできるだけなくすように頑張りたいと思います。
SPECIAL★TACKLE
今回使用したオススメのタックルをご紹介します。
ROD ≪パームス≫ショアガン SFGS-103M
サーフはもちろん磯マルゲームでも重宝するレングス。色々なルアーを投げれるMクラスだけど食い込みは良く、シーバスだけでなくヒラメゲームでも十分使えるオールラウンダーロッド。
REEL ≪ダイワ≫19セルテートLT3000XH
かつてのセルテートと比べ、モノコックボディを採用することによりさらに強靭かつ軽量なボディになり、回転性能はこれまでのDAIWAリールのイメージを変えるほどのスムーズさを実現しています。個人的には今一番欲しいリール。セルテートのファンはやっぱりセルテートを選ぶでしょう。※僕が使っている10セルテート3012Hはすでに廃盤
SPECIAL★TOOL
今回使用したオススメアイテムをご紹介します。
LINE ≪シマノ≫ピットブル4/1.5号
大手メーカーの信頼感。それでいてリーズナブルさが人気のラインです。特にこだわりがなければこれで十分!
LINE ≪DUEL≫ハードコアパワーリーダー/20lb
フロロカーボンとナイロンをブレンドした超強力複合素材「カーボナイロン®」を採用 したハイブリッドショックリーダー。フロロだけどしなやかみたいか感じがとてもGOODです。
SPECIAL★LURE
今回使用したオススメのルアーをご紹介します。
LURE ≪シマノ≫シャローアサシン99Fフラッシュブースト
元々かっ飛んで釣れるルアーとして長く愛されているシマノのアサシンシリーズから2019年に新発売されたフラッシュブースト。前方の反射板が、ルアーを止めておいてもアピールすると話題になりました。今回も着水直後からアピールして、巻き出したら堪らず食いついたって感じかもしれません。
タックルデータ
■リール:≪ダイワ≫10セルテート3000
(19セルテートLT3000XH)
■ライン:≪シマノ≫ピットブル4/1.5号
■リーダー:≪DUEL≫ハードコアパワーリーダー/20lb
■ルアー:≪シマノ≫シャローアサシン99Fフラッシュブースト